【神様はじめました◎ 9話】偽りの巴衛の心を、奈々生色に書き換える!【感想・考察】


神様はじめました◎ 09「神様、ふいうちをくらう」

さて、今回の話で、非常に大きな問題が出てきました。それは、

『今、巴衛って本当に神使なの?』

ということです。どうしてそんな話になるのかというと・・・・

●変装の意味

前回、天狗達の道場に潜入するため、奈々生と鞍馬が変装し、巴衛が神使の正装になりました。

これらは「本来の服装ではない=本心を偽っている」暗示です。

だから前回、奈々生は『もしかして』私のこと好きなの?なんて言い方をして、巴衛はたぬ子と間違えたなんて苦しすぎる言い訳をして、奈々生はそれを聞いても平気なフリをしたのです。

つまり、本来妖怪である巴衛にとって、神使の姿は心を偽るかりそめの姿だったのです。

ミカゲの時は、雪路のことを忘れるために、そして奈々生と会ってからは、奈々生への想いを偽るために。

●巴衛は神使?

そして、それに気づくと4話がより面白く解釈できます。

4話で、神使だった巴衛は、戦神を退けるために、自ら妖怪に戻りました。それはつまり、

『心を偽っていた巴衛が、愛する奈々生を救うために、偽りの心を捨て、本心で行動した』

ということです。

今回の巴衛の台詞を借りるなら、この時点で巴衛はもう完全に「詰んでいる」、奈々生ちゃん大勝利な訳ですw

だから、そう考えると巴衛を見て余計やきもきすると言うか、巴衛は二郎どころの話じゃないからな?と突っ込まざるを得ないと言うか・・・・w

そして5話で巴衛は大国主に許されますが、

『神使に戻る=奈々生とキスするシーンがないのです』

更に今回、巴衛と鞍馬が二郎の結界に囚われた時、牢を破ろうとした巴衛に

「無駄無駄、二郎兄の結界牢だぜ。この中じゃ『妖力系』は一切無効」

鞍馬がこんなことを言ってきて、事実巴衛は牢を破ることができませんでした。

でも、巴衛は神の力が使える神使のはずです。これって明らかに矛盾してますよね、『巴衛が本当に神使なら』。

そう考えると、8話の「三回回ってにゃ〜」とか凄い茶番な訳です。そこまでして再契約したくない=奈々生への想いを認めたくないのか、っていう・・・・w

という訳で、5話の時はあの流れでキスのシーンを映しても盛り上がりに欠けるしな〜と、キスシーンはカットされたものとしてスルーしてましたが、ちょっとそうも言ってられなくなりました。

・・・・去年の年末、ニコ生の一期一挙配信を年末気分で腑抜けて観てなければ、"神使≒巴衛の変装≒偽りの心"の暗示を一期の時点で気づけてたんじゃないかな〜とか、

"奈々生のことを書くぞーと思ってたのに、男キャラの描写ばかりでテンションが上がらない"

5話レビューでこんな言い訳をする前に、1話レビューから男キャラもちゃんと観ると気持ちを切り替えられていたら、5話時点で気づけてたんじゃないかな〜、みたいな・・・・。

と、更に言い訳を重ねてみたり・・・・w

●鞍馬の本心は?

そうすると、気になるのは鞍馬の本心です。変装の暗示より、鞍馬も確実に本心を偽っているはずです。では、その本心とは何なのか?

脳筋の僕はすぐ「本気を出せば二郎なんて簡単に倒せるのに、四代目になりたくないからその力を隠している」なんてことを考えてしまうのですが・・・・。

まあ、これ以上そのことを考えても仕方がないので、ここからは今回の9話を細かく観ていきたいと思います。

●良い薬

冒頭、鞍馬と巴衛が二郎と話すのですが、二郎を見た巴衛は

(この男が二郎か。なるほど、熊みたいな男だな・・・・あの無骨な手で奈々生をーーっ!)

