1話は、スーがコスプレ姿で学内を歩きげんしけん部室までくるところからはじまる。そこに重ねて会長である荻上と、大野、朽木の会話が流れる。
「去年、現代視覚文化研究会の新会員が0という結果に終わりました。その件について、先輩方は何が敗因だったとお考えですか?」
「それは、私がコス衣装を大量に持ち込んだ事と」
「私がそれを着て大活躍した事ですな」
問い質す荻上に答える2人。学内の道を歩くスーを不審そうに見る学生が、しかしそのまま通り過ぎる。コスプレで人が寄り付かなかったのをなぞる演出。
●笹原は朴念仁
場面変わって新歓会場。朽木の抑止力として男子会員が欲しかったと言う荻上に
「あら〜でも男子なんか入れたら笹原さん卒業しちゃいましたからね、心配しちゃうんじゃあ?」
と言う大野。しかし昨日、荻上の部屋で会った笹原は漫画のネームの話しかしなかった。
「そのまま昨日は徹夜でネーム直しましたから、自信とか・・・・自信なんて・・・・」
と荻上は落ち込む。回想シーンの荻上は最初から笹原と目を合わせていない。新入部員について話しながらも、少し頬を染めながら目を合わせない。そして笹原に「ところで荻上さん」と言われると顔を跳ね上げオーバーリアクション。明らかに期待していたようだが実際は・・・・。
●元ネタ
OPの歌詞の
(距離も次元も時空も)「超えて〜無限旅行へ〜」
の時に鉄研の前を左から、茶短髪にピンクのTシャツに大きな白いバッグを背負った男が通り過ぎる。これが一番波戸っぽい。ならバックの中身は・・・・。次点はルフィーみたいな麦わら帽の奴(笑)。
あと歌詞をググったらOPの元ネタっぽいのがあったのでついでに、
「げんし、女子は、たいようだった。」→「原始、女は太陽だった」
「道のむこう、約束の場所」 →「雲のむこう、約束の場所」
「俺の脚を越えてゆけ」 →「俺の屍を超えてゆけ」
OP、1〜2話サブタイはそれぞれ元ネタがあるっぽい。EDはググっても元ネタっぽいのはなかった。
●座席は語る
OP明けて部室。吉武と矢島の自己紹介の間、化物語を見ていたスー。そして一通り話が終わると「会長(荻上)はミーの嫁!」と宣言しただけ、打ち解けているとは言い難い。その後波戸が来て座席はこのように。
TV
スー 机机 吉武
荻上 机机 矢島
大野 机机
波戸
朽木
吉武が出した同人誌(歴史もの)をすぐ読みはじめるスー。話をしながらそれに続く大野。腐女子サークルになってしまったと落ち込む荻上。
次は、新歓コンパにいく為に学内に集まった時の配置。
朽木
波戸 吉武 矢島
大野
斑目 田中 荻上
柱
スー
1回同人誌を読んだだけではスーと新人との壁は埋まらない・・・・しかし八九寺ネタを見せに(?)斑目の部屋にいってるし、意外と斑目には壁がないっぽい。
そして荻上の部屋での座席。荻上にも斑目にも近いスーの位置は妥当。はじめて会った時は波戸のすぐ隣だった矢島だが、それ以来ずっとその隣を避けている。後のシーンで波戸の女装に抵抗があると言うし、それが座席にも表れている。
朽木
波戸 吉武 矢島 スー 荻上
大野 机机机机机机机
田中 机机机机机机机
笹原 斑目
このあと春日部が来て斑目の左に座る。なら、笹原が机の右側に、高坂が春日部の左に座ったと思われる。
更に場面は変わり、部室で波戸を問い質す時。
机机 朽木
荻上 机机
波戸
スー 大野
矢島 吉武
毎回波戸の近くを離れない朽木・・・・は、どうでも良い。薄い本的にも朽木の需要ってあるのか?(笑)会長なのに波戸の後ろに座り、更に90度の角度で座る荻上。会長は柄じゃないと心の中でぼやいていたが、完全に逃げモード、大野に丸投げしている。最終的には机から波戸の方に寄っていき、ほぼ真横にはいくが、潜在ボッチLVは高い(笑)。
ここでスーは前面に出てるし、最後は
「着替える場所ならあるぞ。いくか、波戸!」
と言って読んでいた歴史ものBL(断定)を閉じる。歴史ものは吉武のジャンル。更に波戸を斑目のところに連れて行く。冒頭と比べると吉武や波戸とどれだけ打ち解けたかが良くわかる。
●道のむこう、約束の場所
大学から5分、道のむこう(にある)、約束の場所は斑目の部屋だった。
「え、えーっ・・・・あれー?」
と合鍵を渡してしまう斑目。流石、総受けは伊達じゃない(笑)。
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