●前回のその後
冒頭は前回の事件のその後。鴉羽は夏目の父が持ち去っていたり、陰陽塾を修理する間学生達は祓魔局目黒支局に通う事になったり、春虎が魔道に堕ちそうな雰囲気だったり。
●OP考察
そして新OPに。まず春虎と夏目の幼い日の約束。真っ直ぐ伸びるたわまぬ竹がセットで、それが今でも2人の胸に真っ直ぐ根付いている事が暗示されている。それに混ざる、再会の日の夏目。
その次は、4話レビューで書いたように、前OPの鳥かごや、巨大な鳥かごに囚われているような春虎達が映る。更に柵の中苦悩する春虎の新カットが追加されている。運命に囚われている春虎達。そしてそれに苦悩しはじめる春虎の暗示。
その後は背中合わせだけど、恋人繋ぎで手を繋ぐ春虎と夏目・・・・もう夏目が正妻すぎて鈴鹿を見るのが辛い・・・・。
夏目も可愛いし、夏目ルートなら夏目ルートで良いんだけど、それなら早く鈴鹿を諦めさせてあげて下さい・・・・自分の気持ちに気付いてなかった時の春虎の言葉を信じて、1人相撲を続けるなんて可哀想すぎる・・・・。
その後はそっぽを向き合った冬児と鈴鹿。父親のせいで冬児が生成になった事を気にしている鈴鹿。でも春虎×夏目が決まっているなら、冬児×鈴鹿ルートの暗示なんて望みを託してみたくなったり・・・・。
そして、前OPのカットを挟んで、UFOキャッチャーで虎のぬいぐるみを取ろうとして失敗し、落ち込む鈴鹿。せめて虎のぬいぐるみが取れて、幸せそうにそれを抱き締めたりしてたら、まだ望みがあったんだけど・・・・ショーケースに阻まれた届かない世界の虎を取ろうとするも叶わないとか、完全に失恋フラグ(涙)。
その後色々あって、謎の赤眼鏡の少年(笑)の後に、闇夜の空にシャボン玉を飛ばす夏目。大空、遥かな高みに届けたい、虹色の思い。でもそれは余りにも脆いシャボン玉・・・・ちょっと不穏な感じ。
そして前OPでもあった、建設中のビルから飛び降りるような春虎。なんか春虎が魔道に堕ちるフラグに見えてくる・・・・それが見えない壁を割ろうとする春虎に繋がってゆく。見えない壁=夜光が自分自身にかけた記憶の封印とか?
その後は京子の裸が眩しかったり、北斗(女の子)のカットが気になったり・・・・北斗(女の子)の出番ってもう回想くらいしか・・・・?
●春虎がいい加減だから・・・・
さて、OPでは完全に正妻扱いな夏目だけど、13話で春虎と夏目が急接近してたのに、すずが話しかけたせいで有耶無耶になって、その後は春虎が魔道に惹かれちゃって、ずっと中途半端なまま・・・・
春虎がそんな調子だから鈴鹿が今でも片思いを続けてるというのに・・・・。
●魔道に魅入られている春虎
その後、目黒支局で祓魔官と実戦訓練をする春虎とコン。前回見た大友の大技を真似ようとするも失敗し負けてしまう春虎。祓魔官は、全然用途の違う、しかもできもしない大技を使おうとした、春虎の地に足のついてない戦い方を批判する。
祓魔官の言ってる事は正しいと思うけど、その横柄な口ぶりに夏目が怒って反論したり。そして支局からの帰り道でも、夏目(とコン)がまだ祓魔官の事を怒っていたり。でも春虎はまた大友と道満の戦いを思い出していて、全然聞いてなかったり。
さて、春虎がどう転んでいくのか・・・・?
●サブタイの意味は・・・・
そして、陰陽塾の屋上にあった祭壇の事を思い出した春虎は、夏目を誘ってそれを見にいく事にする。
でも、本当に塾舎がボロボロで修理が大変そう。都心だと地価も凄そうだし・・・・売って業者に再開発を任せて、別のビルを買った方が良いんじゃ・・・・。
話を戻して、春虎と夏目(とコン)が屋上にいくと、相馬多軌子(そうま たきこ)と名乗る女子生徒が夜の闇の中、祭壇に佇んでいた。
「それは後から思い返しても不思議な"邂逅"だった。俺と夏目は、こうして相馬多軌子と出会った」
そして多軌子との出会いをこう独白する春虎。よって今回のサブタイは多軌子との邂逅を表している・・・・筈。一方で、"DARKNESS EMERGE"は"浮かび上がる闇、闇の胎動"と言った感じ。
"天壇=死者蘇生術・泰山府君祭の祭壇"で、真っ暗な夜の闇の中会った事からも、多軌子も胎動する闇の一部・・・・にしか見えなかった(笑)。
●中の人が・・・・
あと、多軌子と北斗(女の子)の中の人が同じなんだけど・・・・でも、多軌子と北斗の関連って言われても、今のところ何も思い付かない・・・・。
実は北斗(女の子)は夏目のオリジナルじゃなくて、夜光が残した宝具を使用していて、多軌子も夜光が残した何かから作られた式神・・・・とか?
あとは、春虎が北斗(女の子)の操縦者は多軌子だと勘違いしてしまう伏線・・・・とか?