と心の中で毒づきます。良い薬なので、二郎はもっと巴衛を煽って良いですよw

勿論、本当に奈々生に手を出そうとしたら、巴衛がボコる方向でw

●難攻不落の鞍馬w

そして鞍馬は二郎を酔わせようと酒を勧めるのですが、

「神になったと言うのなら、万年桜の下にいた天女を知っているか、真寿郎?」
(天女!?)
「(誰・・・・?)さあ?存じ上げませんが・・・・」

そこで二郎はこんなことを聞いてきて、巴衛が敏感に反応します。巴衛も奈々生を天女だと言いたくなる気持ちがわかったから=二郎もそうだとわかったから・・・・。

一方の鞍馬は、天女と奈々生が全く繋がらず、誰のことだかわかりませんでした。相変わらず、鞍馬の攻略難易度が高すぎますw

●二郎の結界は巴衛の心

その頃奈々生達は、道場に張り巡らされた二郎の結界幕=黒い妖気のせいで道に迷っていました。

そして鞍馬も、酒に酔わせようとした二郎に逆に酔い潰されてしまいます。

でも、そこで巴衛が奈々生に化け、二郎は驚愕の叫び声を上げ、結界に乱れが生じます。そのおかげで奈々生達は道場の奥に進むことができました。

更に、奈々生に化けた巴衛が二郎を揺さぶり、二郎の結界幕は完全に消えてしまいます。そしてその隙に、奈々生達は僧正坊のところに辿り着くのでした。

表の意味では「二郎の結界の乱れ=二郎の心の乱れ」の暗示ですが、実は

『二郎の結界が消えた=巴衛の心のモヤが晴れた』。

暗示なのです。

自分の心を騙し煮え切らない二郎を見て、そのもどかしい姿に自分が重なり、巴衛は無性に苛立ってしまいます。そして二郎に苛立つほど、巴衛は自分の本当の気持ちを認めざるを得なくなりました=巴衛が自分を騙すために心に充満させていた黒い霧が晴れていったのです。

二郎の黒い結界幕にはそんな暗示が篭められていました。

だから天狗「道場」が今回の舞台に選ばれたのは、道場=(心の)修行場、という暗示でもありました。

あとドSな奈々生もとても良かったです!・・・・中身が巴衛でなければ危ないところでしたw

●サブタイの意味

話を戻して、僧正坊の元に辿り着いた奈々生達ですが、夜鳥に見つかり捕まってしまいます。一方、巴衛と鞍馬も二郎の結界に閉じ込められてしまいます。

そして夜鳥と二郎は、まず奈々生達の牢屋に向かい、その目的を探ろうとします

「(前略)誰かに守られねば生きられんと言うのなら、死んで終わらせるべきだ」

でも、話すうちに二郎はこんなことを言い、それが奈々生の固く閉じていた心に突き刺さります。そしてこの言葉こそが、思ってもみなかった"ふいうち"の一言だったのです。

一期1話で家を失った奈々生はミカゲに助けられました。更に鬼婆に襲われたところを巴衛に助けて貰いました。奈々生は、二人に手を差し伸べて貰って本当に嬉しかったはずです。

そして、ミカゲは、守られるだけでなく、奈々生が巴衛に選ばれることで巴衛を救うことができるとも言ってくれました。

なら、奈々生は巴衛を助けたい、雪路のことから巴衛を守っていたミカゲの想いを引き継ぐなんてことではなく、ただ心から巴衛を守ってあげたい。

妖怪が恋をするのは危険だから、巴衛から離れることで守るなんて、巴衛に守られなくても大丈夫なように一人で頑張ろうなんて大嘘だと・・・・。

二郎の"ふいうち"で、奈々生は自分の本心と向き合うことができたのです。

だから、護が僧正坊の容態を見抜いた本来は活躍シーンのはずのところで、『奈々生の誰かを守りたい心の顕現である護が、壁にもたれへたり込んでしまっていたのです』。その時点では、奈々生も守りたいという自分の心を偽っていたから・・・・。

●心を奈々生で書き換える!

そして夜鳥の陰謀を知った奈々生は、変装を解き、退魔結界で夜鳥を退けます。でも、それは表の意味で、

『二郎のふいうちに本心と向き合えた奈々生が、その心を偽るのを止めた』ことが暗示されていました。

「そうか!ここが二郎の結界内、言わば陣地だっていうなら、私の陣地にしてしまえば良いんだわ!」

更に、奈々生はこう言って、道場を奈々生の退魔結界に書き換えてしまいます。

偽りに満たされていた巴衛の心を、黒い霧に覆われていた二郎の心を、奈々生の想いで煌く黄金色に満たすのでした!

そして、二郎の結界に(わざと)囚われていた巴衛と鞍馬=心の奥に閉じ篭っていた二人の心の壁も、奈々生の黄金色に消え去ってしまいます。

あれ、ちょっとまだ最終回には早いですよ?wと言ってしまいそうな、話が一気に盛り上がる暗示が目白押しの晴れやかな回でしたw

そして、それを締め括るように、退魔結界を張り終え、振り向く奈々生の凛々しい姿がその可愛さをより引き立てていました・・・・そんな奈々生がマジ神様可愛い!w

といったところで、

神様はじめました◎ 10「神様、告白される」

に続きますw


スポンサード リンク
スポンサード リンク
2015年03月15日 12:41 by 元会長
カテゴリに移動する| 神様はじめました◎ |
スポンサード リンク



この記事へのトラックバック

神様はじめました◎ テレ東(3/09)#09
Excerpt: 第9話 神様、ふいうちをくらう 公式サイトから本家道場のどこかにいる僧正坊に桃丹を届けるため、奈々生は天狗の変装をして護と牡丹丸と共に潜入するが、二郎の結界のせいで僧正坊を見つけることができない。一方..
Weblog: ぬる〜くまったりと
Tracked: 2015-03-15 18:20


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。