【東京レイヴンズ12話】先に踏み出すのはどっち?恋に悩む夏目と鈴鹿!【感想】


東京レイヴンズ #12 「GIRL RETURN -恋心-」

●はしゃぐ2人

 冒頭は、風を切り高速道路を軽快に飛ばすバスの中。そんなバスと競争しているかのように心が逸り、声が躍り、お菓子を食べるだけで大騒ぎの春虎と夏目。

 今は陰陽塾の合宿に向かっている最中で、余りにはしゃぐ2人を天馬や大友が注意するけど、2人のテンションは下がらない。束の間でも、鈴鹿から解放されたのが嬉しくて仕方ないようだ・・・・。

「ま、辛気臭そうてもしゃーないしな。今の内に羽根伸ばしとき・・・・今の内にな」

 でも、大友がこんなフラグを立てて、

「にしても楽しみだな〜合宿!」
「ホントに楽しみだね、合宿!」

更に自分達で鈴鹿登場フラグを積み上げる春虎と夏目・・・・ホント、駄目なフラグだけはしっかり立てるんだから(笑)。

●フラグ回収

 OP明けて、富士山が良く見える、緑に囲まれた山の上の神社に続く階段を登る春虎達。みんな並のリュックサックできている中、京子だけが海外旅行にいくような大きい旅行カバン(キャリーバッグ)を重そうに運んでいる。やっぱりお嬢様キャラだから、色々無駄なものを持ってくる義務感を感じたのかな?(笑)。

「にしてもキツいなー」

 そして重い荷物をこうボヤく京子。でも春虎と夏目はご機嫌でどんどん階段を登っていく・・・・気が利かないのはいつもの事だけど、それ以上に鈴鹿から開放されて、その気分のように足も浮かれて仕方ないのだろう。

 そんな2人が楽しげに話しながら、軽い足取りでくぐった門の先では・・・・鈴鹿が待ち構えていた。2人ともフラグ立てお疲れ様でした!(笑)。

●カレー作り

 その後は、簡易式を使ってのカレー作り。夏目の式神操作技術が群を抜いている事を春虎に認識させるイベントだけど、当の春虎は当然のように夏目と北斗の関係に気づかない。

 あと夏目、京子、鈴鹿揃って料理下手と悲しい現実も明らかになったり・・・・まあ予想通りと言えば予想通りだけど(笑)。

 そして春虎が出来上がったカレーを食べていると、鈴鹿がやってきて如何にも不味そ・・・・独創的な鈴鹿のカレーと春虎のカレーを交換する事になる(笑)。

 そんなこんなで2人がイチャついていると、鬼の治療のために遅れて合宿に向かっていた冬児が到着する。そして冬児は真剣なトーンで鈴鹿に話があると告げるのだった・・・・。

●謎の先輩

 その後、また式神を操作してカレーの後片づけをしていた春虎は、式神に運ばせていた大鍋を誤って階段の下に落としてしまう。

 カン、カンと濁った金属音を響かせながら階段を落ちる大鍋を春虎が目で追うと、階段の下には謎の幼女好き先輩が1人で立っていた。そして大きな音を立てて落下している大鍋の方を見もしないで、なのに正確に大鍋を避ける先輩。

 普通、自分の真上の階段から大きな物音がしたらすぐ振り向くし、音だけを頼りに落下してきたものを正確に避けるなんて並の人間には不可能だろう。


 また、サボってるだけと言えばそうかもだけど、後片づけの時間の筈なのにこんなところで1人でいるし、前回は始業式もサボったと言っていたし、なんかこの先輩微妙に怪しい・・・・かも。

 まあその後の会話では、幼女好きの変態である事が再確認できただけだったけど(笑)。

●冬児の過去と鈴鹿

 一方その頃、冬児は鈴鹿を森の中に連れ出して・・・・自分が鬼の生成である事を告げていた。

「この鬼に心当たりはあるか?」
「タイプオーガなのは間違いないけど・・・・幾ら私が十二神将だからってそんなの知る訳ないし・・・・」

 そして冬児がこう尋ねると、視線を逸らせながらこう答える鈴鹿。確信はないけど思い当たる事があって、でもそれを話したくはない、そんな鈴鹿の気持ちが演出されている。

「この鬼は2年前東京で起こった霊災テロの首謀者が、自分を形代に降ろした鬼なんだそうだ。そいつの名前は大連寺至道。プロフェッサーと呼ばれた国家一級陰陽師であり、死んだお前さんの父親だ」
「わ、私、私は・・・・っ!」

