【神様はじめました◎ 7話】五里霧中?鞍馬ルートがはじまらない!【感想・考察】


神様はじめました◎ 07「神様、鞍馬山へいく」

今回はいよいよ鞍馬の生まれた鞍馬山にまでいくのですが、鞍馬が難攻不落すぎて攻略ルートに入れる気がしません・・・・代わりに二郎が、奈々生の可愛さに一瞬で陥落しましたけどw

今回は、そんなこんなを細かく見ていきたいと思います。

●牡丹丸に自分を重ねる鞍馬

「半人前の下山は禁止されてるはず。みなに黙って降りてきたんだろう。(中略)帰んな」

まず、サブタイキャッチのあと、鞍馬は挨拶をしてきた牡丹丸(ぼたんまる)にこう言います。

この時、鞍馬は目を閉じて牡丹丸を全く見ていません。半人前のうちは御山の力がないと成長できないのを知っているから、敢えて心にもないことを言って牡丹丸を御山に帰そうとしている演出です。

でも、牡丹丸は家出ではなく倒れた鞍馬の父・僧正坊の跡継ぎとして鞍馬を迎えにきたと打ち明けます。

「知っているだろう?俺は御山を十七年も前に降りた、脱落者だ」

それを聞いて、鞍馬は牡丹丸の視線に合わせるようにしゃがんで、その目を真っ直ぐ見ながら、自虐気味にこう返します。本当に翠郎を置いて逃げ出したと今でも負い目を感じているから・・・・。

「すっかり下界に染まっちゃってるのー。下界には可愛い女の子沢山いるしー」

更に鞍馬はおどけながらこう続けますが、目を閉じるどころか牡丹丸に背を向けて、必死にそんな負い目を隠し通そうとしていました。

「違う!真寿郎様は脱落者ではない!真寿郎様は俺の目標だ!」

でも、牡丹丸は残った力を振り絞り、鞍馬にこう訴えます。そしてそこで力尽き意識を失ってしまうのでした。半人前の天狗は、御山の力がないと下界の毒に耐えられなかったから。

そして、その姿にかつて翠郎に憧れ慕っていた自分を重ねた鞍馬は、鞍馬山に戻る決心をするのでした。

あとのシーンで、かつて翠郎に憧れ慕っていた鞍馬の回想が入るのはこの鞍馬の気持ちを暗示するためです。

●揺れる心、迷う心

その後色々あって、夜切車で鞍馬山に向かうシーンになります。そのシーンの最後で、鞍馬は夜切車の後ろの御簾を開け、夜風に髪を揺らされながら外を眺めます。

後ろ=過去=翠郎のことを思い、風に舞う髪のように心が揺れている鞍馬が演出されていました。

また、鞍馬山に着くと、鞍馬達は天狗の世界に通じる、両脇に木々が生い茂り日の差し込まない森の小道を進んでいきます。

でも、その途中で鞍馬と牡丹丸は奈々生達とはぐれてしまいます。鞍馬は奈々生達を探すために飛び上がりますが、今度は深い霧に惑わされてしまうのでした。

これは、暗く木々に視界を遮られ何も見えない=鞍馬(と牡丹丸)の心が迷っている演出で、霧の演出も同様です。

だから、心が迷っていない奈々生達はここではぐれ

「真寿郎様〜!『狐』殿がこんなところにおりました」
「まあ、失礼ね、勝手に迷子にしないでよ」

霧が晴れてから、こんな感じで合流します。そして奈々生の台詞がギャグに見せかけて、道に迷っていたのは鞍馬達の方だと暗示しているのです。

でも、翠郎の笛のおかげで鞍馬の心を包んでいた迷いの霧も晴れ、ついに鞍馬は過去と向き合うことができたのです。

●トイレの意味

その後、奈々生達は遂に天狗の里の外門に辿り着きます。

「(着いて早々なんだけど、トイレいきたくなってきた〜)・・・・立ち話もなんだし、さっさとお邪魔しちゃいましょう」
「ままま、待て奈々生、まだ心の準備が〜っ」

そこで奈々生は、こんな風に鞍馬の静止を振り切って門の扉を開けてしまします。これは奈々生が天狗の里で起こる事件の扉を開けた、奈々生がみんなを牽引しているという演出です。

流石は我らがヒロイン、人神の奈々生様!前向きに物語を引っ張る頼もしい牽引役ですね!

