【はたらく魔王さま!12話】渡り廊下の新しい渡り方と公園【感想レビュー


はたらく魔王さま! 第12話「魔王、己の職責を果たす」

 前回のレビュー書いてる時は気付かなかったけど、猿江が香水をプンプンさせていたのは7話でコンビニ店員に投げられたペイントボールの臭いを消す為だと気がついた。8話で恵美が「ペイントボールの痕跡も臭いもない・・・・?」と言った時、「魔法があればなんとでもなりそうだし」と勝手に思って、鈴乃が犯人かどうかだけを考えていたが、猿江の伏線だった。

 ・・・・猿江が女の子で本気で香水について考えられていたら辿り着けたかもしれない・・・・だって男の事考える気しないし(言い訳)。あと猿江は大天使と言いつつ戦闘系呪文しか使えない脳筋だったようだ(笑)。

 芦屋がハゲにダウンさせられ看護婦が駆け寄るシーンが病院の外から見る視点に変わる。ハゲが隠れて様子を盗み見ている演出。・・・・せっかく演出意図がわかったので書いたけど、ハゲ絡みだと思うとなんか2、3行でも書くのがメンドイ(笑)。

 色々あって鈴乃が罪のないデュラハン号を破壊し涙する真奥(笑)。"公園"を逃げ回る真奥に追う鈴乃。そして2人は近くの渡り廊下、高架の上で対峙する。

 渡り廊下は棟と棟を繋ぐもの。その暗示の通り真奥は鈴乃と心を繋ぐ為に説得を試みる。鈴乃の正体も、差し入れに聖法気が入っていた事も知ってて付き合っていたと告げる真奥。更に

「目的の為に手段選ばねーってんならお前ら、俺ら悪魔とどう違うってんだ。一緒に富島園いったりバザーの準備したり、せっかく仲良くなった恵美やちーちゃん巻き込んで恥ずかしくねーのか!?」

と鈴乃を問い詰める。精神攻撃は基本。その言葉に逆上し鈴乃が繰り出した攻撃が、渡り廊下を上から下に貫通する。それに巻き込まれ下に落ちる真奥。

 普通、渡り廊下は水平方向に建物を繋ぐが、今回は変則的に垂直方向に繋いだ。渡り廊下(に開けられた穴)を通り2人が辿り着いたのは公園。8話レビューで書いたが公園が暗示するのは人々の交流。真奥の言葉と行動が鈴乃に届いた事を示す。

 またこれより水平方向の渡り廊下は、鈴乃と教会の繋がりを暗示していたと考えられる。(深層意識では真奥が正しいと答えが出ていた)鈴乃は自らそれを突き破って真奥と2人公園に至った。その後の真奥の言葉を聞いた時、辺りに舞う視界を阻む粉塵(教会との繋がりの欠片)も四散する。なら次に鈴乃がどうするかは明白だった。

 8話レビューで書いていた公園がここで繋がってちょっと嬉しい(笑)。

 色々あっていよいよ猿江と戦う真奥。(自家発電は無理って設定なのかもしれないが)圧倒的に不利な状況の中、自分からは魔力の補給ができないのなら、真奥の不屈さ、心の強さが推し量られる。この状況でも悲観、恐れ、絶望などを抱かないとは流石は魔王さま。

 そんな中ハゲに魔法を使わせ、(多分制御サーバーをハックして)信号などを狂わせ、周辺を大混乱に陥れた漆原。知将の称号はもう漆原にやれば良いんじゃないかな。一方、魔力で回復したのに魔王城へマントを取りに行き、又も役に立たなかった芦屋。もう「遅将」の称号に変えても良いんじゃないかな(笑)。

 そして澄み切った空気を貫く眩い朝日に包まれる一行。めでたしめでたし。

 ※おまけ※
差し入れに聖法気が入っている事を考慮して少し食事風景を観直してみる。真奥は淡々と食べ、美味しそうにする事はない。漆原に至ってはうどんを食べたのは7話の1回のみ。芦屋だけは普通に啜る事がある。

------7話------
恵美に殴られ、口も切ってるかもしれないし鼻に綿を詰めている為にゆっくり食べる真奥。その演出が隠れ蓑となり聖なるうどんの存在に気付き難い。

拾ってきた恵美の荷物を置き、食卓に着く漆原。うどんを食べた映像はここのみ。

バイトにいく為部屋を出て「恵美に絡まれると気力が一気にもってかれるわ」と悪態をつく真奥。だが疲れたのは、はじめて食べたうどんのせいでもあった筈。

------8話------
千穂がいるのに真奥がバイトに鈴乃を誘ったり、着物しかないと言う鈴乃の時代錯誤の話を聞いたりで呆れながら食べてる演出が隠れ蓑に。

食事の最後に「(鈴乃は異世界人なんだから、こっちの世界の買い物とか)下手な事はしない方が良いと思うがなぁ」と生暖かい感想を述べる真奥。

-----10話------
賞味期限が近いと大量のうどんを食べる真奥と芦屋。連日大量に食べてもう食べ飽きている演出でもあり、それが隠れ蓑となっている。

「食い過ぎだ、(聖法気入ってるし)まだ本調子でないんだから無理するな」
体に悪い事をわかっている真奥は芦屋を気遣う。

漆原の「魔力があつまるかもね」を聞いて一瞬手を止めた後、それを考えながらうどんを惰性で啜っている真奥。との演出がまた隠れ蓑に。

「(へー芦屋もいっちゃうんだ)ふーん」と漆原が言う時に、死んだ目でゆっくりうどんを啜る真奥。

「って流石にそろそろそのうどん賞味期限的にヤバいんじゃないの〜?」
と言う漆原に対しうどんを食えと勢い良く啜る芦屋。

芦屋と漆原が揉めているのを見ながら「良いから早く食べなさい」となかなか飲み込めないうどんを口一杯に頬張った真奥が映される。

-----11話------
冒頭漆原の周りにはお菓子やジュースが。
Bパート開始時煎餅を食べながらノートパソコンを弄る漆原。


改めて見直すと、鈴乃が来てから真奥と芦屋が美味しそうにご飯を食べた事がなかった。流石にちょっと可哀想(笑)。まあ1話から見直しても結局貧乏暮らしを再確認するだけになりそうな気はするけど・・・・。その内このお詫びにと鈴乃が・・・・本が薄くなるな(期待)。
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2013年06月29日 18:46 by 元会長
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