【アイドルマスター シンデレラガールズ11話】友達が欲しいから!みくと李衣菜の同棲大作戦!【感想・考察】


アイドルマスター シンデレラガールズ
第11話「Can you hear my voice from the heart?」

さて、今回のサブタイトルは"私の心の声が聞こえますか?"って感じですが、それだと曖昧すぎて何が言いたいのかわかりません。

でも心の声がなんと言っているのかわかればストレートにその意味がわかります。ではなんと言っているのか?それは、

『私とトモダチになってよ!』

です。

だから今回、前川みくと多田李衣菜の二人が"猫耳/ロック"と言い合うのは、

「どうせポリシーもなく適当に言ってるだけなんだから、私に合わせて一緒にデビューしようよ!」

と言い合っているのです。

よって、"友達"ではなく"トモダチ"です。でも二人は自分が嘘っぽいのを自覚していると同時に、相手も嘘っぽいと思っているので、互いに道を譲りません。

でも、そうやってぶつかり合っていくうちに、妥協したお仕事の"トモダチ"ではなく、互いに尊重し合える"友達"になることができたのです。

だって、二人が本当に求めていたのは、二人の本当の心の声は、

『私と友達になってよ!』

だったのだから・・・・。

では、どうしてそう言えるのか?を、みく達の性格を解釈しながら見ていきたいと思います。

●みくにゃんは豆腐メンタル!w

まず、猫耳アイドル・前川みくにゃんですが、そのメンタルはかなり弱いですw

みくは自分に自信がありません。だから何か付加要素が必要だと思って、それがみくの猫耳なのです。

そんな訳で、みくはアイドルとしてやっていけるのか、一番危機感を持っていて、不安を抱えていて、それが5話のカフェ占拠に繋がりました。

そして能天気なアニマル系を謳っているのに実は生真面目で、猫なのに魚が嫌いで、そんな自分の嘘っぽさを十分に自覚しています。

よって、みくは普通のアイドルと組んでしまうと、その劣等感にどんどん傷ついていってしまうのです。最初の頃、莉嘉とみりあと組んでいたのはそのためです。まだ子供の二人となら遊び感覚で劣等感を誤魔化すことができるし、猫耳も面白がってくれたから。

だから、みくはずっと劣等感を抱えながら、それを隠してレッスンを続けていました。そしてずっと思っていたのです、

『そんな劣等感を感じないで済む、自分と同じようなアイドルの友達が欲しい』と・・・・。

だから、李衣菜とユニットを組むことになって、みくは李衣菜が合わせてくれたら"トモダチ"ができるかもしれない、と内心期待に胸を膨らませていたのだと思います。

因みに、そんな感じなので、みくと相性最悪なのは神崎蘭子です。みくは猫キャラを演じていますが、蘭子は中二キャラであって演じてる訳ではないんですよね。

みくは真面目で重要な話になるほど、猫言葉が抜け普通の口調になりますが、蘭子は重要な話ほど熊本弁になるんですw

だから二人がもしユニットを組んだら、「普通に話して欲しいにゃ」とか「何言ってるかわからないにゃ」とか衝突する度、みくは蘭子が本物の中二で、自分は猫キャラを演じてるだけの偽物だと、どんどん傷ついていくのです。

まあ、そこで一念発起して本物の猫キャラになるってルートもありますが、個人的には嘘っぽい猫を健気に演じてるみくにゃんの方がずっと可愛いと思いますw

●嘘っぽさなら負けない!w

なので、ここまで書けば、どうしてみくとロックアイドル(笑)・多田李衣菜の相性が良いのかは説明するまでもないでしょう。

そうです、明らかに口先だけ、えせロックの李衣菜も、みくと同じ思いを抱えていて、そんな二人でなら引け目を感じることなく活動することができるのです。

「一人でエアギターでもやってにゃ」

5話では、みくが李衣菜にこんなツッコミまでいれてましたしw

また、李衣菜のロックはみくのように劣等感からきたものではなく、 大雑把 大らかな李衣菜がただ単純にカッコ良い!と思って言ってるだけです。

蘭子と同じ中二病なのですが、それを突き詰めるのではなく、そのカッコ良い感じに浸っているだけの偽ものなのですw

だから、みくと李衣菜がお互い非難し合っても、どんぐりの背比べで傷つくこともありません。

更に、李衣菜は大らかなので、みくにそこまで突っ込まず、みくの豆腐メンタルも安心です。逆に几帳面で面倒見の良いみくが、大雑把な李衣菜の面倒を見ていて、良い感じに噛み合っていました。

また、李衣菜はみくほど豆腐メンタルではないので、他のアイドルと組ませることもできますが、どうしても嘘っぽさで浮いてしまいます。その点、みくと組めば浮くこともありませんw

何より、こんな二人だったから、トモダチが欲しくて一生懸命ぶつかり合って、友達になることができたのです。

●嘘っぽさが持ちネタに

そして、そんな二人の関係には更なるメリットがあります。それはもし悪徳記者などに、

「みくちゃん魚が食べられないって本当ですか?」

なんて聞かれても、

「そうなんですよ。せっかくカレイの煮付けを作ってあげたのに嫌いだって言われた時は、それでも猫キャラかー!って思っちゃいましたよ」
「にゃー!?李衣菜ちゃんだってミントキャンディーも舐められない、えせロックの癖にー」

って二人で喧嘩すれば嘘っぽキャラの持ちネタにできるんです。これも二人ともが嘘っぽい、えせキャラならではの強みだと思いますw

●心は本物!

