【アイドルマスター シンデレラガールズ13話】片方だけ、凛もガラスの靴を履けたから!【感想・考察】


アイドルマスター シンデレラガールズ
第13話「It's about time to become Cinderella girls!」

さて、12話レビューでは、最終回に向け色々不穏なフラグがあると書いたのですが、その解釈がズレていたので、まずはその辺りを修正しておきたいと思います。

●凛のフラグ

前回、凛に関して色々不穏なフラグが立っていると思っていましたが、不穏な展開に繋がるフラグではなく、現状の凛がガラスの靴をまだ履けていないという状況の演出でした。

詳細は後述しますが、それが今回も続いていて、

『凛がアイドルフェスを経て、やっとガラスの靴を片方だけですが履くことができた』

という展開に繋がっていきます。

●最終回予告のフラグ

また、前回ラストの最終回予告が不穏だったのは、凛ではなく美波(や落雷など)のフラグでした。

凛がガラスの靴を履けてない演出が、不穏な次回予告に繋がっていると解釈したので、12話レビューような感じになっていましたが、それらは別々のものでした。

ということで、以降は本編を追っていきたいと思います。

●前回予告のフラグが・・・・

冒頭のアイドルフェス会場の楽屋や、その次のステージ裏、そして再び楽屋に戻ってと、アイドル達が打ち合わせやステージの準備を慌しく進めていくのですが・・・・

まとめ役として気負ってしまっている美波と、それを心配するアナスタシアで、どんどんフラグが積まれていきます・・・・。

そして美波は、これまでの無理やステージ前の極度の緊張が祟り、熱を出して倒れてしまいます。

●蘭子の第二形態

そこで武内Pとアイドル達で、誰か美波の代役ができないか相談をするのですが、本番直前で練習時間もなく誰も名乗り出ることができません。

「あの・・・・っ、だ、第二形態より先は、未知の・・・・・・・・」

でも、そんな中、蘭子が前に一歩踏み出し、熊本弁でこう名乗りを上げようとします。でも、蘭子はここで一旦言葉を切ると、

「あの、合宿の時、私三人でスペシャルトレーニングに、その・・・・誰かと一緒に、何かをするのって・・・・凄く、ドキドキしました。やってみたいんです!」

と標準語でその思いを伝え直します。

前回、美波が蘭子に歩み寄ってチームプレイの楽しさと大切さを教えてくれたから・・・・だから、今度は蘭子が美波のために、魔王の呪縛を振り解き、第二形態(ツヴァイトフォーム)になろうと決心することができたのです。

・・・・蘭子が標準語でも喋れるようになると、ちょっと寂しい気もしますが、どうなっていくのか成長を見守りたいと思います(できれば、みんなとある程度意思疎通ができるようになって、そのうち熊本弁に戻ると良いな〜w)。

●不安を抑えながら

「蘭子、お願いします」

アーニャはそんな蘭子の不安に閉じられた両の掌を、両手で包み込むように握りながらこう言って、美波を助けたいという同じ思いを繋げます。だから、蘭子も閉じていた掌をなんとか開くことができたのです。

ただ、ここでは二人の手元だけしか映されず、二人とも「顔=表情≒不安な心」を必死に抑えながら、それでも美波をこれ以上悲しませないために頑張ろうとしていることが演出されています。

一方その頃、美嘉が控え室(?)のベッドで泣きながら横になる美波のところを訪れ、励ましの声をかけていました。この時、美嘉が入ってきてベッドの端に腰掛けるところにも、同様の演出が入っています。

