【サーバント×サービス5話】倉庫の扉は心の扉。千早の猛アタックがはじまる?【感想レビュー】


サーバント×サービス 第5話「皆が持ってる ヒヤリの体験 活かして今日も 健全職場」

●ルーシーは鈍感

 薫(長谷部姉)の部屋で、長谷部とルーシーと薫の3人が話す時、テーブルの周りの椅子が空いているのに、長谷部だけ離れたカウンターに寄り掛かっている。姉の部屋ではあるが、経緯をまだ説明してないし、やましい事はしてないとルーシーに気を遣って距離を取っているものと考えられる。しかし、当のルーシーはそれらを全然わかっていない。
「気の遣い甲斐がない子だな」
と嘆く長谷部。2話レビューで書いた長谷部の弱点は「ルーシーにどれだけ尽くしても気付いて貰えず報われない」になりそう(笑)。

 また、薫の家から帰る時、途中まで一緒に歩いているのに、最終的に来た方向に引き返す長谷部。ルーシーを送って来たようだ。しかし、ルーシーは「あの、何かお詫びさせて下さい」と全く長谷部の気持ちに気付いていない。
「うーん、貯めといて。ポイント貯めておいて、いつかデカいお願いしたい時に使う」
「じゃあ気を付けて帰ってねー。楽しみだなー」
この長谷部の台詞は、そんな鈍感ルーシーに対するちょっとした意地悪だと思われる。

 翌日、薫の部屋にお詫びにいくルーシー。色々あって、長谷部の部屋にいってルーシーが持って来たお菓子をみんなで食べようと提案する薫。それに難色を示すルーシーに真意を告げる薫。
「そ、そんなとてつもない、高級なお菓子ではないのですが」
「やーねー、メインのお土産はルーシーよ」
だが、ルーシーはやっぱり真意がわからない。

「休日は遊び歩いているイメージでした。なんかこう、ナンパ的な?女の人と遊んだり?」
「うーん、そういうのは最近してない」
「何故?」
「この間、お前に告白したからだろうが!」

 更に、長谷部の部屋での長谷部とルーシーの会話・・・・ルーシー、恐ろしい子・・・・。

 また、ルーシーがお礼に訪ねた時、薫は部屋着だった。長谷部の部屋にいき、最初に出て来た長谷部も髪留めに眼鏡と部屋用の格好だった。「はい」と言う声も低い(笑)。長谷部家は休日は出歩かない派?

●トイレの意味

「全く、何やってるんですか、山神さん。私が法事で休んでいる間に、飲み会で酔い潰れて、長谷部さんに持ち帰られるなんて。今回は長谷部さんが善人ぶって大丈夫でしたけど、お酒に飲まれるなんて社会人失格ですよ」

 トイレの前でルーシーを説教する千早。まず"法事=コスプレイベント"の間違いだよね?(笑)。あと長谷部を"善人ぶって"と頭から否定しているのも酷いと言えば酷い。何より、ルーシーの為に説教しているようで実はそうではない。千早がトイレで出しているのは自分の汚い心。

 後のシーンでわかるが、千早と一宮付き合っていて、2人はそれを(多分一宮の希望で)隠している。なのに職場で普通に長谷部とイチャついてる(ようにしか見えない)ルーシー。これはそんなルーシーへの言わば八つ当たり、飲み会での失敗は単なる口実。トイレの演出的意味から、千早は恋人らしい事ができていない一宮との関係の不満をルーシーにぶつけていると考えられる。

「仕事に戻らねば息の根を止める」

 (背後から驚かせて)ルーシーとイチャつこうとした長谷部に対する千早の言葉。もう八つ当たりのレベルを超えているかも(笑)。千早が長谷部を嫌うのはコスプレ以外にもこんな理由があると考えられる。まあ、長谷部も仕事中に悪戯心出してたのは確かだけど。

●倉庫の扉は心の扉

「千早ちゃんはルーシーの事気に入ってるにしても、俺の事嫌い過ぎない?」

 倉庫で書類整理をする長谷部と一宮。長谷部がこう嘆くのも仕方ない。そして話をしていくと、
「まあ彼女いても、いつもクリスマス前に振られるんだけど・・・・」
と一宮が口を滑らせる。理由を尋ねる長谷部だが、一宮は答えようとしない。そこに千早とルーシーがやって来て、千早が以下のように言う。

「イヴが塔子さんの誕生日だからです」
「クリスマスは、恋人同士には大きめのイベントですよね。」
「それなのに・・・・普通に妹を取る訳ですよ」

この時、千早の眉は下がり、言い方もちょっと悲しそう。後のシーンで千早は
「クリスマスは、私もコミケ前で忙しいので、どうでも良いですが・・・・」
と言っているが、本当はクリスマスを一緒に過ごしたいのかも?