でも、二人とも表面はそんな嘘っぽい偽ものキャラでも、心の中の『アイドルになりたい!』『友達が欲しい』って気持ちは本物です。

だから、上っ面のことで喧嘩しつつも、それに関してだけは、みくが本気の思いを真摯に打ち明け、李衣菜も真剣に応えたのです。

といったところで、以降は本編を追っていきたいと思います。

●喧嘩の理由は・・・・

冒頭、蝉達に囃し立てられ天頂で舞い踊る白熱の太陽が映されます。必死にトモダチを作ろうと口喧嘩している、みくと李衣菜の心を演出していました。

そしてスタジオで凛達ニュージェネレーションズが撮影している横で、みくと李衣菜が猫耳でいくかロックでいくか口喧嘩をしていました。

「時代は猫耳を求めているにゃ」
「はぁ?求められてるのはロックでしょ」
「猫耳!」
「ロック!」

でも二人がこう言い合う時、その顔が全く映されません。"顔=表情=心"で、二人が本心を言ってないことが演出されています。

そして二人は、組み合って互いにぷるぷる力みながら口喧嘩を続けますが、その体のように心がぷるぷると震えていました。

二人とも、二人の嘘っぽさを十分認識していて、だからこそ、同じ偽物の相手にトモダチになって欲しかったから・・・・。

●武内Pの部屋で

「「ユニットデビュー!?」」

OP明けて、みくと李衣菜が息ぴったりで武内Pにこう言います。こんな感じで実は仲良しだよねw、って演出が今回随所に入っています。

「ロックなんてお断りにゃー!」
「こ、こっちだって猫耳なんてお断りだし!」

そしてみくと李衣菜は互いをこう否定しますが、これらの台詞を言う時、二人の姿が映らなかったり、物陰に隠されます。これも二人の言葉には隠された裏がある演出です。

何より"ロック/猫耳"を否定するだけで、二人とも"みく/李衣菜"が嫌だとは言いませんでした。

●電車の演出

その後、「可愛さ」か「クール」か電車の中で喧嘩する二人が映されますが、ポーズが綺麗な左右対称になっていて、その仲良しっぷりが演出されていましたw

また、そのシーンの最後で遠景で通り過ぎていく小さな電車が映されます。電車は人を運ぶもの=心を運ぶもの=心の交流の演出で、その騒音はざわめく心の演出です。

喧嘩しながらも、ほんの少しずつ二人が打ち解けはじめていることが演出されていました。

●仲良し二人組w

その次の仕事は"仲良し二人組"をイメージした写真撮影でした。その説明を受けると、二人は息も動作もぴったりに

「「はい!」」

と答え、写真外でもオーダーを見事にこなしていましたw

そして二人は衣装に着替えますが、猫耳とロック系で統一感がなく、文句を言う二人に合わせて沸騰する給湯ポットが映されます。トモダチを作ろうと熱くなっている二人の心の演出です。

でも、二人が口喧嘩する時、ここでもその姿が映されず、その言葉に裏があることが演出されていました。

だから、撮影が終わると、二人は同じジト目と同じポーズで向き合い、その仲良しっぷりを見せてくれるのでしたw

●茶番・・・・?

その後もトモダチを作ろうと、色々悪戦苦闘する二人ですが、上手くいかず、電車で左右対称のポーズを取り、夕日を浴びながら深いため息を漏らします。

でも、そんな二人が乗った電車を映す視点は、一回目の電車より近く、二人の心が更に打ち解けていることが演出されていました。

でも翌日、二人はソロデビューしたいと『二人で』武内Pに掛け合います。仲が悪いと言いつつそれでも二人はずっと一緒に行動してるのです。二人ともツンデレなんだからw

ただ、互いに全く譲らなくて本当に諦めかけていたのか、それをなんとかして欲しくて茶番をしていたのか、どっちの解釈にするか悩ましいところです・・・・。

まあ、ソロデビューにすると一人は後回しになると言われて、全く同じ動作で相談し合う仲良し二人組の演出を信じて、(別に打ち合わせとかはしてないけど)二人で茶番をしていたと解釈したいと思いますw

