【サーバント×サービス11話】長谷部とルーシーはパンの耳。サンドイッチになる日はいつ?【感想レビュー】


サーバント×サービス 第11話「アテンション あなたを狙う 甘い罠」

●屋上の意味

「あれ以来あんまルーシーと喋ってないな。ま、俺も若干気まずくてこうやって屋上で食ってるからだろうけど」

 色々あって、こう言いながら屋上に向かう長谷部。人々の暮らす地上から離れるほど孤独になる。小さく見える人々を眺めると、地上が遠い世界のように思えてくる。よって屋上はルーシーと話せていない長谷部の、そして

「そう言えばあれ以来、長谷部さんと2人で話したりしてないな。なんか、このままじゃ気まずいな。ちゃんと話できると良いんだけど・・・・」

と思い長谷部を探していたルーシーの孤独な思いを暗示している。

●長谷部とルーシーはパンの耳

 屋上のシーンで最初に引っかかったのは、ルーシーが忘れていったパンの耳。何かしらの演出意図があって残されている。その意味を考えた時、まず気になったのは長谷部がサンドイッチを持っていた事。

食パンから「パンの耳」を落として「サンドイッチ」を作る。

この組み合わせは絶対に何かしらの演出意図が含まれている。ではその演出意図とはなんだろう?

「適当に、生きてきたツケが回ってきた気がする」

 長谷部がこう嘆いた時、傍に残されていたのはパンの耳。今まで長谷部は適当に、やりたい事が見つからないまま上辺だけで生きてきた。パンの耳はそんな長谷部の象徴。

 でも、それは元々ルーシーが持っていたもの。そしてルーシーは

「こないだのアレ。私男性に不慣れなもので、動揺してしまって、長谷部さんにお気を遣わせてしまってるんじゃないかと思って」
「小中学校は名前で男子にからかわれるから避けてたし、高校は女子高、短大は女子大で、とにかく私男性に不慣れで、友達にも気を付けろと言われてて・・・・」

これらの台詞より「男性に不慣れ」を言い訳に長谷部の告白から逃げている。真剣に考える事ができず、こちらも上辺だけで言い訳を探して道を見失っている。パンの耳はそんなルーシーの表れでもある。そしてそれが残っている=長谷部にも伝わって、長谷部が上記のように落ち込む事になった。

●2人はサンドイッチになれる?

 しかし、長谷部がルーシーに渡したのはサンドイッチ。「適当に生きてきた自分=パンの耳」を落とした本当の気持ち。そしてルーシーはそれを持っていっており長谷部の気持ちは伝わっている。

 でも、ルーシーは未だパンの耳。
長谷部はチャラ男だから告白も本気じゃないと、自分は男性に不慣れだからと言い訳を探して上辺を逃げ回っている。そして長谷部もそんなルーシーを見て、自分の告白を本気で受け取って貰えてないと感じ取る。そしてその原因は自分が「パンの耳=適当に生きてきた」からだと落ち込んでしまう。この様子だと、2人が本気で互いの本心=サンドイッチを交換し合うのはまだまだ先になりそう・・・・。

 ・・・・それにしても、ちょっと長谷部が可哀想になってきた。これはもうルーシーが堕ちたらお仕置きされますね、エロ同人みたいに!(笑)。

●三好が町に出かけると

 気分転換に町に辻斬りに出かける三好。三好は暖色の服が多いイメージだけど、爽やかな水色の服を着ていた。青は内面、自分に向かう色。後悔を振り切って気分転換しようと思っていても、気持ちはまだ内に向いているようだ。

 書店でルーシーに会った後、ゲーセンで辻斬りの犠牲者死んだ目をした長谷部に会う。どうしたのか尋ね

「エロ・・・・ギャルゲのCGフルコンプしたんだけど、そのボーナスがもの凄くしょぼくて」
「(良くわからないけど、凄くしょうもないという事はわかる)ギャルゲって、仮想の女の子とお付き合いするゲームですよね?そんな事やってる暇があるなら、山神さんでも誘ったらどうですか?」

僅か一、二合でこう長谷部を斬り捨てる三好。正に抜き身の凶剣だった(笑)。

●本気の千早・・・・でも

 次にケーキ屋の前で千早と出会う三好。千早はヘアピンをしていない。10話レビューで書いたように、千早のヘアピンは本心を抑制している暗示。それを外したのは、気を遣いすぎて後悔しないように、塔子に一宮との関係を告げると決めた覚悟の表れ。でも

「これが雰囲気作り用で、これが宥め用と、ほとぼり冷ます用、話題逸らす用。これがいざと言う時用です」

この台詞より、塔子は手強くまだ一宮との関係に気付かせられないでいるようだ。

●仕事人

「なんで彼女をデートに誘ったりしないんですか?」
「向こうからはもっと誘い辛いんじゃないですか?」
「それは塔子さんだけじゃなく、一宮さんにも会いに来てるんじゃ?」
「一緒にいらっしゃらないのに良くわかりますね」

 そして公園でぼーっとしていた一宮と話し、滅多斬りにしていく三好。まあこれは一宮の自業自得なので、辻斬りではなく仕事人かな(笑)。

●三好は譲二と付き合う?

「外見だけだととてもお似合いに見えますが」
「確かに外見だけなら」
「外見だけはねー」

 一緒に夕食を食べにいく三好と譲二を眺めながら口々にこうフラグを立てる言うルーシーと千早と長谷部。

 10話レビューで書いたように、玄関は新しい展開のはじまりを暗示する場所。そんな場所で三好×譲二ルートのフラグを立てまくる3人。三好に恨みでもあるのか?(笑)。

「あの・・・・試しに、長谷部さん以外の話をしてみて頂けませんか?」
「・・・・・・・・ポ、ポートフォリオンマネージメントサービスについて」
「ぷっ、いえあの、話のチョイスが詰まらな過ぎて面白かったです」

 そしてワインを飲みながら話す2人。相変わらずの斬れ味を見せる三好の凶剣だけど、鈍感な譲二はほとんどダメージを受けていない。更に別れ際にまた会う約束までした2人。意外と上手くいく組み合わせなのかも?

 そんな感じで今までの誤解も解けて、三好の心の壁も打ち壊す事ができた2人。最後は譲二への誤解が解けた三好の抜き身の凶剣素直な感想で〆(笑)。

(はぁ、なんだか安心した。怖い人だと思ってたけど、ただの年下でクソ真面目で話の詰まらない男の人だったわ)


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2013年09月18日 18:40 by 元会長
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Excerpt: え〜と、このうさぎのぬいぐるみは課長本人じゃなくてリモート操作してる分身体だと認識してたんですが、お茶すすったり甘い物ねだったり、幼な子に選んでもらえなかったことにイジケたり・・・ただの機械仕掛けじゃ..
Weblog: ボヘミアンな京都住まい
Tracked: 2013-09-18 18:58


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