●蘭子とアーニャの初ステージ

フェスは進み、蘭子のソロ曲の番が近づきます。そこで莉嘉やみりあ、アイドル達が各々のやり方で蘭子を励まし送り出します。

それに応え、蘭子は自分の曲を歌いきり、歓声に沸くステージの裏で今度はラブライカの衣装に着替えます。

着替えの最後できらりが蘭子の髪飾りを直し、蘭子とアーニャはステージに続く階段の下で、手を握り合います。今度は蘭子からもアーニャの手を握り返すことができました。

また、同時に二人の(10cm背伸びした)ピンヒールが映され、頑張ってステージを成功させようとしている二人の心が演出されています。

でも、二人が階段を登るところはカットされ、急遽組むことになった二人がまだステージに登るためのステップを越えられていないことも演出されていました。

しかし、そんな状況でも、二人はステージに立ち歌いはじめます。その時、6話では白黒だった床が今回は黒一色になっていますが、

白=太陽=正面から引っ張り上げる美波
黒=月=影ながら支えるアーニャ、蘭子

の暗示です。

そう解釈すると、くるくる回って表裏を入れ替えるこの曲の振りつけが、アーニャと美波と蘭子を、実に的確に演出していました。

前回はアーニャのおかげで美波は太陽としてみんなを引っ張ることができて、今回はアーニャと蘭子が美波を裏で支えるのではなく、表に出て支えようとしています。

「独りよがりの冷たい雨に打たれながら」

だから、蘭子は真っ直ぐ前を見据え、こう歌うのです。独りよがりに熊本弁だった蘭子に手を差し伸べてくれた美波のために、今だけは一生懸命"太陽=美波"の代役をしようとしている"月=蘭子"の心が演出されていました。

●まだまだ課題もあるけれど・・・・

ただ、そのステージ裏で、ステージに続く階段を下から見上げる武内Pが映され、その力不足な状況が演出されます。

また、(おそらく)各ユニット毎にバラバラな箱(にマイクを戻すみく)や、6話のようにステージ袖から直接見るのではなく、モニター越しに蘭子とアーニャを見守るアイドル達も映されます。

美波は熱を出して本当に二人に頼るしかない、どうすることもできないのですが、それ以外のモニターを見ていたアイドル達は、みんな何か力になりたいと思いつつ、まだ自分のことで精一杯で、余力がない状況が演出されていました。

だから、蘭子とアーニャは無事ステージをやり切れたのですが、そこで激しい雨が降り出し、更に落雷で電源が落ち、フェスが中断になってしまいます。

そして復旧を待つ中、ニュージェネレーションズとキャンディーアイランドの六人が不安げに雨足を窺うのですが、

「(前略)私気が利かなくて、美波さんが倒れた時も何もできなかったし・・・・せめて、自分のやれることを、ちゃんとやらないと」

智絵里はこんな思いを吐露し、それが他のアイドル達の心の内を代弁していました。

「それで良いんじゃん〜杏なんてやれることやるだけで精一杯だよ」

でも杏がこう言ったのを切っ掛けに、六人は今は自分達ができることを精一杯やろうと、心を整理することができたのです。

●自分の足で辿り着いたステージだから

その後、雨足が弱まり、再開の目処が立ちますが、

「あの、実はまだ、お客様が戻りきっていなくて・・・・驚くかもしれません」

武内Pはデビューライブでの未央のこともあり、次のステージの担当であるニュージェネレーションズにこう告げます。

でも、重要なのは観客の数ではないと未央も武内Pに教えて貰っていたから、

「もう逃げない!見てくれる人みんなを笑顔にする!」

と、今度は笑顔でステージに臨むことができました。

未央、卯月、凛の三人は、ステージに続く階段を見上げながら手を繋ぎ、全力でステージに挑もうとする心が、三人の(10cm背伸びした)ピンヒールに映されます。

「「「チョコ・レー・トー!」」」

そして三人は、こう声を合わせて階段を駆け登っていきます。

3話の時は、幸運が重なって昇降機に押し上げられただけだったけど、今回のステージは三人が自分達の足で辿り着いた場所だったから・・・・。

●まだ迷いがある凛

ただ、ステージがはじまると、

「詰め込んだ気持ちが」

この歌詞の時に、凛が一番手前に映されますが、よろける感じの振りつけになっています。

また「宜しく!ハイ!」の歌詞から後、

未央→卯月→凛→卯月→未央

の五カットが連続して映されます。ここが一番わかり易いですが、凛だけが全体的にちょっと出番が少なくなっています。12話レビューで書いた前回ほどではありませんが、やっぱり凛がまだ『夢中になれる何か』を見つけられていないことが演出されていました。でも・・・・。