うーん・・・・謎です(笑)。
●陰陽塾の図書室で
その後、多軌子は春虎達に、陰陽塾は元々夜光の私塾だった事、美代がその設立当初のメンバーだった事、陰陽塾になら設立時の夜光の資料が残ってるかもしれない事などを話す。
そして翌日、春虎と夏目は冬児も誘って、陰陽塾の図書室で設立当時の資料を探す事にする。でも、道満の襲撃で荒れ果てている図書室を夕暮れまで探しても、結局資料は出てこなかった。
資料探しに飽きた春虎と冬児は、大友の卒業アルバムを探し出し、大友をイジりだす。そこで、春虎が"早乙女涼(さおとめ りょう)"の名前を見付ける。鈴鹿が言っていた夜光研究のパイオニアは、なんと大友の同期生だった。だから、大友や木暮は(涼から聞いて)鴉羽の事を知っていたのだろう。
●謎の少年(道満)
翌日、鈴鹿や京子や天馬も加えて、大友の見舞いにでかける春虎達。勿論、大友に早乙女の事を聞くために。
その道中で、春虎達は車に乗ったすずに出会う。そしてその車には、謎の赤眼鏡の道満が一緒に乗り込んでいた(笑)。
そしてどうやらすずと道満は大友に会いきたけど、天海がいたので日を改める事にしたようだった。大友に会えなくて「正直、良かった」と言うすず。道満の様子から戦いにきた感じでもないけど、すずが会いたくなかった理由とは・・・・?
●天海の死亡フラグ
一方その頃、大友は見舞いにきた天海と話し込んでいた。そこで天海は、明日陰陽庁内部の双角会の炙り出しを行う事を大友に告げる。
「双角会の一斉掃討、おそらくは、これが俺の"最後の仕事"になる」
更に自分でこんな死亡フラグを立ててしまう天海・・・・。
また、掃討作戦の影響で双角会が夏目達を襲うかもしれないので、陰陽庁から護衛を就けると言い、大友は大人しく寝ていろと続ける天海・・・・。
実は天海が双角会と繋がっていて、大友に邪魔されないよう騙しにきている可能性も捨てきれないけど・・・・。
1.あそこまでカッコ良く描かれた大友は味方の筈。また策士大友は人を騙す事はあっても騙される事はなさそう(笑)=大友が信用している天海も味方。
2.美代が双角会と繋がっていたなら、美代から鴉羽がない事が伝わる筈=道満がわざわざ陰陽塾を襲う事もなかった。その他の言動からも美代は味方=美代が信用してる天海も味方。
3.大人はみんな曲者と言ったり、天海の言動も味方っぽい。
4.双角会の掃討を最後の仕事と言ったり、物悲しい夕暮れの中を歩く後ろ姿が映されたり、死亡フラグも、裏切って死ぬというより、良い上司だった者が死んでしまうような感じ。
よって、これらより次回くらい天海が比良多に暗殺されそう・・・・。
●チンピラ鏡
話を戻して、その頃、鏡はシェイバと言う式神(?)を連れて街中を歩いていた。そこで人目も憚らずシェイバに暴行を加える鏡がチンピラすぎる(笑)。まあ、シェイバも人斬りが趣味のあっち側みたいな感じだけど・・・・。
●天海の死亡フラグ その2
その後、大友の病室に春虎達がきて、鈴鹿が大友の正体に気付いたり、天海の帰り際に
「お気を付けて・・・・」
「・・・・ふん、よせやい」
大友と2人でこんな死亡フラグを追加したり、その後物悲しい夕暮れの中を歩く天海の後ろ姿が映されたり・・・・。
●すずの正体は・・・・
そして春虎達は多軌子の事を大友に尋ねるけど、大友も多軌子の事は知らないようだった。でも、春虎が"早乙女涼"の名前を出すと、珍しく動揺を顔に出してしまう大友。そして早乙女の名前が"りょう"ではなく"すず"だと告げるのだった。ただ、その消息は大友も知らないと言う・・・・。
翌日、祓魔局で話す春虎達。そこで、
「大した事じゃないんだけど、そういや、先輩もすずだったな〜って」
こんな事を言う春虎。一応、EDテロップはまだ"すず"のままだったけど、どう見ても幼女先輩=早乙女涼だよね(笑)。
●掃討作戦開始!でも・・・・
そしてそんな事を話しているところに、なんと鏡が現れる。天海が言っていた護衛とは鏡とシェイバの事だった・・・・どう考えても人選を間違えてるよね?(笑)。
同じ頃、遂に天海他多くの祓魔官が揃う会議室で
「現時刻より、陰陽庁並びに祓魔局の双角会掃討作戦を開始します!」
と掃討作戦が発令されるのだった・・・・双角会の幹部、比良多篤祢の宣告によって・・・・。
といったところで、次回「_DARKNESS_EMERGE_−神扇−」に続く!
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あと今回出てきた相馬多軌子は原作読者の一部から周回遅れの夏目だとか、ヒロイン補正の無い夏目だとか呼ばれたそうです。
鏡の式神らしくやっぱりアッチ側なんですね・・・・。
ヒロイン補正のない夏目・・・・
なんか敵(?)っぽいのに同情しそうになる響きですね(笑)。
今回からまた大きく話が動くみたいだし、
どうなるのか楽しみに見ていきたいと思います。
こんな感じですが、宜しければまたお越し下さい。
次回のタイトルは「神扇」なので楽しみです
尺の関係でカットされちゃった感じなんですね・・・・。
天海は見事死亡フラグを跳ね返しましたね(笑)。
こんな感じですが、宜しければまたお越し下さい。