【アイドルマスター シンデレラガールズ15話】悪い魔法には頼らない!0時を迎えた高垣楓の選択【感想・考察】


アイドルマスター シンデレラガールズ 2nd SEASON
第15話「When the spell is broken...」

さて、今回いよいよ0時を回り魔法使いのお婆さんの魔法(346プロのサポート)が途切れてしまいました。しかも、新しい魔女(美城常務)がもっと強大な魔法で王子を虜にしようと高垣楓を誘います。でも、楓は自分の力(築いてきたファンとの絆)でファンと一緒に階段を登りたいとそれを断り、ニュージェネレーションズ(島村卯月、渋谷凛、本田未央)に希望を示しました。

『(魔法で)お姫様になるのではなく、普通の女の子が自分らしく進んで行く』

4話レビューで書いて、14話レビューでもちょっと触れましたが、そんな作品のスタンスを印象付ける良いエピソードでした。

美城常務に敢えて

「君(=楓)はもう灰かぶりではなくお姫様だ」

と言わせたり、ED冒頭でみく達が「清掃姿=灰かぶりのシンデレラをイメージさせる格好」になって(継母に負けないよう)掃除していたのも、そんな演出なのだと思います。

という訳で以降はそこら辺を細かく見ていきたいと思います。

●サブタイ考察

まず、サブタイトルですが"magic"ではなく、わざわざ「spell」としているので12話のサブタイの"magic"とは別物です。

では、その「spell」とは何なのかというと、

「Who is in the pumpkin carriage?」

この1話のサブタイの"pumpkin carriage=カボチャの馬車=武内P"を作った者の魔法、つまり『346プロ(のサポート)』のことです。

なので武内Pもカボチャに戻ってしまい、シンデレラ達のカボチャの馬車になれるよう自分の力で頑張っていく・・・・サブタイの「魔法が解ける時」にはそんな意味も込められているのだと思います。

●時計の演出

あと、本当は新しい魔女(美城常務)が割り込んできたから今までの「spell」が途切れてしまった訳ですが「0時を回ったから魔法が解けた」と解釈したのは前回・14話ラストの演出があったからです。

14話のラストで、ちひろが見上げる時計が丁度0時を指していて、時間切れを強調する演出が入っていました。

なので現実的には美城常務の横槍ですが、物語的にはそれも予め決まっていた運命、魔法が切れる0時が訪れたのだと解釈したいと思います。

でも、今回のEDに重ねて、

「少しでも何かできたら、って」
(中略)
「よーし、私達も私達らしいやり方でやろうよ!(中略)それってきっと最強だよ。ね、プロデューサー!」
「・・・・はい!」

と、シンデレラプロジェクトのアイドル達に背中を押された武内Pは決意を新たにすることが出来ました。そして再び時計の針が進み始めるのです。

●楓と美城常務

また、楓が美城常務の部屋に呼ばれて二人が話すシーンがわかり易いですが、楓は日陰にいながら明るく浮かび上がっているのに、美城常務は日向にいながら逆光の影に沈んでいます。

「何故だ? こんな小さな仕事より大きな成果を出せる仕事だぞ」

そこで楓に仕事を断られ、本当に理解できない驚きを滲ませながらこう言ったことから、美城常務は成果だけが全てでそれ以外の価値観を持ち合わせていないのだと思われます。だから、仕事を楽しいと思ったこともなく、ただ成果を求めて作業を機械的にこなしているのです。

そんな日向=メジャーな世界で輝けないでいる美城常務と、日陰=マイナーな世界にいても輝いている楓が対照的に演出され、それが

「(前略)それが私のやり方です。貴方とは目指す場所が違う」

この楓の言葉に繋がっていました。

更に、楓の団扇の配布が終わって、舞台裏で話す卯月達のところに楓がやってきて、

「さっきはありがとう。ここはライトがく、ライト思うわ・・・・だから、私が輝かなきゃね」

こんなことを話すのも、同様の意図を持った一連の演出です。

●楓の団扇

あと、楓の団扇ですが「こいかぜ」のライブが始まるとサイリウムと一緒にファン達が振っていて、

『風を送る≒応援を送る≒楓を盛り立てる≒楓とファンが一緒に歩いている』

そんな暗示が込められていました。

更に、団扇は楓が作った(サインしたもので)、楓の歌や笑顔がファンに伝わり、それが楓に風を送り返す、そんな二人三脚の好循環が生まれていることも暗示されています。

だから、「こいかぜ」の最初の方で「あ、あのっ・・・・」と未央が楓に話しかけた時の回想では、未央達が持っていた楓の団扇が椅子の上に置かれていました。

未央達は、楓に『ファンと一緒に、笑顔で、自分(達)のやり方で歩いていく』ことを教えて貰うだけで、今は何も返すことができない、そんな状況が暗示されています。

薄暗かった舞台裏なのに、ライブ中に楓の舞台から漏れる光で凛(達)が薄く照らされていたのも同様の演出です。

でも、楓が教えてくれたそれらのことがEDの未央の

「よーし、私達も私達らしいやり方でやろうよ!」

という言葉になり、それがシンデレラプロジェクト(≒武内P)の再出発に繋がっていくのです。

といったところで、

アイドルマスター シンデレラガールズ 2nd SEASON
第16話「The light shines in my heart.」

に続きますw


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2015年07月25日 11:00 by 元会長
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