【ニンジャスレイヤー16話】もし仮に万が一、ヤモトが死んでも爆発四散しない理由!【感想・考察】


ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #16「アット・ザ・トリーズナーズヴィル」

さて、今回まず注目するのはフリックショットが爆発四散しなかったことです。

11話レビュー12話レビューで書いたように、ニンジャスレイヤー(など)が「ドーモ」と挨拶する時、背後に入る爆発は溢れ出す殺気の演出です。よって、

『爆発四散は、ニンジャソウルから溢れ出る邪悪な意思が行き場を失い暴走・爆発している演出』です。

なので、フジキドに絞め殺された時、爆発四散ではなく霊魂(≒ニンジャソウル?)が抜けて行ったフリックショットは、ニンジャソウルからの邪悪な意思を完全に押さえ込んでいたと考えられます・・・・ヤモトとは違って『悪い意味で』^^;

どうして『悪い意味』になるのかというと、ニンジャソウルからの殺人衝動などを押さえ込むくらいトチ狂って、無差別虐殺・テロ行為を大儀ある正当なものだと信じ込み疑いなく実行していたからです。

「一方で我々は、これまでの君の無計画な破壊行為を、失礼。その行為に明確で進歩的な意味を付与することができるように思う」

「奴等はプロレタリアートの犠牲の上で惰眠を貪る下等存在だ。ニンジャスレイヤー=サン、貴様の破壊活動は無意味かつ社会への害悪だ。故にイッキ・ウチコワシは貴様を危険存在としてこの場で粛清すること、このフリックショットが決議案事後提出の形で宣言し、実行に移す」

アンサラーやフリックショットが言ったこれらの台詞に、そんな狂人達の思い上がりが滲んでいました。

●跳弾ジツ

そして、そんなイッキ・ウチコワシの惨状がフリックショットの跳弾ジツにしっかりと暗示されています。

まず、敵と謳っているラオモト配下のソウカイヤのニンジャにこそこのジツを使うべきなのに、フリックショットはプロミネンス相手にこのジツを出せませんでした。

そしてフジキドがプロミネンスを排除してからフリックショットがやったのは非戦闘員・一般人の虐殺(未遂)と、同じ仲間であるはずのフジキドに対する全力の跳弾ジツの粛清です。

戦闘能力のない弱者、非戦闘員・一般人を虐殺することと、同士討ちしかできない阿呆の集団なんですよね・・・・。

「跳弾だと!?」
「俺のパチンコジツこそ、まさに我が組織の反ブルジョア思想の体現である。自己批判せよ。イヤー!」

それが、このフジキドとフリックショットの会話にも表れていて、

反ブルジョアと言いつつソウカイヤに対して使えない、同士討ちが関の山、自己批判したら内部崩壊した(フジキドにちょっと軌道を弄られ一点集中されたらそこから崩壊した)=敵に対する批判がそのままブーメランとなり自己批判になっている、

という素晴らしい惨状が暗示されていましたw

●感傷こそが・・・・

なので、フジキドはそんなトチ狂ったフリックショットの首を締め上げ、マフラーを長々となびかせながら、苦渋に満ちた声で、

「感傷は下らん、そう言ったな。私はそうは思わん。感傷こそが人を人たらしめるものだ。私もお主らも所詮は同じ穴のラクーン(ムジナ)。単なる殺戮者だ。そして感傷こそが殺戮者を、人たらしめる最後の。最後の! 最後の・・・・っ!」

こんな思いを搾り出します。

7話レビューで書いたように、ニンジャスレイヤーのマフラーは「復讐という殺戮を続ける迷い、自己嫌悪、心の疲労」の暗示です。

なので、ここで長々とうねるマフラーがフジキドの苦悩をこれでもかというくらいに演出していました・・・・。

更に今回、フジキドが初めてフラッシュ演出ではなく普通の絵でプロミネンスとフリックショットを倒しました。1〜3話レビューで書いたように、フラッシュ演出は「(ニンジャソウルの邪悪な心に侵食されたり、フジキドのように心に迷いを抱えたりで)精神的に未熟な戦いをしている演出」です。

だから、フジキドがナラクから流れ込む殺人衝動ではなく、フリックショット達の非道に対する義憤により動いた、ちょっとだけ前進したような、でも結局は同じ修羅の道のような、そんなフジキドの心の変化が演出されていました。

●これまでを振り返って

あと、爆発四散がクローズアップされたので、今までを軽く振り返ってみると、

ラプチャー=サンはちゃんと爆発四散したし、何かフジキドに伝えたかったと意味深なことを言っていたし、また別の勢力のニンジャだった気がします。イッキ・ウチコワシに潜入していたとか、ユカノを潜伏させるためにイッキ・ウチコワシを利用している、みたいな?

