【東京レイヴンズ13話】鈴鹿との修羅場が見える?急接近する夏目と春虎!【感想】


東京レイヴンズ #13 「Black Shaman ASSAULT -法師-」

●道満の隠れ家にて

 冒頭は、降りしきる雨音だけがやたらと大きく聞こえる夜。雨達の声にならない叫びに、心がさざめく。

 そんな中、老朽化した高層マンションに入っていく角行鬼。入り口の電灯が、何かに怯えるかのように、明滅を繰り返していた。しかし角行鬼は構わず、灯りもすれ違う者もない、無限回廊のような廊下を進む。

 そして角行鬼は、その奥のドアのない広間の入り口までくると、中で呪符を作っていた道満に声をかける。

「お主か。良くここに辿り着けたな」
「呪術迷宮か、俺には通じん」

そしてこんな会話を交わす2人。しかし角行鬼は部屋に入らず、道満も角行鬼を見る事なく呪符作りを続行する。2人の心の距離と、敵対しないまでも大きく違う考え方が演出されている。

 更に道満の式神から道満が動く事を聞いたと言い、その手綱くらいは取れと文句を続ける角行鬼(道満の式神・・・・一番に思いつくのは比良多 篤祢だけど、名前を伏せてるのが気になるな・・・・)。

 しかし道満は、その式神の独走をむしろ楽しんでいる様子で、

「お前、長生きしすぎだ」

角行鬼は辟易したようにこう言うのだった。この時も、角行鬼の顔が1/3くらい柱の影に隠れていて、2人の心の距離が演出されている。

 なら、何を楽しみに生きているのか、と問う道満に

「何故生きているのか、知るためさ」

こう言い残し、角行鬼は廊下の闇に消えていった。再び闇の中で、夜の中で光を探すために・・・・。

●未だ春虎は偽りの祭りの中に

 OP明けて、気が付くと春虎は1人で祭りの夜の参道に立っていた。参道沿いに明々と灯る提灯が、うねりながら真っ暗な森に消えていく。提灯に誘(いざな)われ、あの森に入ってしまったらもう戻れない、漠然とそんな事を思いつつも、春虎はそこから目を逸らす事ができなかった。

 そんな春虎を後ろから呼ぶ可愛い声が聞こえてくる。懸命に呼びかけているのに春虎は気づかなくて、声の主は半ば怒ったように声を張り上げる。そこでようやくその声に気づき、春虎は後ろを振り返る。その声のおかげで、春虎は振り向く事ができた・・・・。

 振り返ると、浴衣を着た北斗がむくれながら「遅い」と文句を言ってくる。でも北斗はすぐ笑顔になり、「早く早く」と待ちきれないように春虎の手を強引に引っ張っていく。

「待てよ北斗。慌てると転ぶぞ」
「大丈夫だよ〜」

 そしてこう言ってイチャつく2人だけど、春虎は北斗の髪を結ぶリボンを見て固まってしまう。そのせいで北斗と繋いでいた手は離れ、自分を偽る言葉で春虎の頭は埋まってしまう。

 画面左端で立ち止まる春虎の画はその演出。よって提灯は、そのリボンは単なる偶然、無理に確認しなくても今のままで良い、など春虎の自分を偽る言葉の暗示。かつて、自分には才能が力がないとか、田舎の暮らしが気に入っているとか、自分を偽り、暗い森に迷い込もうとしていた春虎の嘘の表れ。

 でも、そんな春虎に気づき、北斗ではなく全く同じ浴衣を着た『夏目』が、振り返りながら春虎にこう声をかけてくる。

「どうしました、春虎君?」
「夏目!?」

 祭りの提灯が霞むほど、夏目の姿だけがはっきり見えて、驚きの余り春虎は夢から覚めるのだった。

●無理矢理寝ようとしても・・・・

 春虎が目覚めると、部屋には外の激しい雨音が漏れ聞こえていた。そんな中、春虎の様子を心配して声をかけてきたコンに

「なんともないって。起こしちゃって悪かったな」

こう言って毛布に包まる春虎。

 そして無理矢理寝ようとする春虎の耳に、雨のざわめきがいつまでも残り続けるのだった・・・・。

●一気にゴール?それとも・・・・

 翌日、授業中に夏祭りでの北斗の事を思い出しながら夏目を見つめる春虎。その視線に気づき夏目が振り向くと、2人の視線が絡まって、慌てて目を逸らし頬を染める2人。そんな光景を見て、冬児は深い溜息を漏らすのだった。ホント、もどかしすぎる(笑)。

