●元ネタ
冒頭は目覚ましをセットし忘れたせいで、走って会場に向かうラルさん。
「このラル、戦いの中で戦いを忘れた」
「このランバ・ラル、戦いの中で戦いを忘れた」
その時の上の台詞は、初代ガンダムで妻のハモンに最後の通信をした時の下の名台詞が元ネタ。
そして試合会場に入り、セイ達の無事を確認し安堵するラルさん。しかし、スクリーンにはセイ達に迫る巨大ザクが映っていたのだった。
●マシタ会長
その頃、ゲストルームでバトルロワイヤルを観戦していたPPSEのマシタ会長は、秘書のベイカーから色々報告を受けていた。指示通り大型ザクを試合に投入した事と、スタービルドストライクのファイターの名前がレイジだという事をマシタに告げるベイカー。
「名前まで同じ。やはりアリアンはこの私を・・・・いやいやそんな事はない。だがしかし、もしそうだとしたら・・・・」
レイジの名を聞いて、平静を装いつつもマシタはこう悶々と悩むのだった。やっぱりマシタは異世界・アリアン出身で、何か後ろ暗い事をしてるのは間違いなさそう。
●ヌルゲーすぎる(笑)
「あ、あれは1/48?メガサイズモデルのザクのようですが・・・・一体どういう事なのでしょうか?」
そして場面は試合会場に移り、実況(解説?)が困惑を隠しきれない様子でこうアナウンスしていた。
また困惑してるのはセイ達も同じで、ザクが攻撃をはじめると対応を決めかねて浮き足立つのだった。
そんな折、セイやマオがマシンガンで攻撃されても何も言わなかったのに、フェリーニにミサイルが飛んでいくと「逃げてー」と叫んでしまったキララ・・・・。
いくら豪華なディナーパーティで出会ったとはいえ、フェリーニは酒に飲まれてグダグダだったのに・・・・まさかあれでフェリーニ×キララルートがはじまってたとは流石にビックリだよ!(笑)。
●レナート兄弟の負けフラグ
また、遠くで戦っていた
一方、カワグチからザクの事を聞いたアランは、マシタに試合の中止を提案しにゲストルームを訪れる。しかし、アランはそこで、マシタがザクを投入した張本人である事を知らされる。
また、その頃になると、選手達にもザクは主催者側が用意したサプライズイベントだとの情報が流れていた。そして巻き込まれないようザクから次々と離れていく選手達。
この時、レナート兄弟が撤退するところも映されるけど、その機体がハイゴックだった。水中用MSの中で1、2を争うカッコイイ名機だよね!個人的双璧のカプールと甲乙をつけようとすると悩みすぎて日が暮れるけど(笑)。
でも10話レビューで書いたように、スタービルドストライクの3つ目のディスチャージモードはアクアモード・・・・水陸両用の時点で、もう負けフラグが立っていた(笑)。
●ラルさん覚醒
その頃TV放送でも、ザクは主催者側のサプライズだとアナウンスされ、放送を見ていたチナとリン子もその事を知る。でも、セイ達だけを狙っているようなザクの動きを見て、チナは不安に顔を曇らせ、じっとセイ達を見守るのだった。
一方、マオとフェリーニはザクから離れながら、レイジ達にも逃げるよう呼びかける。でも、レイジ達は執拗に攻撃してくるザクを振り切れないでいた・・・・いや、ディスチャージして全力で逃げれば振り切る事はできた。でも、2人は全力で逃げるより、全力で倒す事を選んだのだった。セイも結構
「戦っているのか?・・・・生き残る事が優先のバトルロワイヤルなのに、何故そんな無駄な事を・・・・?愚かだ・・・・風車に挑むドン・キホーテのような行為。なのに、どうして・・・・?」
そんなセイ達を望遠モニタで見ながら、こう呟くニルス。そしてそれに答えるように、こう言い放つラルさん!
「決まっている!・・・・それは彼らがファイターだからだ!」
ラルさんならニュータイプのテレパシーも使えるから!
「ラルさん、酸素欠乏症にかかって・・・・」
とか思った人は心が汚れてるから!(笑)。
●揺れるニルス
でも接近戦を挑もうと突進したところにクラッカーを合わされ、その爆風で転倒してしまうスタービルドストライク。そこにザクがトドメのクラッカーを投げ、絶体絶命かと思われた時、クラッカーをビームが貫き、レイジ達を救う。
クラッカーを撃ったのは、苦戦するレイジ達を見かねて助けに戻ったマオとフェリーニだった。
そんなレイジ達の戦いを、望遠モニタで見つめ続けるニルス。その瞳には、熱く震えはじめた心のざわめきが伝わっていた・・・・。
そして、フェリーニの提案で、ザクの頭に砲撃を集中し、頭部の破壊に成功するレイジ達。ザクの動きが鈍ったのを見て、レイジ達はディスチャージ・ライフルモードを発動させる!
シールドで吸収した全粒子をライフルへとチャージして発射するんだけど、チャージ時間が長すぎる・・・・真面目な話、ここまで長いと個人戦じゃまず使えないよね(笑)。
だから、体勢を立て直したザクが、チャージ中で動けないスタービルドストライクにクラッカーを投げると、盾やビームマント(?)を構えたマオとフェリーニが間に割り込んで、クラッカーを食い止める。
そのせいで吹き飛ばされ、転倒したフェリーニ(とマオ)にミサイルで追い討ちをかけるザク。それを見て「駄目ー!」とまた叫んでしまうミホシ・・・・いくら豪華なディナーパーティで(略)。マジでチョロすぎるでしょう・・・・まあ、そのチョロさが可愛いんだけど(笑)。
でも、飛んできた日本刀がそのミサイルを貫き、フェリーニ達のピンチを救う。刀の飛んできた方向を確認したフェリーニは、そこでニルスの、戦国アストレイの姿を見つけるのだった。
●ザク撃破!