でも、今回こんな感じでイッキ・ウチコワシが酷い描かれようなので、もう少しマシな隠れ蓑はなかったのかとラプチャー=サンを問い詰めたい気分ですw

まあ、15話のイッキ・ウチコワシのメンバー達は赤色でなく、仲間を逃がすために俺が食い止めるなんて死亡フラグまで立てたり、ほとんど別組織って感じでしたがw

ただ、リーダーのバスター・テツオが赤いので組織のメインは狂ったアレな連中なんだと思います。そこに15話のまともな連中が絡んで自浄作用が働くのか、それともキチ○イ集団としてニンジャスレイヤーにスレイされるのか、今後の展開が気になるところです・・・・。

また、カギは病死、ダイダロスはコトダマ空間で死んだので爆発四散しなかった・・・・とか?

ヒュージシュリケンも爆発四散してないので、実は生きているのかも・・・・?

あと、14話レビューなどで書いたように、ヤモトは『良い意味で』ニンジャソウルを押さえ込んでいるので、仮に、万が一、あり得ないことだけど死んだとしても爆発四散はしない・・・・と信じてますw

●サブタイトルの意味

最後に、今回のサブタイトルがまた意味不明なんですよね。前回「トットリーヴィル」って地名(?)は出てましたが、「トリーズナーズヴィル」がなんなのかわかりません・・・・w

ヴィルは地名につく接尾語で、トリーズはトットリーに因んだものとして・・・・。

カーナーズヴィルって農業で発展しているアメリカの都市があるらしいので、今回新幹線を襲った場所である緑地帯のモチーフにしているとすると、

「トットリー+カーナーズヴィル」

の造語でサブタイは、

『トリーズナーズヴィルにて(行われた襲撃事件)』

って感じだと思います。表の意味では・・・・でも、裏の、本当の意味がわからないんですよね・・・・。

まあ、そんな微妙にわかりそうでわからない地で、わかっているけどどうにもできない思いに苦悩するフジキド。そして微妙にわかりそうでわからない、(物語的にどんな意味を持った)何者なのかわからないユカノのことを暗示してるのかな〜?

と、なんとなく思ったところで、17話レビューに続きますw


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2015年07月31日 03:10 by 元会長
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この記事へのコメント
ドーモ、いつも考察楽しく読んでいます。

15話の灰色の人達の話があったので、進言させていただきますと、彼らはダム建設に反対する住民達レジスタンスであり、イッキ・ウチコワシに協力を要請。ラプチャー達エージェントが送られてきた、という形です。ので、実際別組織ですね。
それと、ニンジャの爆発四散についてですが、アニメイシヨンでのみ考察されている方に言っていいものか迷いますが重要な点だと思うので進言させていただきます。
爆発四散は致命的ダメージにより身体を失ったニンジャソウルが行き場を失くし、暴走した結果ああなるものでして、例えば拷問による死や窒息死などジワジワと殺されるような形であれば爆発四散せずに死にます。

何分こういった所での書き込みは初めてでして、色々シツレイをしたかもしれません。これからも考察がんばってください!応援しています
Posted by at 2015年07月31日 16:02
コメントありがとうございます。

色々と原作の補足ありがとうございますw

15話の灰色の者達は、15話ラストで太陽(光)の暗示を受けているので、フリックショット達と別組織とわかってすっきりしました。

あと爆発四散についてですが・・・・

例えば、5話のシガキのサイバネテッコですが、物語内の設定(作中の登場人物視点)では、事故で失ったシガキの腕の代わりに悪徳トーフ会社が補償した旧式の戦闘用サイバネテッコです。

でも、物語の外からその意味を考えると、

『私怨を正義にすり替えて、トーフ会社襲撃に参加したシガキのエセ正義の暴力の象徴です』

もしくは7話のコッカトリスは、物語内の設定では単なる蛇の組織を移植しただけのニンジャですが、物語の外から見ると

『聖書内でエヴァの好奇心を煽り破滅させたサタンの化身の蛇、ナンシーを破滅させかねないナンシーの好奇心の暗示です』
(ナンシーが好奇心でシンジケートを探ったからコッカトリスと遭遇することになった訳ですし)

・・・・その他、そんな感じのものを色々書いてきているので、一つでも納得できるものがあれば、そのケースで以降を考えて下さい。

上記の例より、爆発四散についても、物語内の設定と、それを物語の外から俯瞰した場合の意味合いは変わってくる可能性があります。

なので、個人的には爆発四散に関しても、上の記事で書いたような解釈じゃないかな〜と思ってます。

ただ、仮に物語の外から見た場合の別の意味があったとしても、(イッキ・ウチコワシに関しては)まだ一例目でその解釈が間違っている可能性もあります。よって、今は仮説程度に思って頂ければと思います・・・・w

こんな感じですが、宜しければまたお越し下さい。
Posted by 元会長 at 2015年07月31日 19:59



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