●アイスの意味
元気のない波戸について話す大野、スー、荻上。それぞれ紅茶、アイス、コーラを手に持っている。アイスは凝り固まり閉ざされた荻上と波戸の心を表す演出。
「今大事なのは波戸を孤立させない事。(中略)だから今は、少なくとも私達は、波戸の同類だと、強く意識させなければならない」
そしてこう話したスーが2人の心を溶かす(溶かす事になる)のを暗示している・・・・なのでエロい妄想をした人は僕と一緒に反省しましょう(笑)。
「・・・・だ・・・・良いんだ・・・・描いて良いんだ・・・・描いて、描いて良いんだ!」
そして荻上が持って来たささ×まだを見て感動のあまりこう叫ぶ波戸・・・・微妙にサブタイトルも似てるし「おめでとう」を連呼して最終回にした方が波戸の為かもしれない(笑)。
●スーはやっぱり斑目が好き?
「波戸ちん・・・・美しき波戸ちんが望んでいるのなら、僕は、華麗に攻めて見せよう・・・・!くち×まだで!」
色々あって、こう言いながら血迷った朽木が斑目に襲い掛かる。波戸は勿論みんな固まって動けなかった中、スーだけが素早く動き朽木を掌底で吹き飛ばす。反応の速さ=斑目に対する思いの強さ、やはりスーは斑目に好意を抱いている可能性が高い。ならスーが斑目を呼んだのは、会う為の口実でもあったのではないだろうか。
そして波戸が押さえ込んでいる間に扉を開け逃げようとする斑目。だが、手が震えてドアノブをなかなか回せない。やっと外に出てもコケそうになったり、この不安定さ、脆さが総受けオーラと言う奴か?(笑)。
●女子力・・・たったの5か・・・
服、食べ終わった弁当やジュースやお菓子のカラ、同人誌などが散乱する吉武の部屋。ゴミ箱も何かの紙袋にゴミを放り込んだもの。2話で不意に押しかけられたのに綺麗だった矢島の部屋と比べると、女子力の差は歴然。
弁当より自炊してない=料理もできそうにない、ベットに寝てポッキーを食べながら電話、と掃除以外でも女子力の低さが目立つ。ま、まあ波戸も料理できないって言ってたし(震え声)。吉武、外見は可愛いのに・・・・。
●2人の距離(物理)が心の距離(心理)
「いやいやいや、ちょっと待て。なんで来ていきなり威嚇された上に、道中記みたいな呼ばれ方せにゃならんのですか?」
部室に来ていきなり朽木に威嚇された矢島の台詞。こう言われながら朽木は部屋の隅の椅子に戻る。この時はまだ最後を敬語で締めている。
波戸 (大野)
机机机机机(荻上)
矢島 (スー)
朽木
そして波戸はこの図のように、朽木から机を挟んで反対側の席に座っている。なのに矢島は波戸の正面、つまり朽木にほぼ一番近い席に座る。()で示したように、窓側は上級生が良く座っているし、波戸の左隣も波戸を意識してしまうのだろう。しかし、逆に言えばそれらが勝るくらい朽木に対する嫌悪感は低い。つまり矢島の朽木に対する心の距離はそれ程開いていなかった。
「やべー、朽木先輩こんな時こそガーってやって下さいよガーって」
そしてナンパ男2人が部室に入って来た時もこう心の中で思う。しかしビビって隅の椅子で縮こまる朽木。それを見て
「ホント最悪だなお前」
と矢島の朽木に対する評価は地に堕ちる。
「うん?ああ、そうだな。まあ虚勢しか張れねー先輩よかずっとすげーや」
色々あって、ナンパ男を追い払った後、矢島は朽木をこう批判する。また矢島は朽木からほぼ一番遠い(大野)の席に座り直している。心の距離が明らかに開いたのを表す演出・・・・むしろ、こんな朽木でも今までそれなりに先輩として扱っていた矢島はホント常識人。
「やっべーなー美形キャラとかいつもならスルーなのに」
ただ、そんな矢島の趣味は大野に近いゲテモノだった(笑)。
それから色々あって、吉武の家に集まった1年勢と莉紗。部屋が綺麗に片付けられている。吉武が片付けたのなら良いけど、莉紗にやらせた疑惑が浮かんでくるのは何故だろうか・・・・(笑)。
部屋で4人が話す時、莉紗だけテーブルに着かず、ベットに腰掛けている。波戸と矢島との間にまだ壁がある演出。
その後、吉武がホント駄目な子だったり、波戸がツルツルだと明らかになったり、EDの斑目への繋ぎに悪意があり過ぎたりしたけど、最後は荻上のこの台詞で〆て貰いましょう。
「だから斑目さん総受けとか、もはやげんしけん女子の総意と言えるでしょう!」
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