【ニンジャスレイヤー22話】ダークニンジャはニンジャの王!古事記にも…【感想・考察】


ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #22「ネオサイタマ・イン・フレイム PART2 ダークニンジャ・リターンズ」

さて、普通に考えると今回のサブタイトルは「ダークニンジャ再び」となり、実際ダークニンジャとの再戦が行われた訳ですが、サブタイに隠された本当の意味は

『ダークニンジャの(王への)復帰』

なのだと思います。

●ダークニンジャはニンジャの王

何故かというと、マスター・トータスとマスター・クレインがフジキドを下郎と呼ぶのと同時に、

「時間の無駄です。それどころか、あのような不浄の者を殺めれば、『御手が汚れましょう』」

などとダークニンジャを貴人のように扱って、三種の神器(天皇≒王の証)の話をダークニンジャにしていたからです。

・・・・因みに、古事記にはマジで三種の神器について「叢雲ソード、八尺瓊ジュエル、八咫ミラー」と書かれているはずなのですが、本当の三種の神器は「メンポ、ヌンチャク、ブレーサー」らしいですw

よって、ダークニンジャの金色のハイライト(ニンジャソウルに侵食されている暗示)は、エジプトのファラオやインカの王などが身に着けていた黄金のマスクなどのように王の象徴で、ダークニンジャはニンジャの王族に連なる者なのだと思います。

●ラオモト・チバ

ただ、ラオモト・カンと、今回出てきたその息子のチバも金色のハイライトが入ってますが、この二人は王の象徴の黄金ではなく、それを更に受けた『金銭欲、支配欲の暗示』・・・・って気がします。

また、ニコ生の後の「死神の帰還」のCMにチバがラスボスっぽく出ていて、今回フジキドが怨敵ラオモト・カンの血縁者のニンジャであっても子供だからか当事者でないからかチバを見逃しましたが、結局は戦うことになるようです・・・・多分w

●11話の戦いについて

あと、ダークニンジャと戦う時に、ナラクがフジキドに

「ワシに身を任せよ。力を貸してくれよう・・・・前回(11話)勝ちを拾えたのは誰のおかげだと思っておる」

こんなことを言っています。

11話の時はゲンドーソーがナラクを吹き飛ばしたはずなのに、ダークニンジャを倒す時、どうしてフジキドの右目が赤く光っているのかちょっと引っかかってたのですが、ナラクを封じ込めてしまったのではなく、ナラクを抑えながらもその力だけ引き出している演出だったようです。

●緑色は・・・・

・・・・まあ、それは良いんですけど、11話を観直して・・・・フジキドのフユコとトチノキの回想シーンが全部『緑=フジキドのハイライト=ニンジャソウルの色』がかってたんですよね・・・・。

そして今回のフジキドのフユコとトチノキの回想も同じく緑がかっていて・・・・やっぱりフジキドの緑は、絡み合うツタなどから、

『絡みついたしがらみ』

のように見えてしまって・・・・せめて、成長の暗示と半々とか・・・・だったら良いなw

●インガオホー!

また、20話でフジキドがバジリスクの毒スリケンを食らった時、「スー、ハー」と呼吸を整えるのを強調する演出が入っていて、それが気になっていました。

しかし、今回、薄れゆくフジキドの意識の中に現れたゲンドーソーが、

「言葉は要らぬ。フーリンカザン。チャドー。そして、フーリンカザン」

とアドバイスを与えたことで、フジキドはバジリスクの毒を解毒したのと同様に、チャドーの呼吸でマスター・トータス達の毒を解毒し、再び立ち上がることができました。

だから、20話のチャドーの呼吸も、20話レビューで書いたように、フジキドが人の心を捨てずマリアを助けて、バジリスク達との一見無駄に思えたイクサを経ていたから、それが糧となって(良い意味で)フジキドにインガオホーする伏線だったのだと思います。

●ゲンドーソーとホゼ

そして、ゲンドーソーは光の粒となり天に昇っていきましたが、10話(ワン・ミニット〜)でもナンシーの意識の中に現れたホゼがナンシーの窮地を救うきっかけになり、その後光の粒となって天に登っていきました。