「それに夏目が操ってたなら、俺にわからねー筈がねーだろ」

 でも、前回こんな事を言って、全く夏目に気がなさそうにしてた春虎。確かにあの時点ではそうだったんだけど、鈴鹿がこんな2人を見たら激おこなんじゃないですかね?(笑)。僕的には、もうちょっとそこら辺で三角形のラブコメをしてくれても全然構わないんだけど・・・・。

●隠形実習

 その後は隠形の実習。

「君、霊気が強いのはえーが、だだ漏れなんや」

そこでの大友の台詞より、春虎の霊気が強い事がわかる。推定夜光(笑)なので強いんだろうとは思ってたけど、今まではアイテム満載だったり、敵が強すぎたりでイマイチ実力が良くわからなかったから・・・・。

「お前が言えないんなら、俺が代わりに言ってやったって良いんだぜ?」
「そんなの駄目です!それは・・・・私が自分で・・・・」

 そして大友とコンとコントを繰り広げる春虎を見ながら、こんな会話を交わす冬児と夏目。そして冬児の溜息がまた1つ増えるのだった。

●天馬に伸びる魔の手

 その後、道満が式神を放ったり、鈴鹿が絡んでくるけどまだ春虎と夏目の関係の変化には気づかず修羅場は先送りされたり(笑)、京子が鈴鹿に抱きついてウザがられたり、1人で先に帰った天馬を京子が気にしたり。

「百枝の家も陰陽道の旧家で、天馬もその跡継ぎだから色々とね」

そして京子はその理由をこう話す。

 一方、傘を差して雨の中を歩く天馬は、自分に陰陽師の才能がないのではないかと悩んでいた。

「僕らは君の資質を見込んで入塾を許可した。良かったら、もう少しその判断を信じてみてくれへんかな」

大友に相談したら、大友はこんな事を言ってたけど・・・・。

 そんな天馬が家に戻ると、家の前で比良多が待っていた。歩いて帰れる街中に一軒家とか流石旧家、金持ちそう(笑)。

 そして、天馬の母親が開発した古い式神について尋ねたい事があると言う比良多。でもどう見てもそれは口実で、比良多は別れ際に、何かの呪符を気づかれないよう天馬に仕掛けていく。しかも、その呪符の見た目は道満が作っていたものにそっくりだった。やっぱり、道満の式神は比良多って事なのかな・・・・?

 また、"雨=涙"の暗示は、才能がないと悲しむ天馬を表しているだけなく、比良多に仕掛けられた呪符により天馬が流す涙の暗示でもある気がして・・・・。

●道満の狙いは?

 その頃、道満の放った式神が陰陽庁に着き、大声でこう予告するのだった。

「蘆屋道満。明日、鴉羽織を頂きに参じ候」

 それを受け対応を協議する十二神将達。名前とか二つ名とかが出るけど、達筆すぎて読めないよね(笑)。

 会議が終わると、廊下で宮地にこう言う木暮。

「庁舎に封印されているものはレプリカだという話を聞いた事があるんですが。本庁の鴉羽は偽物で、本物は陰陽塾にあるという事です。お願いです、庁舎だけではなく、陰陽塾にDが現れる可能性も考慮するよう、天海部長に進言して下さい」

 でも宮地は塾長の美代がそれを認めてないとか、色々理由を並べその必要はないと言ってその場を立ち去る。なんか・・・・微妙に胡散臭い。まあ、脳筋の木暮以外、美代も天海も大友も宮地も、大人はみんな微妙に胡散臭いんだけど(笑)。