 そこで冬児がこの事を告げると、鈴鹿はこう叫び涙目になってしまう。鈴鹿の父親のせいで生成になってしまったと、なじられ、責められると思ったから。

「さて、本題はここからだ。済んだ事じゃなくて、これからの事を話したい」

 だから、冬児がこう言うと、驚いて、俯いていた顔を上げ冬児をまじまじと見つめる鈴鹿。

「(前略)可能な範囲で良い。どうか力を貸してくれ、頼む」

 そして真摯な態度でこう言う冬児。気を引くために過去の話を出したけど、それにつけ込むのではなく、誠実に関係を築こうとした。そんな思いが鈴鹿にも伝わって・・・・。

●深い森の中で

 場面は変わりBパート。生い茂る木が太陽を拒む薄暗い森の中。そこに春虎達が集まって、鈴鹿の話を聞いていた。そこで過激な夜光信者の秘密結社・双角会の事や、夏目が本当に夜光の生まれ変わりなのかや、その確認方法などを話す鈴鹿。

 そして最後に、鈴鹿に協力してもらうため、その実験に夏目を付き合わせるという条件で良いかと冬児が夏目に確認する。すると春虎が夏目を庇い、それを見た鈴鹿は

「(前略)あんたらと馴れ合う気は毛頭ないっての!」

と拗ねてその場を立ち去っていく。また、それを見て何かを察した様子の京子・・・・。

 おそらく実験は春虎達に協力する口実に持ち出したもので、本当はどうでも良かった。なのにそのせいで、大好きな春虎は自分ではなく夏目が好きなのだと再確認してしまった。

「バッカみたい・・・・」

 だから、少し進んだ薄暗い森の中で1人、鈴鹿はこう呟くのだった。このシーンが深い森の影に包まれていたのは、双角会のようなヤバい、裏の情報を話していたからなのか、鈴鹿がこんな気持ちを抱く暗示だったからなのか・・・・。

 また、鈴鹿がこう呟いたシーンの木の上には、そっと成り行きを見守っている塾長・美代の猫が映されていた。

●月を見て思う

 その夜、月を見ながら月見そばを食べながら美代(の猫)と話す大友。夜に輝く月(=光)は夜光の暗喩。微妙に天海と暗躍してる気がしないでもない大友の狙いはやっぱり夜光・・・・?

 ただ、その月の暗喩である卵の黄身を割っているので、夜光の秘密を暴きたいといったところだろうか。双角会とはまた違う気がする。

 そして鴉羽をダシに美代と腹の探り合いをする大友。この2人は敵か味方か・・・・また、大友も面識があるという早乙女とは誰なのか・・・・。

●悩む夏目

 一方、お堂で雑魚寝する男子生徒達・・・・夏目が隣の布団で寝てるこの状態で、普通でいられるとか春虎の理性が鉄壁すぎる(笑)。

 そして昼間の夜光の話で寝付けない様子の夏目に声をかける春虎。呼ばれて夏目が振り向くと、春虎はじっと夏目を見つめていて頬を赤らめる夏目・・・・本当に久しぶりに夏目のヒロインらしい場面を見た気がする(笑)。

 そして、夜光の事は考えすぎない方が良いと夏目を気遣う春虎。

「あの、お風呂いってくる」
「俺も一緒にいこうか?」
「へっ?良いよ、1人で大丈夫だから・・・・バカ虎・・・・」

そう言われこんな会話を交わしてお堂を出ていく夏目・・・・本当にバカ虎は天然というかなんというか。まあ、鉄壁な理性の副作用みたいなもんなのかも・・・・。

 そして風呂の水面に映る月を踏んで、風呂に入る夏目。月=夜光で夜光の事を考えている事が暗示されていた。

 また、夏目は翌日のシーンで、春虎の気持ちを確かめてみると冬児に話す。よって、ここで夏目が考えているのは、夜光の生まれ変わりの夏目、夜光信者などに狙われ危険に巻き込むかもしれない夏目を春虎は受け入れてくれるだろうか?といったところだろう。

