【サーバント×サービス10話】塔子が髪を伸ばしたのは千早に対抗する為?【感想レビュー】


サーバント×サービス 第10話「あとで良い ついでで良いは 大きな後悔」

●千早のヘアピン

 冒頭は一宮の部屋を訪ねる千早。この時ヘアピンを外している。千早がヘアピンを外すのははじめて。千早のヘアピンは本心をまとめ抑制するもの、外面を繕っている表れ。

 そして千早はそれを外してやって来た。今回は本気で塔子に一宮との関係を打ち明けに、認めて貰いに来ている。そして

(職場ではともかく、塔子さんには後ろめたい事ないし、堂々と言えば・・・・)

こう考えながら千早が取り出したのは巨大な袋。独白に反し、その袋の大きさが後ろめたさの大きさ。千早は訪れた用件を
「ちょっと、通りすがったので・・・・」
と言っていたが、通りすがりで持って来る手土産じゃない(笑)。

●塔子は千早と一宮の関係に気が付いている?

 そして意を決して伝えようとする千早だが、突如としてラブコメの主人公も真っ青の難聴になる塔子(笑)。

「いえ・・・・なんというかその、言いたい事があって・・・・」
「胃が痛い事がある?」

「あの、塔子さん。実は私、一宮さんとお付き合いを・・・・」
「アニキと千早が・・・・ど付き合いをするなんて千早の方が強そうね」

 しかし、それ以外は普通に受け答えをしているし、最後のやり取りは

「塔子さん、もしかして気付いてるのにわざとはぐらかしてます?」
「ウン・・・・」

こう言っているように聞こえる。塔子が寝たのは、本当に勉強疲れなのか、嫌な話を聞きたくない防衛本能なのかはわからない。でも、眠りに落ちる間際、無防備に出てしまった「ウン」が本心である可能性は高い。

 とすると、9話レビューで書いたように、やはり塔子は千早と一宮の関係に気が付いている、塔子が髪を伸ばしたのは千早に対抗する為・・・・のように見える。

 そして眠ってしまった塔子を膝枕する千早。見え・・・・。

 また塔子が勉強に使っていたのは「みつば大学」の赤本。後に花音が区役所に来た時に「みつば区役所」の文字が映るので、塔子は地元の大学を目指しているようだ。

 その後、2人が寝ている間に帰って来た一宮。2人に毛布をかけ優しいのは良いけど
「それにしても恵は塔子と本当に仲が良いね」
と無神経極まりない事を言い千早の逆鱗に触れる。ペアピンにも気付かないし本当にこの男は・・・・。

●義理の姉(予定)も認める間柄(笑)

「はい、あの子と面と向かって話してる時間が一番長いの、三好さんですから」
((兄の恋人である千早を追い抜いて)私そんなところまで到達しちゃった?)

 千早と三好のやり取り。このすぐ後に、三好が千早と一宮の関係に気付いている事が明かされるので、この台詞にはこんな意味が込められていると思われる。

●玄関の意味

 区役所の玄関を出たところで譲二に呼び止められた三好。今までこの場所の演出意図がわからなかったんだけど、やっと見つける事ができた。玄関は出入り口。それを外から映すと入り口。つまり玄関は、新しい物語(展開)に突入する入り口の暗示。

 8話で玄関が映るシーンは、まず譲二と千早が話し、譲二がルーシーに目を付ける。そして譲二がルーシーを強引に夕食に誘った結果、長谷部が本気でルーシーに惚れる事になって、結局デートの約束にまで漕ぎ着ける事になる。

 そして今回は三好と譲二が夕食の約束をしただけだけど、玄関からはじまった以上それでは終わらない。三好と譲二のカップルができるのか、どう転ぶかはわからないけど、
これから大きく話が動いていく筈。

「もう塔子ちゃんってば、待ち合わせが区役所って、どんな女子高生よ。どうせ保健福祉課にいるだろうし、迎えにいこう」

 更にこの後、花音がこう言いながら区役所に入る時、玄関がアップで映される。これから大きく物語が動き出しそうな期待感が掻き立てられる。そして花音が区役所に来た(塔子が呼んだ)事により、話は大きく進展する。

 花音に電話しようとして携帯を忘れた事に気付く塔子。それを取りに戻った為に、塔子は自分のせいで職員達が心の病にかかってしまったと勘違いし、
最終的にウサギの正体を知る事になった。

●サブタイの意味

「あとで良い ついでで良いは 大きな後悔」

 結局、塔子に一宮との関係を認めさせられなかった千早。

「昨日三好さんに言われたように、私も気を使いすぎて後悔しないよう、ちゃんと塔子さんと向き合おうと思います。ありがとうございました」

しかし、三好の助言でやはり塔子にちゃんと言おうと再度決意を固める。"あとで良い"と先延ばしにし続けてきたが、それで後悔しないよう心を決めた。

 しかし、そう言われた三好は譲二と夕食の約束をしてしまい激しく後悔をしていた。打開策が見つからなかったので後日話す事にした。"あとで良い"と後回しにしてしまった。しかも、上でも書いたように、玄関の演出から、この話は夕食を食べるくらいでは終わらない・・・・せめてこれが今以上の"大きな後悔"にならないよう祈るのみ(笑)。

 そして花音が塔子が話中なので"あとで良い"と区役所内をぶらついたせいでウサギの正体が塔子にバレてしまった。でも自分がきつく当たったせいでみんなが心の病になってしまったと、塔子が自分を反省していたので、花音が後悔するほどの問題にはならなかった。

 しかし、花音がいるので大甘に見てるけど、ウサギが本当に駄目過ぎる。ルーシーが前後不覚になったのはウサギのせい。最年長で一番上役のウサギが本来止めるべきだったのにも関わらず。そしてそれ以来、失言や失態を繰り返してきた。

 一方、塔子もブラコンのせいで周りに迷惑をかけまくってきた。でも今回はじめて良い事を言った!ルーシーも「(返す言葉もない)」と同意したその台詞で今回のレビューを〆ようと思います(笑)。

「し、市民の税金をなんだと思ってんのよーーー!」


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2013年09月11日 18:25 by 元会長
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サーバント×サービス 第10話「あとで良い ついでで良いは 大きな後悔」
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