【ニンジャスレイヤー1話〜3話】戦闘がフラッシュ演出な理由【感想・考察】


ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン
#01「ボーン・イン・レッド・ブラック」
#02「マシン・オブ・ヴェンジェンス」
#03「ラスト・ガール・スタンディング PART1」

最初は(僕がレビューするのが苦手な)ギャグアニメだと思ってたので、ニコニコ動画様で

「アイエエエエエエエエ!?」

とコメントしたら見るだけかなと思ってたのですが(笑)、 ヤモト=サンが可愛かったので 幾つか気になる演出が入っていたので、色々書いてみようと思いますw

●フラッシュ演出の意味

1話時点では、フラッシュ戦闘についてギャグ演出かなと思っていたのですが、3話でヤモトが普通に戦ってるところを観て、裏の意味があると強く感じました。

何故なら「ヤモト=サン、可愛いヤッター!」と喜んでるところに、そのヤモトがフラッシュ風に動いたら、やっぱり戦闘はコレなのかwwwと、絶対に笑いが取れたはずです。

なのに、敢えてそうしてないので、(本当の)演出意図はギャグ演出ではありません。本当は、

『ニンジャソウルに操られるまま、(精神的に)未熟な戦いをしている演出』

です。

最初はニンジャソウルを使いこなせてない演出かと思ったのですが、2話でフジキドが一時的に体を乗っ取られてもフラッシュ戦闘だったので、そうではないと思います。

なので、1話でウザい酔っ払いを怒りのまま暴行する警官たちも心が荒んでいるということになります。

●ハイライト=血

次に、3話のショーゴーの回想で、ショーゴーが血の海から起き上がるところで、服の輪郭部分が血に染まっています。

そして、ニンジャ達もハイライト(体の輪郭で光っている部分)が意図的に強調されています。ニンジャスレイヤー(フジキド)だと緑色、ショーゴーだとピンク色といった感じです。よって、

『ハイライト=血に染まった者≒負の感情に囚われている暗示』

となります。

ただ、これはヤモトのニンジャソウルが弱い、まだ覚醒し切れてない演出とも取れるのですが・・・・

●OP考察

OPを観ると、我を忘れ暴走したフジキドを爺さんが沈め、フジキドが土下座して弟子入りする、みたいに見えます。

そして爺さんに沈められたあと、フジキドとヤモトのハイライトが消えているし、ショーゴーが起き上がるシーンのこともあるし、今のところハイライト=ニンジャソウルの強さの演出ではない気がします。

●ヤモト=サン、マジ大天使!

何より、ヤモトが

『ショーゴーを助けるために重症を負いニンジャソウルに憑依され、アサリを助けるためにニンジャソウルに覚醒したヤモト=サンマジ大天使!」

って感じに描かれているのが大きいです。

ヤモトは自身も首を絞められ殺されそうになっていながら、

(殺される・・・・でも、アサリさんを助けないと。死んだら助けられない)

と、自分ではなくアサリを助けたいと願い、ニンジャソウルに覚醒しました。

だから、ショーゴーの時も飛び降り自殺に巻き込まれたのではなく、ヤモトの方から助けようとしたのだと思います。

これらより、復讐という負の感情に囚われ、ナラク・ニンジャに何割か心を侵食されている(っぽい)フジキド(や他のニンジャ達)と違い、ヤモトは誰かを助けるために力を望みニンジャソウルが囁く暴力への誘惑を押さえ込んでいるのです。

なので、そんなヤモト=サンマジ可愛いヤッター!と叫んだところで、ひとまず今回のレビューを〆たいと思いますw
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2015年05月01日 18:07 by 元会長
カテゴリに移動する| ニンジャスレイヤー |
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ニコニコ動画様で3話の英語版が配信されていましたw

英語は読み書き以上に聞く話すが壊滅的なので、かなり集中して観なくてはならなかったためか、

22話レビュー
http://kaityou-osusume.seesaa.net/article/425697613.html

で書いたように、自殺しようと飛び降りたショーゴーと、ヤモトが激突し死にかけた時の回想が緑色がかった演出になっているのに気付きました。

また、運動部員達を返り討ちにしたあと、ヤモトが同シーンを回想するところでも、緑色がかった演出が入っていましたし、落ちてくるショーゴーを見つめるヤモトの顔が凄い悲壮感のある感じに描かれていました。

あと、その後、ヤモトとアサリが会話し、折り紙のくだりでまたヤモトの回想が入りますが、そこでも緑色がかった演出が入っています。

よって、ショーゴーが飛び降りてきた時、ヤモトはショーゴーを助けようとしたと書きましたが、そうではなかったのだと思います。

『ヤモトは緑色の暗示がかかるほど何かしらのしがらみに囚われていて、心のどこかにもう死んでも良いやという思いがありました。だから、避けなければと思いながら動くことができなかったのです』

そんな訳で、ショーゴー(の通り名・スーサイド)はヤモトのことも暗示しているのだと思います。

よって、4話でソニックブームが言っていた「親殺し」がここら辺に絡んでるのかな〜と思ってみたり・・・・。

あと、バスでヤモトとアサリが挨拶する時、アサリは「HEY」なのにヤモトは「DOOMO(ドーモ)」なんですよね。日本語版ではモータルに対してもその挨拶なの?w、と思いつつ日常会話でもするような言い回しで曖昧になっていましたが、英語版では二人の「どうも」と「ドーモ」が明らかに別物として訳されていましたw

という訳で、以前に配信されていた1話の英語版の「OH MY BUDDHA!」、「Kill him(捨て置け)」が面白かったので、今回も頑張って観てみましたが、思わぬ発見があった英語版でしたw
Posted by 元会長 at 2015年09月19日 10:42

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