【ニンジャスレイヤー21話】クローンヤクザを大御所声優に配役した理由【感想・考察】


ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #21「ネオサイタマ・イン・フレイム PART1 ライク・ア・ブラッドアロー・ストレイト」

さて、いよいよフジキドがソウカイヤの本社(?)に殴り込み、サブタイもなんだか凄い長さになって、最終回が見え始めてきた感じですw

・・・・なのですが、まずはクローンヤクザについてちょっと考えてみたいと思います。

●クローンヤクザはロボット

今回、7話レビューで書いたように「復讐という殺戮を続ける迷い、自己嫌悪、心の疲労」の暗示であるマフラーを長く長く伸ばしながらも、ソウカイヤ本社の玄関ホールに現れたフジキドに、ホールを埋め尽くすように陣取ったクローンヤクザ達が虐殺されました。

しかしこの時、クローンヤクザ達は全くフジキドを恐れません。っていうか、これまでもクローンヤクザ達はヤクザスラングか、8話レビューで書いた直訳文めいたロボットのような言葉しか話していません。

心を邪悪なニンジャソウルに侵食されたニンジャですら、1話のオフェンダー=サンからフジキドを恐れ命乞いをしていたのに、クローンヤクザが「死にたくない」とか命乞いをしたことは一度としてありません。

今回の戦闘でも、フジキドが玄関ホールの天井にあった巨大提灯を切り落としクローンヤクザ達を押し潰そうとした時、下にいたクローンヤクザ達は悲鳴を上げるでも逃げようとするでもなく、

「「「「ザッケンナコラー!」」」」

と毒づいただけで、人間の感情が欠落している(取り除かれている)としか思えない反応でした。

そう考えると、8話でまるでロボット工場のようにクローンマッポ達が培養されていたのも、そんな「クローン=ロボット相当である演出」だったのだと思います。よって、

『クローンヤクザは人間ではなくロボット相当の存在』

として描かれているのです。

きっと、工場でオリジナルの細胞から培養される過程で感情を取り除かれ、ロボットとして作られたクローン達。創造者の命令のまま手を血に染め続ける感情のない操り人形。この世界ではそれを介錯してやるのが唯一の救済・・・・なのかなと思ってみたり・・・・。
(以前、コメントで書いたのとはアプローチの方向を逆にすればオブラートに話を濁せるかな〜? と思って書いてみましたが・・・・)

●中の人のあれこれ

だから、一見すると人でありながら、実際は感情の欠落しているロボットで、むしろ培養過程で闘争心だけ引き出されていそうなクローン達が、でも別に怒っている訳でも自発的に戦おうとしている訳でもなく、ただそう作られたからドスを利かせて叫んでいる・・・・。

中の人が大御所なのはそんな難しい微妙な機微を出せる方を選んだから・・・・なのかな〜、と勝手に妄想してみたりw

芸者っぽい電子音声の中の人も、チョイ役なのに中堅の方がやられてますし、人と機械の境界をかなり意識したキャスティングになっている・・・・って言うとなんかそれっぽく思えてくる・・・・みたいなw

また、中の人といえば、公式ニコ生でパーソナリティをされてる某杏の中の人が未だに本編に出てないし、その相方の方(かた)もカギに斬られた舞妓なんてモブ役だし、もう最終回も近いのにいつになったら本編に出てくるのか非常に気になるところです・・・・w

●ハイライト

あと、今回のモータードクロが、15話のモーターヤブと中の人が同じで、そのハイライト(青緑の部分、ニンジャソウルに侵食されている暗示)も同じでした。

・・・・なので青緑が何の暗示なのか、いよいよわからなくなってしまいましたw

何せエクスプロジブが上に書いたクローンヤクザの真逆で、ラプチャーを追い詰め優越感に浸り、フジキドに追い詰められ命乞いをし、非常に人間臭く描かれていて、全くロボットっぽくないんですよね・・・・。

まあ、その代わりと言ってはなんですが・・・・

今回の冒頭で(おそらく20話レビューで書いたように、マリアを見捨てず精神的に成長したから)、フジキドはナラクを更に制御できるようになったっぽい演出があり、ハイライト(緑色の部分)の割合が大きくなっていて、

『緑=成長し茂りゆく植物≒成長の暗示』

っていうのは合っていたのかな〜と思ってみたりw

また、フォレスト・サワタリも

「待っておれ(サヴァイヴァー)ドージョーよ。必ずお前らにホーチミンの宝を・・・・っ! ・・・・アバーッ」

こんなことを言い残して水落ちしました。
(横道に逸れますが、EDでもサワタリが血に染まっておらず、どう見ても、水落ちは生存フラグ、ですねw)

サワタリのハイライトの青は、冷たい、冷静な心、自分の内側に向かう色です。

一方、「情熱の赤いバラ」の言葉があり、戦隊モノでチームをまとめるリーダーが赤色なように、赤は熱い情熱、外(チームメイト)に向かう色です。

この二つを見比べれば、それぞれの色の暗示がわかり易いと思います。なので

『サワタリの青は、自分達を見つめ、自分達だけで生き延びようとする独立心、といった暗示』

というのも合っていたのかな〜と思ってみたりw

●ナンシー=サンと青少年の・・・・

しかし、そんなサワタリがダークニンジャのアンブッシュで水落ちしてしまい、妻子を殺した怨敵を前に、フジキドがサブタイにある血塗られた矢のようにダークニンジャへと猛然と襲い掛かったところで・・・・ナンシー=サンと青少年のなんかはどうなってしまうのか!? と心配しつつ、22話レビューに続きますw