 また、この時、倉庫の扉は開いたまま。今回の倉庫は今までのレビューで書いたような、心の整理の演出ではない。"倉庫=心"は変わらないが、その扉が開いている=心の扉を開き何かを打ち明ける事を示す演出。そして千早は

「そうですね、私がその今の彼女ですから・・・・なんて、冗談ですよ。ねえ、一宮さん(威嚇)」

一宮と付き合っている事を打ち明ける。この台詞や今までの言動より、付き合っているのを内緒にしようと提案したのは一宮、原因は塔子に知られたくないから。本当に新人(8年目)はヘタレだな・・・・そして、これを冗談だと信じるアホの山神さん。誰かこの子の胸に貯まった栄養を頭に戻してあげて(笑)。

●しゃっくりをしているのは千早?

 また、しゃっくりは一時的な機能不全、出す気がないのに出てしまうもの。しゃっくりをしているのはルーシーだが、しゃっくりが演出しているのは"千早の一宮との関係に対する不満"。それを出す気はなかったのに、ルーシーや長谷部への八つ当たりとして出てしまっていた。だが、一宮と付き合っていると言えて、とりあえずそれが治まった。そして他人への八つ当たりではなく、一宮との関係を進展させる事を決意した。そんな千早の気持ちを表す演出だと考えられる。

「俺は心臓が止まりかけた」

 これは単なるギャグ台詞ではなく、今後千早が一宮との関係を進めようと塔子に接触したりして一宮の心労が増える暗示でもある・・・・まあ、リア充の癖にヘタレな新人(8年目)はもっと苦労すれば良いよ(ニッコリ)。

●千早の猛アタックはじまる

「よし、こんなもんか」

 自分の部屋を出てわざわざリビングで服装チェックをする塔子。明らかに一宮に見せている。そして塔子が出かけると入れ替わりで千早がやって来る。千早は塔子が出掛けるのを知ってて、その留守を狙ってやって来た。上で述べたように、千早は一宮との仲を進展させる決意を持って、一宮の部屋にやって来たと考えられる。

「一宮さん、せっかく2人きりなのに、他の人の事ばかりですか」
「冗談でデレたのに、真面目に反応されてしまった。1年以上付き合っても、からかいどころがわからない」

 しかし、せっかくの2人きりで、スネデレしてみても上手くいかず、挙句付き合ってるのがバレてゴメンと謝りまくる一宮。それを聞き"千早にしては珍しく眉をひそめ表情を明確に表す"。そして
「ゴメン、ゴメンやかましいですよ!」
とちゃぶ台を振り上げてキレる。付き合っているのをバラしたのは千早。千早もみんなに付き合っていると言いたかった。なのに一宮はそれが悪い事のように謝ってばかり、千早がマジギレしても仕方ない。

「あのさ、年も離れてるし、妹や職場に隠してるし、俺金もないし・・・・恵が無理して俺と付き合うことないよ」

 それに対するヘタレ新人(8年目)の台詞。これより多分惚れて告白したのは千早の方。「1年以上付き合っても、からかいどころがわからない」と言ってるし、こんなヘタレのどこが良かったんだろう・・・・。

「酷いです一宮さん。そんなに私と別れたいんですか?帰ります・・・・っ!」
「いかん、職場以外で久々に会ったのにろくな事言っていない。しかし、相変わらず何考えているか全然わからない」

 そう言って塔子の部屋に駆け込む千早と、対応に困る新人(8年目)。ホント、どうしてこの2人は付き合いだしたんだろう?(笑)。

「一宮さんには、もっと自信を持って頂きたいです。長所も沢山ありますし・・・・改めて言うのも面倒臭いですけど・・・・若干シスコンの点も、この通りコスプレにて受け入れる所存です」

 塔子の制服を着て出てくる千早。この台詞からも、やはり惚れたのは千早の方だと考えられる。シスコンでも受け入れるとスカートの裾を持ち上げる・・・・が、スカートさんは相変わらず鉄壁だった・・・・。

「一宮さんが一言、私の事好きと言ってくれれば」

 そして、いつもの無表情ではなく、真剣な顔で一宮に迫る千早。なのに新人(8年目)は「こんなところ塔子に見られたら・・・・」と妹が帰って来ないか怯えるばかり。もうこんなヘタレは課長に掘られてしまえ(笑)。そして、そこで塔子が帰って来る。

「なんで私の制服着てんの?」
「懐かしくてつい・・・・」

 勿論、千早は塔子に自分の制服姿を見せ、一宮と付き合っていると塔子に気付かせようとしている(多分)。

「良いんです・・・・"好き(威圧)"ですから」

 更に帰り際にもこう念を押す千早。新人(8年目)は胃潰瘍にでもなりそうな面持ちだが、塔子は全く気付かない。ルーシーといい、塔子といい鈍感過ぎる(笑)。

●北海道は広い?

 貧乏だと言う一宮兄妹だが、部屋は結構広い。長谷部姉弟の部屋も広かったし、やっぱり北海道は広々として快適そう。


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2013年08月07日 21:14 by 元会長
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