これもずっとその意味が気になっていた演出ですが、ゲンドーソーもホゼも死んでいて現れるはずのない者達です。

まあ、ニンジャがいる世界なので、超常の力で霊体となって現れたとかいくらでも言える訳ですが、ホゼはモータル(のはず)だし、そうではない・・・ゲンドーソーもホゼも、フジキドやナンシーが作り出した幻・・・・なのだと思います。

孤立無援だと思い込んでいたフジキドが、ニンジャに身を堕とした闇の世界にあっても、手を差し伸べてくれていた人がいた、自分はまだ一人きりになっていないと、やっと本当の意味で実感することができた・・・・。

ゲンドーソーとの記憶がニューロンに溶けて、フジキドが他人と関わりを持とうとする気持ちを繋ぎ止めた、ナンシーやまだ見ぬ仲間達との絆を繋ぎとめることができた、そんな演出だったのだと思います。

だから、フジキドが掛け軸の裏の隠し通路を見つけたのも、そこにナンシーの気配を感じ取れたのも、ナンシーを思う気持ち、ナンシーとの絆が強くなったから・・・・なのかな〜と思ってみたり。

よって、10話のナンシーも同様に、ナンシーのせいで殺んでしまったホゼへの思い、後悔、このまま突き進んで良いのかという迷いを振り払って、ホゼも茶を振る舞ってくれるくらいナンシーを応援してくれていた、そう思うことができた、迷いを振り払うことができた、そんな演出だったのだと思います。

10話のラストの方で、ナンシーが

「薬物反応と脳内電気が引き起こした、幻覚に救わ、たの」

こう言っていたり、7話のホゼの口調からはナンシーに手を焼いていた印象を受けますが、ホゼはツンデレで(笑)本心ではナンシーと同じくソウカイヤの不正を暴きたいと強く思っていた、ナンシーを恨むのではなく、その願いをナンシーに託して死んでいった・・・・のです。

もう既に死んでいる人間が、意識の中に現れて、窮地を救うきっかけをくれて、光の粒になって天に登っていく、と完全に重ねられている演出なので、ホゼの方もそうなのだと、ナンシー=サンのカルマが減って嬉しいヤッター! と信じたいところです・・・・。

●シガキとタマゴと

あと、ナンシーと再会したフジキドがオーガニックスシ(天然物のスシ?)を食べます。1話のいかにも有毒そうなスシではなく、普通の美味しそうなスシ・・・・これをどこまでポジティブに解釈すべきかは悩ましいところですが・・・・

ここでフジキドはタマゴスシを全て残しました。上で書いたように「黄色≒金色≒金銭欲の暗示」です。だから、5話ではシガキがずっとタマゴスシを食べ、金のために襲撃に参加していることが暗示されていました。

でも、フジキドは金銭欲のために戦っている訳ではないので、今回タマゴスシを食べてないし、1話のスシもタマゴが緑色の毒々しいものになっていたのだと思います。

と、最終回が近付き、今までの色んな伏線と繋がり出したところで、23話レビューに続きますw


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2015年09月11日 02:22 by 元会長
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この記事へのコメント
ドーモ、初めまして。
フロムアニメイシヨンの考察、大変楽しみにさせて頂いております。

ここで考察を拝読するまでは、ただのオモシロFlashだと勘違いしていたのですが、考察を読む度、考察の鋭さと、制作側の、非常に原作を踏まえた意図に驚愕しました。

全話放送後、原作を読んでいただけば、余計な話と思っていたのですが、いろいろななんかにより、5点だけ申し上げたい。


1.チバはモータル(非ニンジャ)
カンはニンジャですが、チバは違います。
これは第3部以降の、非常に結末が興味深い要素で、直接攻撃してくる者以外のモータルを、フジキドの意識のまま殺す(裁く)のか、という問いに、今のところはなっています。
また、3部まで明言されていなかったかもしれませんが、ニンジャ(リアル・ソウル憑依者どちらも)は生殖能力がないそうです。
行為自体は、ニジャソウルのじゃあくせい表現のため、度々出ますが。


