さて、6話で物語が大きく動くって話だったので、それに伴い色んな情報も開示されて、少しは物語の全体像が見えてくるのかな〜と思っていたのですが、結局、確定的な情報は何も増えないというシャーロットの意地悪なスタンスは変わりませんでしたw
なので、今回もやっぱり曖昧な情報の断片を積み上げていくしかなくて、答え合わせ回まで頑張り続けるしかないようですw
(まあ、今回が前半のラストで、次回、流れが変わる最初の回である7話で色々答え合わせがあるかもしれないって希望がなくはないですけど・・・・w)
●気乗りのしない奈緒
そんな訳でOP明けて、熊耳から次の能力者は有宇達の住むマンションにいて「崩壊」の能力を持っていることがわかります。
でもこの時、奈緒は席に座ったまま、熊耳が示した場所の確認を高城に任せました。
更に奈緒は、能力は思春期の子供にしか発現しなくて、しかもまだ就学時間の今マンションにいるなら
「風邪でも引いて、欠席してるとかでしょう」
と、席に座ったまま天井を見上げながら他人事のように話します。
今までは能力者が誰かわからなくてもとにかく現場に急行!と前のめりに有宇達を引っ張っていったのに、全くやる気がありません。
しかも、そう言われ、わざとらしく平静を装った奈緒にそう誘導され、有宇は丁度熱を出して休んでいる歩未のことが脳裏をよぎり、結局、そのことを奈緒達に話します。
すると奈緒は有宇ではなく柚咲を見ながら、柚咲に
「うーん、やっぱり兄弟だと両方『発症』することが多いのかも」
こんなことを話します。有宇には後ろ暗くて面と向かって言うことができなかったから・・・・。
(ついでに『発症』と言っていることから、能力が本当に病気なのだと知っている伏線にもなっている、っぽい?)
「まあ、我々は科学者ではないので、お見舞いも兼ねて歩未ちゃんが本当に能力者になってしまったのか、探ってみましょう」
だから、奈緒がこう続ける時も、奈緒は有宇から視線を逸らし続けていました。
(悪い科学者でなくても、悪い能力者なのでは・・・・と疑いたくなる感じですが、流石にメインヒロインがそんなことはないだろうと信じたいところです・・・・)
●奈緒が歩未をビデオカメラに撮らない理由
何より!
『今回奈緒はビデオカメラで歩未の記録を残しません!』
何故か?
『記録に残しておく必要がない、タイムリープする時に持っていく必要がないから』
としか考えられません。まあ、どうして必要ないのかは可能性が多すぎてわからないのですが・・・・。
「歩未を含めたみんなが助かるには、何度タイムループしてやり直すにしても、この歩未の崩壊を一旦は起こさせるしかないから」
とか、そんな感じの理由だと信じてます・・・・。
●有宇の本当の力はもう確定?
話を戻して、それでまずは奈緒だけ代表で歩未の見舞いに行くことになります。でも有宇が
(いや、待てよ。歩未は柚咲のファン。こいつを連れて行けば歩未も喜ぶに違いない・・・・だがミーハーなお前(高城)だけが邪魔だ。友利と柚咲だけにしたい。乗り移って窓から飛び降り怪我でもさせるか)
こんなことを考え、高城に乗り移ろうとして、それに気付いた奈緒が強引にそれを止めさせます。
『今はまだ有宇に高城の能力を奪われる訳にはいかないから』
・・・・まあ、確定ではないのですが、ここまで伏線が重なったら、これはもうそのつもりで見ていってもいいんじゃないかな〜、みたいなw
●奈緒が高城を蹴り落とした本当の理由
ただ、問題はそのために奈緒が高城を窓から蹴り落とし大怪我までさせたことです。有宇の乗り移りを止めさせるだけなら、そこまでする必要がありません。
帰り道でもしつこく有宇が乗り移ろうとするかもしれないと、どうしても心配なら、何か適当な理由を付けて高城を別行動にさせればいいだけです。
つまり、奈緒が高城に大怪我をさせたのは、乗り移りを阻止するのと同時に、そこまでして高城を有宇達の家に連れて行きたくなかったから、もっと言えば、
『高城を歩未に会わせたくなかったから』
です。
●1話で奈緒達が歩未から目を逸らせていた理由
でも、1話では高城も歩未に会っています。なのに何故今更それを阻止しようとするのでしょう?