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2015年09月04日 02:28 by 元会長
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この記事へのコメント
ドーモ、感想いつも楽しませて頂いています。
モータードクロはモーターヤブと同じくオムラ・インダストリの製品で、エクスプロシブもオムラのニンジャなので単に青緑はオムラ社の所属ってことでいいんじゃないでしょうか。
サイバーパンク作品であるニンジャスレイヤーでは自我とは何か、に触れるクローンやAIは重要な役割を果たすのですがその辺は2部以降でのお話なんですよね。その辺まで話が進めばクローンヤクザに大御所声優を使うのは納得なのですが。
Posted by イエローオスシ at 2015年09月04日 14:53
ドーモ、イエローオスシ=サン、コメントありがとうございます。

クローンやAIは二部以降に掘り下げられるのですね。もし来年のTV版で放映されるなら、その時に改めて考えてみたいと思いますw
(WEB版が終わったら、WEB版で放映された、まずはヤモト=サンの出る「スワン・ソング〜」辺りから原作を読んでみようとは思ってますが・・・・)

あと、例えば、上の記事で丁度、赤と青の話をしているので、追加でイッキ・ウチコワシの『紫』を考えてみたいと思います。

「紫(の下着)は欲求不満」などとたまに聞くと思いますが、赤(情熱的に外に働きかけようとする思い)と青(冷静に自分の内面を見つめようとする思い)の混ざった紫は、

『何かしたいのに色々考えると躊躇してそれができない=欲求不満、という不安定な色』です。

また、赤の(自信のある自分の力を)外に示したいという思いと、青の自分を客観視して理想的に振る舞おうとする思いから『プライド、自尊心の色』でもあります。

統計的に、これらの色を見た時にこんなイメージを感じる人の割合が圧倒的に多いと言われています。

よって、どちらかというと赤成分の多いイッキ・ウチコワシの紫は「欲求不満≒現体制への不満」と、「自尊心≒自意識過剰≒自己中心」を併せ持つテロリズムの象徴となります。

だから、青緑がオムラの色でも構いませんが、じゃあオムラはどんな組織で青緑は何の暗示なのか? ってところがわからないので・・・・。

普通に考えると、(エクスプロシブ達の色はちょっと濁ってますが)青+緑の青緑って悪い色じゃないんですよね・・・・勿論、紫だってもしヤモトの色だったら「自尊心≒高貴な色」とか解釈が変わる訳ですけど・・・・w

・・・・まあ、今回の"ラオモトの声"を初め圧倒的多数の桃色の暗示が不明なので、青緑がわからなくても仕方ないと言えばそうなのですが・・・・w

こんな感じですが、宜しければまたお越し下さい。
Posted by 元会長 at 2015年09月04日 20:11
ドーモ、はじめまして。
生放送前番組の女性声優二人のキャストはアニメ以前に定まっているのです。
ttps://www.youtube.com/watch?v=yV0kohOxpGk
こちらの動画で歌い踊っているロボットアイドルデュオ「ネコネコカワイイ」の声を五十嵐さんと内山さんが当てて歌っています。その関係で前番組MCに抜擢されたのでしょう。

ちなみにこのネコネコカワイイもまた強くサイバーパンク要素に絡んでくるのですが…それは小説を読んでいただくとして。
関連動画に今回のアニメにはならなかったエピソードのドーディオドラマもありますので一度聞いていただくのもよいかと思います。10話と11話の間にあたる部分なのでネタバレということもありませんので。
Posted by at 2015年09月08日 13:14
ドーモ、コメントありがとうございます。

五十嵐さんはこのネコミミアンドロイド(?)役だったのですね。
(あと、内山さんは某パッキンモザイク的な世界でユカノとイチャついてたりしてる方ですねw)

・・・・3Dだからそう見えるだけだったらアレなのですが、雰囲気通りアンドロイドなら、3Dなのはその演出にもなってますね。

また、ネタバレ要素はないとのことなので、動画と原作の

カタナ・ソード・アンド・オイラン・ソーサリー
ゼロ・トレラント・サンスイ(再放送)

を読んでみました。

動画で歌われていた歌詞

「今夜サッキョーライン降りたー」

が、こっそり「ゼロ・トレラント〜」を暗示してたり、「カタナ・ソード〜」の

「やがて来たるマッポーの一側面とニンジャ真実に警鐘を鳴らすため」

って文が気になったりしますが、それ以上は続編でって感じですね。

・・・・まあ、歌詞の

「激しく前後に動くー ほとんど違法行為ー」
「激しく上下に動くー 貴方は共犯者」

部分に秘密があるような気がするので、その秘密が解けるまでリピート重点しておきたいと思いますw

こんな感じですが、宜しければまたお越し下さい。
Posted by 元会長 at 2015年09月08日 20:22



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