●シンデレラガールズになる時は今

その後、

キャンディーアイランド、
凸レーション、
アスタリスク、

と各ユニットが順調にバトンを繋ぐ中、美波の熱が下がり、最後の全員曲に美波が復帰します。

そして美嘉がMCで繋ぐ中、アイドル達は衣装を着替え、ガラスの靴を履き、円陣を組み掛け声で気持ちを一つにしようとします。

「え?・・・・ダメよ、本番前に熱出しちゃったし、リーダー失格」
「美波ん!みんな待ってたよ!」
「「「「うん!」」」」

でも、こんな風に満場一致で掛け声を求められても、美波はそれを躊躇ってしまいます。

そこでアーニャが、そんな美波の右手を左手で握りながら、優しく「美波」と声をかけ、その決意を促します。6話の時と同じように、でも今度は互いに反対側の手で。

そして蘭子も美波の左手を握り、力強く頷いて更にその背中を後押しします。

それを切っ掛けにみんなも次々に手を繋ぎ、

「(前略)それじゃあみんな、精一杯やりましょう!シンデレラプロジェクト!」

意を決した美波のこの掛け声に、みんなでガラスの靴を踏み出して、

「「「「ファイトー!オー!」」」」

と力強く心を繋ぐことができました。

そんな十四人の上で、薄暗いステージ裏を一生懸命照らす小さな照明が星のように輝いていました。

そしていよいよ、お城(346)の舞踏会がはじまります。

アイドル達の歌にうねるサイリウムの海を導くように、舞い歌うアイドル達を、スポットライトの星々が眩い輝きに包みます。

ここで上からのスポットライトが強調されているのは、そんな星の演出だと思います。

更にアイドル達が笑顔で歌う度、ダンスにその思いを乗せる度、みんなの心が集まって、ステージ上に紡がれます。それらが大きな星となり、一つとなった会場にあまねく熱気が溢れます。

そして、そんな最高のステージで、フェスの幕は閉じられるのでした・・・・。

●ガラスの靴の演出

その後、EDが流れる中、脱がれた三組のガラスの靴が映されます。その内の一組だけ片方の靴がほとんど見切れていて、それが凛の靴なのかなと・・・・

つまり、他のアイドル達はフェスを経て両方の靴を履けたけど、凛だけはフェスを経てもガラスの靴をまだ片方しか履けてないのかなと思ってみたり。

また、他のアイドル達も、ステージが終わるとみんなガラスの靴を脱いでいて、まだまだ履きこなせているとは言えない現状が演出されています。

だから、武内Pがアイドル達のところに、ダンボール箱一杯のファンレターを持ってくると、それを見た卯月が、

「アイドルみたいですね・・・・」
「「「「アイドルだよっ!」」」」

こんなことを呟き、みんなが息を揃えてこう突っ込むのでしたw

でも、ファンレターを見た未央は

「プロデューサー・・・・ありがとう。
・・・・アイドル、辞めなくて良かった!」

と涙を浮かべながらこんな思いを武内Pに伝えます。

そして凛も、一人だけ少し離れたところでファンレターを読んでいましたが、武内Pが近づくと、

「なんか、凄いね・・・・」

ファンレターを見詰めながらこんな言葉を漏らします。

「今日はどうでしたか?」
「・・・・今日は、楽しかった・・・・と思う」

更に、武内Pがこう尋ねると、凛は背伸びをして足を伸ばしながら、こう答えます。

ガラスの靴は履いてなかったけど、この瞬間だけ、一瞬だけだけど、凛が両足でガラスの靴を履けていた、そんな希望が演出されていました。

「(前略)こうやってみんなでライブまでできて、夢みたいです」
「でも、夢じゃないんだね・・・・」
「うん、今度こそ」
「「「「夢じゃない!」」」」

だから、その後、みんなでこう言うと、全員で夜空に輝く星達を見上げるのでした。凛もやっと『夢中になれる何か』、そんな星を見つけることができたから・・・・。

そして最後に全員の映った集合写真が映されるのですが、ユニット毎に集まる中、杏ときらりだけがユニットから外れた位置に立っています。

なので後半クールでは、ユニットの組み換えがあるのかな〜なんて思いつつ、アイドルマスターシンデレラガールズのレビューを一旦終わりたいと思いますw


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2015年04月12日 14:42 by 元会長
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