・・・・それは、1話の時はまだ歩未の能力が目覚めてなかったけど、今はもう目覚めていると知っていたから、です。
『奈緒が能力を見せて、歩未の能力のスイッチを入れたのだから』
・・・・みたいな。
「そんなスピリチュアルな話、あゆ信じないタイプなんだけどな〜」
今回、歩未はこんなことを言っていて、無意識にそんな非科学的な力はないと自分の能力を押さえ込んでいたのに、超能力としか思えない奈緒の力を見せられ、無意識にそれが外れてしまった・・・・とか。
だから、奈緒も高城も、熊耳の予知なのかそれ以外の方法なのか、とにかく1話の時点で歩未の能力の正体まで知っていました。
そして歩未の能力の発動条件は、おそらく歩未が能力の発動を目視すること(なので今回の歩未の力は本来のものではなくて、極限状態における暴走とかそんな感じのものなのかな〜と思ってみたり)。
だから、今はまだ大丈夫だとわかっていても、奈緒も高城も歩未からどうしても目を逸らせて見ないようにしてしまった・・・・もしくは、不幸に陥れてしまうとわかって歩未の能力を発症させようとしている罪悪感から、目を合わせることができなかった・・・・とか。
「友利が本当にリーダーでいいのかが不安になってくるな」
「あなたが思っている以上に計算高い方ですよ」
後に有宇と高城がこんな会話を交わしているのは、その伏線・・・・に思えてしまいます。
●5話で奈緒がリンチされていた理由
だとすると、5話で奈緒がリンチされていたのは、こんな感じに(奈緒の目的達成のために必要な)能力者の能力を発現させようと、それらの者を不幸な状況に陥れていたからで・・・・。
弓道部部長の両親が病気になったり、他の部員がダメなせいで優秀なキャッチャーが日の目を見ず埋もれていたり、とにかくそんな不幸な状況が能力の発症条件だとすると、それで恨みを買った・・・・みたいな。
●5話で奈緒が姿を消さなかった理由
更に、5話で奈緒はスカイハイ斎藤(笑)に掴みかかられた時、能力で姿を消しませんでした。
・・・・歩未の能力を発症させるために、わざと歩未に自分の能力を「崩壊」させて、もう『姿を消せなくてなっていた』から・・・・。
因みに、4話では奈緒が「実験」だと言って有宇をピッチャーの能力者・福山に乗り移らせていたし、奪取までには結構タイムラグがあると思われます。なら、有宇の妹・歩未の崩壊までにもタイムラグがあって、3話ではまだ奈緒の能力は残っていた・・・・んじゃないかな〜と思ってみたりw
まあ、相変わらず曖昧な感じなのですが、なんか色んな伏線に繋がったので書いてしまいましたw
と言いつつ、以降は更に曖昧な話だったりする訳ですが・・・・w
●各キャラの名前
クラス委員長・野村
歩未に告白した・及川
ヤンデレ・小西
もう出てこない脇役かもしれませんが、備忘録的に歩未のクラスメイト達をまとめるとこんな感じですw
よって、本編中では名前もわからなかった謎のショートカットの女子生徒は、EDクレジットより「目時」ってことになります。
●目時は敵?味方?
また、有宇達が、歩未が崩落させた校舎に着いた時、目時も居合わせて、高城は目時を見て「行きます!」と目時を吹っ飛ばそうとこう言ったように見えます。
これより、目時は敵ってことで遂に悪い科学者達が動き出したのか? って気もしますが・・・・。
能力者達を守ると言いつつ、奈緒、高城、熊耳のアウトロー三人しかそれを証明する者がいなくて胡散臭い奈緒達と違って、警備員に敬礼され敬語を使われていた目時の方が少なくとも氏素性ははっきりしていそうな雰囲気です。
口ぶりから目時は歩未を助けようとしていた感じですし・・・・。
まあ、目時は国民を人体実験に利用する悪の政府組織の犬で、奈緒達はそれに抗う名もない義勇兵って可能性もありますけど・・・・w
●及川と小西の真意は?
あと、及川が歩未に告白したのは、歩未に能力を使っているところを見られてから能力が消えてしまい、なんとか能力を取り戻したくて歩未に近づいたとか、能力絡みのような気がします。
もしくは、歩未の能力を発症させるために(奈緒が?)仕組んだ茶番だった、とか・・・・?
また、委員長の野村は見舞いに来たと言ってましたが、有宇が歩未の部屋に入った時、歩未は布団で体を起こすどころか正座までしていて、実は修羅場ってたり、少なくも重たい空気になってたんじゃないかな〜って気がするような、その後も歩未は起き上がって有宇達と食事をしていたので、もう熱はほとんど下がっていただけなのかな〜って気がするような・・・・w
●サブタイの意味
あと、有宇の家にお見舞いに向かう途中、柚咲が一緒に晩御飯を食べたいと言い、「なんでだよ?」と問う有宇に、
「それは・・・・私も親元を離れて帰っても一人ぼっちだからです」
「私は一人に慣れてますが黒羽さんは引っ越してきたばかり。そうかもしれないっすね」
と柚咲が答え、更に奈緒がこう続けます。そして、これを聞いた有宇は、
(いや柚咲だけじゃないだろう・・・・(奈緒も)親により科学者に売られ誰も信じられなくなり、今も一人きり。
妹がいるだけ僕は恵まれているんだ)
と自分の境遇を振り返り今まで「気付かなかった幸せ」に気付くことができました・・・・。
・・・・ただ、サブタイが本当にこれを指しているなら「崩壊した世界」とか「廻り始めた陰謀」とかサブタイにすべきことが他にも色々あるような気がします。
歩未の崩壊が、有宇が今まで「気付かなかった幸せ=歩未」が崩壊した世界をより強く思わせると解釈すればそれで良いような気もしますが、でも、今までのサブタイの付け方からやっぱりそんな付け方はしてないような、なんとも言えない感じです・・・・w
といったところで、
Charlotte 第07話「逃避行の果てに」
に続きますw
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