【アイドルマスター シンデレラガールズ4話】お姫様になるまでは、シンデレラも普通の女の子!【感想】


アイドルマスター シンデレラガールズ
第4話「Everyday life, really full of joy!」

"毎日の生活は、楽しさに満ち溢れている!"

今回のサブタイを和訳するとこんな感じでしょうか。そしてそれが示すように今回は『アイドル達の日常』がテーマになっています。しかし、より厳密に言うなら今回は

『アイドル達が、アイドルから普通の女の子に戻っている時の日常』

です。

●アイマス1期との比較

アイマス1期1話も"赤羽根Pが"動画を撮りながら『アイドル達の日常』を描いていますが、それとデレマス4話を比べると、明らかに雰囲気が異なると思わないでしょうか?つまり、

アイマス1話:アイドル達の日常
デレマス4話:女の子達の日常

です。そしてその差は、赤羽根Pが側にいた、武内Pが側にいなかった、その差ではないでしょうか。例えば、

・アイマス1話
休み時間、男性教師が側にいる時の会話
・デレマス4話
友達の家で女友達だけでする会話

といった感じです。武内PがPR動画撮影の間全く映されないのは、この暗示=アイドルではなく普通の女の子としての日常シーンである暗示、でもあるのです。

つまり、アイマス1話では、まだアイドルとして気を張っていて、完全には素に戻っていないのです。等身大の女の子ではなく『アイドルとしての日常』なのです。

と解釈したいところですが・・・・正直に言えば、男にデレマスの雰囲気は中々出せないと思うんですよ。アイマス1話も男視点では十分に素なんです。でも、デレマス4話と比べると、あ〜女の子の素の感じってやっぱりデレマスの感じだよな〜と思うのです。

ちょっと怒られそうなんですが・・・・移り気で、話があっちこっちに飛びまくって『全体的に話がまとまらない感じ』が、女の子っぽいなと思う訳です。

そして、1〜3話レビューでも書いたように、これは女性監督だから出せた雰囲気だと思います。逆に言えば、アイドルとしてではなく、等身大の女の子としてキャラを描きたかったから女性監督を起用した・・・・のではないでしょうか。

『お姫様になるまでは、シンデレラも普通の女の子』

なのかなと、思ったり思わなかったり。

そしてこの『女の子達の日常』の感じが、同じく女性監督の作品である『けいおん!』と共通する部分なのです。

「ほとんどアイドル活動してないw」
「ほとんどバンドの練習してないw」

みたいな感じでw

そしてそれは、どちらもアイドルやバンドより、等身大の女の子を描こうとしているからだと思います。

一応、デレマス4話では、PR動画を撮っていてアイドル活動をしてはいますが、アイドル達にその自覚はほとんどないと思います。むしろ友達とお喋りを楽しんでいる、そんな感じです。そして、そんな日常が楽しくて仕方ない、それがサブタイに繋がっていくのです。

細かい比較をすれば、アイマス1話の亜美、真美はずっとハム蔵に興味を持ち続けています。途中で伊織がGが出たと叫んだり、それに騙され真や雪歩が大慌てしているのに、そんなオモシロそうなことに全く反応しません。

一方デレマス4話では、取材対象のかな子達がスィーツを食べていたら、卯月達がそれにつられ取材のことを忘れていた、なんてことは勿論、きらりの着ぐるみ姿を見た凛が「色んな仕事があるんだね」と呟いただけで話が脱線しはじめます。

勿論、アイマスの方はもうCDデビューもしていて、アイドルとしてちょっと先を進んでいるので、アイドルとしての自覚が強いのは当然です。

でも、根底に流れるものが違う、例えばCDデビューし、アイマス1話相当のアイドルになった段階でも、デレマスの雰囲気はやっぱり違うんじゃないかなと思います。

『けいおん!』では学園祭などでライブをすることが目標だったので、他人と競う、オーディションやコンクールはありませんでした。しかし、トップアイドルを目指すなら、より覚悟を決めた姿勢が必要になってくるはずです。そうなった時、どんな雰囲気になっていくのか、もしくはずっとお姫様になる前の、お姫様を目指す普通の女の子が描かれるのか、今後の展開が楽しみですw

●日常の演出

そんな感じなので、アイドルではなく、普通の女の子の日常であることを示す演出がいくつかあります。

まずPR動画を撮影するシーンでは、ファインダー越しにバッテリー残量とか色んな表示が出ている画面が多用されます。しかし、アイドルが映像に載る時、そんなものは映されません。これはアイドルではなく普通の女の子のプライベート動画である演出です。

「PR動画の撮影、お疲れ様でした。今後・・・・・・・・活用させて頂きます」

また、武内Pのこの台詞の間も、動画がアイドル活動としては、PRとしては使えない=動画にはアイドルではなく普通の女の子が映っていた、ことを暗に示していました。

●こんな高そうなお城・・・・

2話のサブタイが「こんな綺麗なお城見たことない」でしたが、都心のビル街で、綺麗で巨大なエントランス、広い部屋に広い廊下、独自のレッスンルームに、敷地内には広大な庭もあって・・・・すごく・・・・高そうですw

もし賃貸物件だったら1部屋だけでも、家賃が1ヶ月で百万くらいしそうです・・・・。

あと、細かい演出としては、かな子達と話す時、後ろに渡り廊下が映されます。渡り廊下≒橋はその両端を繋ぐもの、心の架け橋、心の交流の暗示です。

今回の撮影の中で、一番アイドルとしてではなくプライベートな交流となっていたこのシーンを演出しています。

また、蘭子がいる噴水に向かって廊下を走る時、壁の下側に取りつけられている非常口の誘導灯(?)が映されます。指定された時間に遅れそうになっている、非常事態、卯月達が焦っている演出です。

といったところで、

アイドルマスター シンデレラガールズ
第5話「I don't wanna to become a wallflower」

に続きます。


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2015年02月03日 17:34 by 元会長
カテゴリに移動する| シンデレラガールズ |
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この記事へのコメント
アイマス1期の1話との似て非なる点はアイドル同士の親密度の差(ユニットとしての活動歴の長短)が一番大きいと思っていたのですが、それ以上に「アイドルの顔かプライベートの顔か」という違いがあったというのは成程そうですね。
最後の武内Pのセリフの間は少し気になっていたのですが、すとんと腑に落ちました(^^)

女の子からお姫様へのステップアップ、注目したいと思います。
Posted by tara at 2015年02月07日 00:11
taraさん、コメントありがとうございます。

「けいおん」が3クール+映画1本ありましたが、その正体がわからないと言うか、どう解釈すれば良いんだろうと、ずっと悩んでいました。

でも、シンデレラガールズのおかげで、別の切り口、新しい視点が増えました。しかもそれを男の感性で描いた場合のサンプルとして、アイマス1期までが謎を解く手助けになってくれました(まあ、解釈が本当に合ってるかどうかはわからないんですが・・・・)。

だから、ひとまず数年来悩んできたことの答えが見つかって、個人的には非常に有意義なレビューができたと思っていますw

なので僕も、これからどうなっていくのか、できれば更に新しい発見をできれば良いなと思いつつ、楽しみに観ていきたいと思いますw
Posted by 元会長 at 2015年02月07日 11:33



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Tracked: 2015-02-03 19:02


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