【<物語>シリーズ セカンドシーズン11話】阿良々木暦イメージアップPV【感想レビュー】


<物語>シリーズ セカンドシーズン『総集編U』

「しかし、全15話の物語をたった30分で紹介するなんて、土台無理な話である」

 暦がこう言った様に、カットされまくりの今回。だから、今回はどうしても補足しないといけない事がある。それは

暦って昔はカッコ良かったんだ(驚愕)と思った貴方、暦は昔からロリコンです!

警部が動き出しそうなシーンはほとんどカットされてて、初見だと暦が真面目に見えるけど、カットされてるだけですから!(笑)。

「小学生に話しかけてくる」
「やめておきなさい、傷つくだけよ」
(中略)
「傷ついた、傷つくだけだった・・・・」

「はぁー、全くバカな奴め。小学生が高校生に勝てるとでも思ったか!フハハハハハハ、ハハハハハハハハハハハ!」
(小学生女子を相手に、本気で喧嘩して、本気の一本背負いを決めた末に、本気で勝ち誇っている男子高校生の姿がそこにはあった・・・・っていうか僕だった)

「阿良々木さん、これでも私クラスではかなり発育の良いほうです」
「確かに、なかなか立派な胸をしていたな」
(中略)
「ああーもう狂犬病かお前は!こうなったらもう、ファーストがどうとか、キスがなんとか、そんな事が気にならなくなるくらいに揉みしだいてやらぁ!」
(小学生女子を相手に、我を忘れ、強引なセクハラ行為を力任せに迫る男子高校生の姿がそこにはあった。が、それだけは僕ではないと信じたい)

「暦お兄ちゃんはもう大人だから、撫子の裸を見ていやらしい気持ちになったりはしないんだよね?」
(中略)
「なるほど・・・・訂正しよう。千石の裸に、少しはいやしい気持ちになったりはする」

 こんな感じで最初から暦は有罪なので騙されないよう気を付けて下さい(笑)。

 また、9話で忍が

「気付いたようじゃの・・・・最低の男じゃの。恋人との初デートの日付も、普段からあれだけ恩人恩人言っておる元委員長の身に重大事件があった日付も、ワシの家出も、アロハ小僧が去っていった日付も、ぜーんぶまとめて忘れておったとは」

こう言う時に映される背景は、化物語を見ていれば全部ピンとくるものばかり。

 もし暦の前科の数々や、そんな小ネタが気になった方は、今からでも化物語を見てみてはいかがでしょうか?

●円盤なのでエロくなってます(笑)

 また、化物語のTV版しか見てないって方は、撫子が蛇に締め付けられるシーンが全然違うので見比べてみると面白いと思います。そう言えば当時、制作が間に合わないから止め絵になってるんじゃね?と一部の方が騒いでた気がします・・・・これまでにそんな止め絵は勿論、文字だけの演出が幾らでもあるので、手抜きなのか演出なのかわからないのでは?と当時は思ってましたけど・・・・。

 まあ、それであんなエロい動くシーンになったのなら、それはそれで良いですけどね!(笑)。

●暦は主人公

 変態だったり、ロリコンだったりする暦だけど、やはり主人公らしく決める時には決めている。例えば以下は「まよいマイマイ」で真宵を送り届けると宣言するシーン。

「お前には聞こえなかったんだよな戦場ヶ原。こいつは僕に対しても、羽川に対しても、一言目からいきなりとんでもない事を抜かしやがったんだ」
(『話しかけないで下さい。貴方の事が嫌いです』)
「わかるか戦場ヶ原?付いて来て欲しくないからって、会う人間全員に、そんな台詞を言わなくちゃいけない奴の気持ちが、お前にわかるってのか?僕には全くわからないぞ。でもわからなくても、それでも自分が道に迷っている時に、独りでいる時に、そういう事を言わなくちゃならない気持ちを、それでも、僕もお前も、違う形で経験してきている筈だろ!お前には見えないし、聞こえないし、においすらも感じないんだろうけれど、それでも、それだからこそ、こいつを無事に母親のところにまで送り届けるのが、僕の役目だ!」

 真宵は、自分に付いて来た者を迷わせる蝸牛の怪異。だから誰も迷わないように、会う者全員を拒絶していた。

 そしてそれは蟹に重さを奪われていた時のひたぎ。秘密を知られて、暦の頬の内側にホッチキスを打ち付けたひたぎと同じ。


 だからこんな事を言い切った暦に真宵は心を許し、暦と頻繁に話をするようになる。また、ひたぎも暦に惚れてしまい「まよいマイマイ」の最後で2人は晴れて恋人同士となる・・・・最後はそんな暦の告白の台詞で〆たいと思います。

「流行ると良いな・・・・戦場ヶ原、蕩れ」
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2013年09月20日 18:02 by 元会長
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