しかし、それでもまだチャージが終わらないスタービルドストライク・・・・ザクがバズーカを構え今度こそ駄目かと思われた時、誰かの砲撃がザクの右足を捉え、ザクは大きく体勢を崩す。
そこでようやくチャージが完了したスタービルドストライクは、レイジの「食らいやがれー!」の叫び声と共に全粒子をディスチャージ(解放)し、渾身の砲撃でザクを撃破するのだった。
それを見て喜ぶチナ、リン子、マオ、フェリーニ、ラルさん、キララが次々に映され、試合会場が歓声に包まれる。そして、そこで規定人数になり、ロワイヤルが終了するのだった。
試合後は、セイ達の勝利をリン子と喜びあいながらも、チナが健気に
「イオリ君のガンプラ、無事だと良いけど・・・・」
とセイの事を心配したり、マオとセイ達で勝利を喜びあったり、ラルさんがスタービルドストライクだけを狙っていたようなザクの不可解な動きに胸騒ぎを感じたり。
●ニルスの負けフラグ?
「なんでしょうか・・・・?リカルド・フェリーニ」
「ニルス・ニールセンに助太刀の礼を言っておこうと思ってな・・・・助かったぜ。グラッツェ、サムライボーイ」
また、ニルスを廊下で待ち伏せていたフェリーニはこう言って、ニルスに助太刀の礼を述べる。
でもニルスは、あれは戦いを長引かせフェリーニ達のガンプラの性能を見定めるためにした事だとそれを否定する。サムライボーイと言われた時、つい感情を顔に出してしまっているのに・・・・。
そしてスタービルドストライクの性能を解説し、もし戦ってもニルスの勝利は磐石だと言い残してその場を立ち去るのだった。
「なーにが磐石だ。お利巧な理屈捏ねやがって。素直じゃねんだよ。さっきのバトルを見て、胸ん中が熱くなってる癖によぉ」
そんなニルスを目だけで見送りながら、こう呟くフェリーニ。
冷静に冷徹に効率的に、勝利だけを追い求めてきたニルス。でも、
●有罪確定!
その後は会長室でマシタがまたレイジの事で悶々としていたり、そこにカワグチが直談判にきたり、名人に手を掴み上げられたマシタが秘書のベイカーに甘えたり・・・・マシタはもうアリアンに強制送還の上、実刑確定だね・・・・主にベイカーとイチャついた罪で(笑)。
●第3のシステム
その後は名人カワグチとアランがライフルについて熱く語り合ったり(意味深)、セイがレイジにパシりを頼んだり(笑)。
「(前略)状況次第では使う事になるかもしれない。アブソーブシステム、ディスチャージシステムに続く、第3のシステムを」
そして自室でスタービルドストライクを修理しながら、セイは今後の試合を見据え、こんな考えに耽るのだった・・・・。
●今回のアイライベント
その後、夜の町に
アイラは肉まんの入った紙袋をレイジに投げ渡すと、
「この前渡されたお金が多かったから、その差額分、返すわ」
と、ちょっと口ごもりながら用件を伝えてくる。
「お前、これだけのためにわざわざここで俺を待ってたのか?」
「アンタなんかに借りを作りっぱなしは嫌だから、早めに返そうと思っただけよ」
一方レイジはあっけらかんにこう言って、更にアイラは視線まで逸らしてこんな強がりを口にする。
「要らねーよ、冷えてんじゃんか」
「仕方ないじゃない、いつくるかわかんないんだから!」
でもレイジはこんな調子で、アイラは更にムキになって反論する事になり・・・・もうニヤニヤが止まらないくらいアイラはレイジの事が気になっているのに、この朴念仁の王子様ときたら・・・・。
それにしても、何でこの子は食べ物を巡って喧嘩しただけで、こんなに好感度が上がってるんですかね?(笑)。
まあ今回、パーティで飲み潰れ一方的に喋ってただけなのに、ルートがはじまっちゃった更にチョロい子がいたけど(笑)。
「だ、誰も待っててくれとは頼んでねーよ!」
「・・・・受け取んなさいよ!」
「要らねーって」
「それじゃあ私の気が済まないの!」
話を戻して、更にこんな事を言い合いながら、コンビニの前でイチャつく2人。肉まんの袋を押し付け合っていると、袋が落ちそうになり、2人で慌てて受け止める。そこで思いがけずレイジの顔を間近で見たアイラは、レイジを見つめたまま固まってしまう。
「なんだなんだ、ガキが何盛ってんだよ」
「イヤーン、ここじゃダメーん」
そして、丁度そこを通りかかったヤンキー3人組にこう煽られて、
「な、何言ってんのよ、バッカじゃないの!」
と照れ隠しで叫んでしまうアイラ。
それを聞いて、口々に怒鳴りだすヤンキー達。そこでレイジがアイラを守るようにその間に割って入った事で、
「おいおい、彼女の前だからってカッコつけてんじゃねーぞ、ガキ!」
ヤンキーの1人が金属バットまで取り出し、一触即発の状態になるのだった・・・・世界大会開催都市の治安の良さに、訪れた選手達も安心だね!(笑)。
ED明けて、マシタ会長の悪巧みを挟んで、右手を押さえてしゃがみ込むレイジと、それを心配そうに覗き込むアイラが映されたところで次回予告に。
次回は、アイラが、腕の怪我のせいで苦戦するレイジを試合会場で見かけて、更に2人の仲が進展するんですね!わかります(笑)。といったところで次回に続く!
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