●イメチェンしすぎの白純(笑)
ついに連続殺人犯を追い詰めた式。その正体は白純里緒・・・・なんだけど金髪になり女装をし、7話の外見と比べるとほとんど別人。まあ中の人を知ってれば声でわかるけど・・・・に、2話で認識できてなかったのは男キャラだったし、1〜2言だけだったから(震え声)。
でもこれって電車さんがわざわざ売人(クレジット名が酷い(笑))の声を隠してたのに、声で判別しても良いのかな?・・・・今更だけど(笑)。
●動きまくる戦闘シーン
そして式と白純の戦闘がはじまる。間合いを詰めては離し、読まれないようナイフと蹴りで上に下に攻撃を散らしていく。更に掌底や密着の牽制、関節技、上段蹴りに踵落としなどの大技が混ざり、見ていてとても面白い。
しばらく攻防が続くけど、式が白純のナイフを捌き、その喉にナイフを突き付け勝負は決まる。でも式は白純を殺す事ができず、白純を地面に蹴り倒す(ここ重要)。
●白純が連続殺人を再開した理由
「もう時間がないから会いに来たっていうのに」
倒れた白純がこう言う時、その左手が一瞬いびつに膨れ上がる。魔術(?)の副作用でもう余命幾ばくもなさそう。白純がこの時期に連続殺人を再開したのはこの為だろう。
●名前も信念もなく、正面に立つ事すらできない白純
「だが違うところで効果があったな。そう殺人鬼だよ。名前のなかった俺に世間が与えたこの名前。ふっふふふ、実に的を射てるじゃないか」
白純の台詞より、白純は自分に名前がないと思っていた。
「だから俺が羨ましくて探してたんだろ。早く自由になりたくて、俺っていう同類を見付けたかったんだ。ああ、わかってるんだ、わかってるとも。だって俺が一番お前をわかってやれるんだから。お前が何をしても満たされないのは、お前自身の起源に逆らっているからだ。我慢する必要なんかない、素直にやりたい事だけやれば良い」
また、白純はこう言いながら式の正面から、左側の壁を伝いつつ、式の後ろに移動する。真剣に相手に伝えたい話ほど、真正面に立って、真っ直ぐ相手の目を見て話す。
でも白純は自分の主張に自信がなく、信念のような芯となるものもない。だから式の前に立てない、式の目を見て話せない。薄っぺらい上っ面だけが暴走し、空しい虚勢を張っている。
「その証拠にお前の目はずっと俺の死を見てるじゃないか。ふふふ、抑える事はないぜ、両儀式。欲求の赴くままに俺のところに来たんだろ?俺を殺りたくてここまで追っかけて来たんだろ?さあ、俺を殺れよ」
その後、こう言う時も、横の壁にあるエアコンの室外機の上に乗る。相手の視線から外れ、一方的に自分の思いを告げるのみ。哀れな異常者の成れの果て。
●死亡フラグ
でも、どれだけ一方的に思いを押し付けても、式が動かされる事はなかった。
「なら原因を殺すしかないなぁ。今の両儀式を繋ぎ止めてる奴をさぁ。そうすれば全て解決だ!」
そこで白純は最後の手段に出る。黒桐を殺すと式に告げる・・・・それはこの作品で最大の死亡フラグだと思うんだけど(笑)。
事実、そう言うが早いか白純の左手は胴から離れ宙を舞った。一旦逃げて黒桐を探す白純。どうなっていくのか続きが気になります。
●式は良い娘!
でも、もっと気になる事がある。売人の
「あたしも頭逝っちまってる連中を沢山見てきたけど、あんなのはじめて」
や、式や黒桐や白純の台詞の端々から、4年前の通り魔が式である雰囲気が漂っている。今回の連続殺人犯は白純だけど、4年前の犯人は式である可能性がまた出てきた・・・・。
しかし!現場を見て、ずっと捜査を続けてきたベテラン刑事の大輔が
「昨年から今年にかけて起こった事件と、4年前の通り魔殺人。殺人現場が近いという事以外、共通点はほとんど見当たらない。しかし、今日まで捜査を進めてきて、どうしてかわからないが、やはり同じ奴の仕業と思えてならないんです」
こう言っている。大ベテランの刑事の見立てなら間違いないね!両方とも犯人は白純で間違いない!!という事で心配の種も消えたし、名刑事大輔の活躍を期待しつつ次回に続く!(笑)。
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