 相変わらず湯気さんやタオルさんが 邪魔 お仕事を頑張ってるけど、お風呂シーンまでこなして、本当に久しぶりに夏目のヒロインらしい場面を見た(笑)。

●鈴鹿と京子

 しばらくすると、隣の女湯に京子と、京子に無理矢理連れてこられた鈴鹿がやってくる。文句を言いまくり、湯船に入ると口早に10秒数えてすぐ風呂を出ようとする鈴鹿。

「ねえ鈴鹿ちゃん、春虎の事好きなの?」

 そんな鈴鹿のタオルを掴み、こんな事を聞く京子。昼間の鈴鹿の様子からこの事を察したようだ。でも鈴鹿は、春虎には好きな奴がいるとそれを否定する。

 すると京子は更に夏目の事はどう思ってるのかと聞いてきて、

「何も知らねー癖に・・・・あいつ、ズルいよ。嫌いだ、あんなの・・・・」

鈴鹿は悲しそうにこう答えるのだった。

 春虎が"北斗の術者=夏目"だと感付いている事前提で、親密な関係を築いている癖に、告白もしてなくて、恋人ではないと言っている。中途半端でいい加減な関係。

 でも、いつも春虎の傍には夏目がいて、踏み出そうと思えばいつでも踏み出せる。夏目は思いを伝え恋人になる事から逃げているのに、鈴鹿の入る隙間なんて何処にもない。
だから「ズルい」。

 そして、鈴鹿のその言葉を盗み聞きして、湯船で膝を抱える夏目・・・・。

●夏目の決意

「ボクはやっぱりズルいのかな?」

 だから翌日、夏目は冬児にこんな話を切り出す。そして冬児は、真剣に春虎への思いと向き合おうとする夏目を

「頑張れ」

と、優しく励まし、その背中を押すのだった。

●春虎の本心を知って

 一方、京子は春虎を呼び出し、鈴鹿が春虎の事を好きな事を伝えようとする。でも、それに感付いた鈴鹿が猛然と走ってきて、そこに割り込むのだった。

「去年のあの式神!あれって彼女じゃないとかほざいてたけど、好きだったんでしょ!前に遠い目をして言ってたじゃん、ホントの北斗はまだ生きてるんだって!」

 そして涙目になりながらこうまくし立てる鈴鹿。でもその目は真剣そのもので、春虎は北斗に対する本心を鈴鹿(と京子)に話すのだった。

 そこで春虎が本当に夏目が北斗の術者だと気づいてない事、

「それに夏目が操ってたなら、俺にわからねー筈がねーだろ」

更にこんなを言って夏目との仲は全然隙間だらけだった事を知り、

「考えとく。ヘアバンドが言ってた協力って奴」

鈴鹿は春虎にこう告げるのだった。春虎のあの無謀な自信が何処から湧くのか不思議で仕方ないよ!(笑)。

 そしてそれを立ち聞きする夏目と冬児。夏目は悲しそうに俯いてしまって・・・・。

●今更(笑)

 そして帰りのバスの中。隣で眠っている夏目のリボンを見て、夏祭りで北斗にプレゼントしたリボンの事を思い出す春虎。

「まさか・・・・」

やっとその事に気づきこう呟く。いや、みんな遅くても3話からずっと知ってたから!(笑)と突っ込んだところで、次回に続く!


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2013年12月27日 03:05 by 元会長
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この記事へのコメント
原作ではこの時点ですでに
春虎争奪戦を冬児は
出来レースだと発言しています

カットされてましたが
3年生との合同合宿なので先輩もいました
まぁさぼってましたけど笑
Posted by 74 at 2013年12月27日 11:12
更新お疲れ様です。

本編も折り返し地点という事で、今回はちょっとばかりの補足説明をさせて頂きます。


まず本編に度々登場する国家一級陰陽師「十二神将」についてですが、こちらは仏教における十二神将とは全くの別物。陰陽道における「十二天将」を示しています。

そしてタイトルロゴにもなっている鴉。よく見ると足が三本あります。これは「金烏」とよばれる神鳥。陰陽道における太陽の象徴であり、日本神話における八咫烏や、世界各地に存在する三足烏とも同一視されることがあります。

なぜ本作が「レイヴンズ」なのかというと、陰陽道と金烏…つまり三足のカラスには深い関連性があるからなのです。



Posted by 名無しなんや at 2013年12月28日 01:06
74さん、名無しなんやさん、コメントありがとうございます。
年末で(言い訳)色々遅れ気味になってて済みません。

出来レースですか・・・・
夏目は幼馴染でお互いずっと気になってたり、
かなり有利そうではあるけど、
鈴鹿と3人でしばらくは甘いラブコメを期待したいな〜
なんて思ってみたり(笑)。

十二天将、八咫烏はググってみましたが、
ちょっと今すぐ思いつく事はなかったので、
この事も気にしながら見ていきたいと思います。

こんな感じですが、宜しければまたお越し下さい。
Posted by 元会長 at 2013年12月29日 00:09



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