だから、より仲を深めるために同棲することになって、二人は内心嬉しくて、それが揺れる瞳に表れていたのですw

そして引越しの日、李衣菜がみくの部屋を訪れると、部屋には一杯猫アイテムが飾られていました。一方、李衣菜も何個ものヘッドフォン、大荷物を持ち込みます。

ただ、それらはきっと急遽揃えたフェイクだと思うんですよね。二人とも相手をトモダチにしたくて、無理にグッズをかき集めてきた・・・・そんな気がしますw

●同棲一日目w

そして二人で迎えるはじめての朝w

みくは目覚ましが鳴ると同時に起きだし、李衣菜を起こします。また、朝食を食べないと言う李衣菜に「朝ご飯は元気の素!」と言いつつ、その目玉焼きにソースをかけます。

面倒見の良いみくが演出されていました。

でも、李衣菜は醤油派でまた喧嘩になってしまいます。そして組み合いぷるぷる力む二人の心が、またぷるぷると揺れるのでしたw

その夜、レッスンで遅くなった二人はスーパーで惣菜を買うのですが、

「この時間だと、お惣菜が五十円引きになってお得『なの』」

みくの語尾が一瞬素に戻ります。心を許し、素が表れはじめたことが演出されていました。

「そんなに買うの?」
「アイドルは体が資本だから、夕食は、なるべく三十品目取るように心がけてるにゃ」

更に、二人がこう言う時、みくが見切れて顔が映されません。本当は今まで適当にしてたけど、李衣菜がきたからちゃんと栄養管理もしようと気を遣ってるみくが演出されています。

その後、二人で風呂に入るのですが、みくが風呂を出ようとする李衣菜に、ちゃんと百まで数えるように言って、

「え〜、うるさいな〜、もぅ・・・・」

李衣菜はこうボヤきますが、この一連の会話の時も二人の姿が映されません。気を遣っているみくと、実はそれが嬉しかった李衣菜の心の演出です。

李衣菜をトモダチにするのではなく、みくから李衣菜にちょっとだけ歩み寄っていて、李衣菜にもそれが伝わっていたことが演出されていました。

●魚とミント

そんなある日、二人でオーディションを受けにいくのですが、順番の関係で、みくだけ帰りが遅くなってしまいます。

みくが疲れて帰ってくると、李衣菜が料理をしていて、

「わぁ〜、何してる『の』〜?」
「ん〜、スーパーのお惣菜ばっかじゃな〜と思って、二人分作っ『ちゃった』」

こんな会話を交わした二人が、心を開きかけていることが演出されていました。

でも、実は猫キャラにあるまじく、みくは魚が嫌いで、また喧嘩になってしまいます。

「きっと好きだろうと思って魚にしたのに・・・・」
「・・・・さっきはちょっと言いすぎたにゃ。この大粒ミントキャンディーで機嫌直すにゃ」

しかし、李衣菜が歩み寄ってくれていたことを知り、みくはこう謝ることができました。

「ミントって辛いから苦手なんだよね〜。
(中略)
普通に甘い方が美味しいじゃん」
「それの何処がロックにゃ!?」

ところが、今度は李衣菜がロックキャラにあるまじき嗜好で、二人はまた口喧嘩をしてしまうのでしたw

●友達になりたいから

そんなある日、みくが夜中に目覚めると、李衣菜が母親と電話していました。全然上手くいってないのに、李衣菜は母親に心配しないでと強がって、そんな姿にみくは自分を重ねてしまいます。

そしてみくの心を表したかのような雨の日、武内Pが来客と話していました。欠員ができてしまったので、346から歌えるアイドルを出して貰えないかという相談で、武内Pは断ろうとしますが、

「あの、そのお話、みく達にやらせて貰えませんか?」

みくがこう名乗りを上げます。

そして、みくと李衣菜と武内Pで話し合いになります。このシーンでは、ずっとみくと李衣菜の口調が素になっていて、二人とも本心で真摯に話していることが演出されていました。

「チャンスを無駄にしたくなかったの。(中略)プロデューサーが組ませてくれた意味、今納得しておきたい。
もし、これでやっぱりダメだとわかったら、李衣菜ちゃんに先にデビューして欲しいの」

そしてみくはその思いを打ち明けます。いい加減な気持ちでトモダチを作るのではなく、李衣菜と向き合って本当の友達になりたかったから。

でも、曲はどうするのかと心配する武内Pに、

「二日で作れば良いんでしょ?・・・・作詞とか興味あったし、私も気持ちは同じだから」

今度は李衣菜がこう応え、二人は一緒に作詞に取り掛かります・・・・二人で本当の友達になるために!

そんな二人を照らすように、部屋には雨上がりの陽が明るく差し込んでいました。

そして友達になった二人が、初イベントで一緒に作詞した歌、友達の証を元気に歌いきるのでした。

といったところで、

アイドルマスター シンデレラガールズ
第12話「The magic needed for a flower to bloom.」

に続きますw


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2015年04月01日 23:20 by 元会長
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Tracked: 2015-04-01 23:55


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