2.クローンヤクザの声優
21話の考察ですが、制作側の恐るべきヒントと言えます。
クローンとしての表現の難しさ、もあるかもしれませんが、読んでいた誰もが驚愕したであろう、クローンヤクザ真実のためです。
オーディオドラマでは気にしていませんでしたが、危険過ぎるネタバレインシデントかも。


3.金のハイライト
ほぼこれまで考察されている通りとしか言いようがないのですが、今のところ一貫して、敵組織首魁の象徴、です。


4.ニューロン内表現
ナンシー=サンのホゼ=サン、フジキドのゲンドーソーセンセイ、通常のアニメであれば意識の中に偶然現れた、となるのですが、私見としては、本当にソウルが溶け合い残っている、とかあるかもしれません。
コメント欄ではとても表現しきれない、「コトダマ空間」という概念・設定が、ニンジャスレイヤー世界の根幹を成しています。
鋭い考察をされていた、ナンシー=サン ニンジャ可能性と、ナラク・ニンジャの存在を重点すると、コトダマ空間に、ホゼ=サン、ゲンドーソーセンセイが居る可能性を考えずにはいられません。私見ですけれども。


5.ニンジャスレイヤーの表現
赤い目を考察されていましたが、装束の隙間から噴き出す蒸気も、ナラク・ニンジャの不浄な力を表現しています。
大分初期から表現されるので、一番余計な話かもですが。


長々と失礼しました。
あと数話、考察を楽しませていただきます。
オタッシャデー
Posted by :njheads: at 2015年09月12日 11:54
ドーモ。いつも興味深く拝見させていただいてます。
概ね同意なのですが、「ダークニンジャ・リターンズ」のタイトルはアメコミの傑作と名高いバットマンの長編「ダークナイト・リターンズ」のもじりだと思われます。
Posted by イエローオスシ at 2015年09月12日 20:30
ドーモ、:njheads:=サン、イエローオスシ=サン、コメントありがとうございます。

まず、ハイライトについてですが、1〜3話、4話、7話、12話レビューで書いたように、ニンジャソウルの暗示というよりは『心が邪悪な思いに侵食されている暗示』じゃないかな〜と思ってました。

ただ、9〜10話でコトダマ空間が出てきて、その中でナンシーがタイプ速度を競う、電脳戦というか電脳筋戦(笑)を繰り広げていたので、最近は有耶無耶に話してましたw

間違っても現実のハッカーがタイプ速度で戦ってる訳はないと思うんですよね・・・・実際を知ってる訳じゃないですけど、きっとw

なのでコトダマ空間でのタイプ速度対決ってのはギャグ要素な訳ですが、それってつまりコトダマ空間は普通の電脳世界ではなく、ニンジャ能力が関係した電脳筋世界ってことになります。

21話の冒頭ではおそらく、フジキドがナラクとコトダマ空間で話していましたし。

よって、ナンシーのハイライトはやっぱりニンジャソウルの暗示なのかも・・・・と解釈をまとめることができませんでした。

15話ではエクスプロシブがユカノからニンジャソウルを感じないと言ってましたが、ユカノの戦闘能力を見る限りとてもモータルとは思えなくて、エクスプロシブの目が節穴なだけって可能性が捨て切れませんでしたし・・・・。

でも、チバがモータルで確定しているなら、やっぱりハイライトはニンジャソウルではなく、邪悪な思いに心が侵食されている暗示で、

『ヤモト=サンは心が綺麗なカワイイヤッター!』

って感じなのだと思いますw

あと、コトダマ空間に関してはこの程度しか認識してないので、クローンヤクザの件なども合わせて、今は続きを読めば解釈が変わるのかな〜? としか言えない感じです。

サブタイに関しても、僕は「ダークナイト・リターンズ」を見ていないので、済みませんがちょっと判断できません・・・・ただ、僕でも聞いたことがあるくらい有名なタイトルなので、多分そうなんだと思いますw

こんな感じですが、宜しければまたお越し下さい。
オタッシャデー。
Posted by 元会長 at 2015年09月12日 21:44



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