 同じ頃、天海の式神が美代の下を訪れ、道満の予告があった事を告げていた。更に天海が鴉羽の噂の真偽を尋ねると、「さぁ?」とはぐらかす美代。

「へっ、俺としちゃあどっちに転んでも良いように万全の構えを取りたいところなんだが、せめて美代ちゃんは美代ちゃんで、しっかり状況を把握しといてくんな」

 それを聞き天海(の式神)はこう言い残して帰っていく。それを見送った後、美代は大友など実技系の教師を呼び出すのだった・・・・。

 だとすると、天馬に仕掛けられた呪符は、陰陽塾に忍び込み鴉羽を奪うためのもの・・・・?

●もどかしい2人

 一方、明かりも点けず、薄暗い寮の部屋で北斗の事を思い返す春虎。周りはこんなに暗いのに、頭に浮かぶ北斗の姿は、降り注ぐ太陽に、祭りの灯りに、無数の花火に照らされて、今でも春虎の心で輝き続けていた。

「もしも、本当に北斗が夏目だったとしたら・・・・」

 それからこう呟いて春虎が思い浮かべたのは、真夏の太陽よりも、背にした一面のひまわりよりも、光り輝く北斗の笑顔だった。その姿に夏目が重なり、春虎は悶絶しながらベットに寝転がる。2人の笑顔に焼かれ春虎の頬はすっかり赤くなっていた。

「春虎君・・・・やっぱり、ちゃんと言わなくちゃ、北斗は私だって・・・・ずっとずっと前から春虎君の事が・・・・」

 一方隣の部屋では、同じく顔を紅潮させベットに横たわる夏目が自分にこう言い聞かせながら眠りに就いていた。壁の方、春虎の部屋の方を向きながら。

「このままじゃ駄目だ。明日こそ夏目に・・・・」

 そして春虎もこう決意を口にして、壁の方、夏目の部屋の方を向きながら眠りに就くのだった・・・・壁越しとは言え、向きあって眠るとか、もうとっとと告っちゃえよって話だよね(笑)。

●結局へタレる春虎

 翌日、そんな事を言ってたのに寮の食堂で結局何も言えない2人。冬児の溜息がまた1つ増える。朝食後も登校するために部屋を出たところで鉢合わせして固まる2人。それを見た冬児は「先行くぜ」と1人で先に歩いていく。

 その後、2人で登校しながら、天気の話からなんとか夏祭りにまで話を繋げる春虎。そして意を決して夏目に話しを振るけど、

「夏目!」「春虎君!」

同時に夏目も思い詰めたようにこう切り出していた。

「もしも違ったら?」
「だったらーーーー今のままでいい」

 そんな夏目の顔を見て、春虎はこうヘタレてしまう・・・・。

●誰の言葉?

「もっとも恐ろしい『嘘』とはーーーー自分を騙す『嘘』である」
「すなわち『呪』である」

 そこにこんな言葉が挿入される。これが冒頭の夜光の言葉の続きだとすると、夜光は転生先の自分の記憶を意図的に封印している事になる・・・・でもなんのために・・・・?

「それは青春という名の乙種呪術ね」

 そしてそんな言葉が聞こえていたかのように、こう言って2人に話しかける幼女(好きの変態)先輩(笑)によって、色んな話が有耶無耶になるのだった・・・・。

「幼女好きの幼女先輩」
「光栄ね」

 そこで春虎が夏目に先輩をこう紹介し、相変わらずのコントを繰り広げる事になる。そして幼女先輩の名前が"すず"である事がわかったり、EDクレジットもそう変わってたり。

●道満の狙いは陰陽塾

 その後陰陽塾にいくと、実技系の講師達の授業が全部休みになっていた。昼休みの食堂でその事を訝しむ春虎達。そんな折、テレビのニュースで陰陽庁が襲撃された事が報道される。しかしそれは陽動で、大量の土蜘蛛が陰陽塾を取り囲む。そしていつもの車に乗って遂に道満が陰陽塾に現れるのだった!

 といったところで次回「Black Shaman ASSAULT -術比-」に続く!


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2014年01月09日 03:19 by 元会長
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