・・・・トイレにいきたいって動機でなければ・・・・。

トイレにいきたい=心に貯まった不浄な思いを出してしまいたい、そんな奈々生の演出であり、『不浄な思い=巴衛との恋に対する不安』です。

●前回の補考

前回、沼皇女に相談し、奈々生の不安も解消できたかに見えました。でも、沼皇女に背中を押され前向きになれても、どうしても一抹の不安は消えないのです。

だから、6話レビューでは敢えて触れませんでしたが、沼皇女と別れて奈々生が神社に帰ったシーンで、社の一階部分が見切れて屋根しか映ってなかったのです。

巴衛との恋に向き合うと決意したけど、まだ真正面からその問題に目を向けることはできなかったから・・・・。

「ね〜いこうよ〜巴衛〜!(中略)あ〜も〜それなら私だけでも〜」

なのに、そんな状況だったのに、奈々生は健気にも!敢えて明るく振る舞って、巴衛を鞍馬のコンサートに誘いました!

巴衛につれなくあしらわれても、懸命に笑顔を崩さないようその表情を凍りつかせて・・・・。

ここの演出と、奈々生(の中の人)の演技がどうにも引っかかると思ってたら、やっぱりそういうことだったんです。

●狐ェ・・・・

ところが当の『狐』野郎ときたら・・・・。

今回、鞍馬と牡丹丸が巴衛を呼ぶ時は『狐』で固定されています。更に、巴衛の顔がデフォルメの『狐』顔で描かれることが多いです。

これらは『巴衛が自分の気持ちも、奈々生の気持ちもわかった上で、敢えてとぼけている=化かしている演出』なんです。

少女マンガ原作ってことで、超大目に見てますけども・・・・。

まあ、これが逆だったら、巴衛が頑張ってるのに、奈々生が恥ずかしがってつれなく返してたら・・・・むしろ可愛い奈々生が見れて巴衛は喜ぶべき、とか平気で書くんですけどw

●奈々生が鞍馬山にきた理由

だから、今回奈々生が鞍馬達に同行したのは、勿論鞍馬達を助けたいって思いもありますが、

『巴衛との恋に対する不安からの逃避』

なんです。

だから、奈々生は6話後半からずっとハイテンションだったのです。今回の夜切車でも鞍馬に過剰に明るく答えてますし。

そしてそれらが、奈々生がトイレにいきたくて逸る心で、里の外門の扉を開ける演出に繋がっていくのです。

更に、翠郎の家に入ると、奈々生だけがコートなどを脱いで寒そうにしてるんです。巴衛との恋の不安で心が冷えている上に、当の狐があんな態度で、翠郎にはそっけなくされて、いよいよ心が冷えてしまったから・・・・。

それでも涙目で強がる奈々生が、マジ神様可愛いです!w

あと、鞍馬は翠郎にぞっこんで、せっかく鞍馬山まできたのに攻略ルートの開始フラグすら見当たりませんでしたw

●攻略完了!

その後、かなり離れたトイレまでいくことで=巴衛と離れることで、奈々生はひとまず不安を吐き出せました。

その後、子天狗達に会って、奈々生のショタ疑惑が深まったり、天狗の里が野郎しかいない地獄だと判明したり、白札で桜を咲かせてみたり。

そして最後に、奈々生の可愛さで一瞬にして二郎を攻略したところで、

神様はじめました◎ 08「神様、潜入する」

に続きますw


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2015年02月28日 22:10 by 元会長
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神様はじめました◎ テレ東(2/23)#07
Excerpt: 第7話 神様、鞍馬山へいく 公式サイトから鞍馬山からやってきた牡丹丸が捜していた真寿郎とは、鞍馬のことだった。鞍馬の父である三代目僧正坊が病に倒れ、今は四代目候補である二郎が御山を仕切っているという。..
Weblog: ぬる〜くまったりと
Tracked: 2015-02-28 22:58


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