【ニンジャスレイヤー23話】ナンシー=サンの尻に隠された秘密とは!?【感想・考察】


ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン #23「ネオサイタマ・イン・フレイム PART3 アンド・ユー・ウィル・ノウ・ヒム・バイ・ザ・トレイル・オブ・ニンジャ」

さて、今回は1話のスキャッター、11話のダークニンジャと並び、天丼(同じ言動を繰り返し笑いを取ること)が冴える良いギャグ回でしたw

●天丼ギャグ

まず、フジキドとデビルフィッシュからアルマジロまでの四連戦がナンシー=サンの述懐(実況?)で語られます。

実際戦っていないナンシー=サンが、さも緊迫した様子で語る時点でもうちょっと面白い訳ですが、更に各々の戦いに関する述懐の最後を毎回

「なんて苦しい戦いだったのかしら」

と、同じフレーズで締めて天丼にし、しかもそのシーンを毎回ナンシー=サンの尻のアップのサービスシーンにすることで、ギャグの破壊力を倍増させていましたw

また、ヘルカイトとの戦いでは、フジキドが同じマキビシを二回踏んで「グワーッ!」となる天丼まであって、実際屈指のギャグ回になっていると思いますw
(あと、フジキドが初めて「アバーッ!」と言ってたのも、シリアスなシーンなのに笑ってしまいましたw)

・・・・って感じで済めばレビューが楽で良かったのですが、今回のサブタイトルが非常に悩ましいんですよね・・・・。

●そびえるビル

「ラオモトのいる天守閣へ向け、ニンジャスレイヤーはナンシーの協力を得てシックスゲイツとの六連戦に挑む」

まず、今回の冒頭でこんなナレーションが入ります。そして、高くそびえるソウカイヤのビルを一階からどんどん上に見上げ、最後にはビルが雲に刺さるようにその中に消えてていくシーンが映されます。

高くそびえるビルは高くそびえる困難、それが雲に阻まれ見えなくなるのは先が見通せない暗示で、先が見えない困難に挑むフジキド達の状況が演出されています。

●狭い室内と・・・・

更に、今回は室内の戦いで、狭い部屋は、そんな狭い場所を進んでいるような、心が袋小路に囚われかけているフジキドの心の演出になっています。

だから、ヘルカイト戦の最後で、ヘルカイトごと壁をぶち破ったのは、ナンシーと共闘できて、ナンシーとの絆を感じることができて、フジキドが心の袋小路に風穴を開けることができたことの演出になっていました。

●拓ける視界に響く鐘の音

でも、ゲートキーパーを倒した後、(モービットの精神攻撃で、再び心の袋小路に戻りかける演出で)フジキドは再び、狭い真っ暗なエレベーターの中に入ってしまいます。

最初はナラクの精神攻撃かと思ったのですが、フユコやトチノキを始め現れる亡者達が22話レビューで書いたような緑色がかった演出になっていないので、敵ニンジャのジツ(精神攻撃)なのだと思います。

・・・・EDテロップを中の人で逆引きすると、モービットってニンジャがいるみたいですし・・・・w

しかし、フジキドはその攻撃を跳ね返し、モービットは断末魔の叫びを残し消え去りました。

だから、エレベーターが開く一瞬、フジキドの瞳には光が戻り、緑のハイライト(ナラクに心を侵食されている暗示)が激減していました。

そして、エレベーターのドアが開き、明るい月明かりが差込む中、フジキドは屋上の広々としたスペースに踏み出したのです。

フジキドが、冒頭の困難の暗示であるビル、その中の狭い部屋を次々に突破し、雲に隠され見えなかった天守閣にまで辿り着いた、

『狭く閉じていた心の袋小路から出て、明るく広い視野を取り戻した』

ことが今回の全てを通して演出されていました。そんな、フジキドを迎えるように、厳かな鐘の音がネオサイタマの厚い雲の下に鳴り響くのでした・・・・。

●サブタイトルの意味

じゃあ、何が悩ましいのかというと、まず、今回のサブタイの「アンド」です。アンドがなくても、

「貴方は『そのニンジャ』の通った道によって、『彼』のことを知るだろう」

となって、僕の英語力じゃもう「アンド」が付いてるニュアンスが良くわかりません・・・・^^;

適当なことを言うなら、「アンド」があるってことはその前に何かが省略されていて、

「???????、そして貴方はそのニンジャの〜」

って感じなのだと思います・・・・多分w

それに何より、『そのニンジャ』と『彼』がそれぞれ誰を指しているのか、非常に悩ましいんですよね・・・・。

素直に考えると「そのニンジャ=モービット」、「彼=フジキド」なのですが・・・・。

気分的に「そのニンジャ=ニンジャスレイヤー」、「彼=フジキド」にしたい感じで・・・・w

●ニンジャスレイヤーの通った道

何故かと言うと、今回、一番に思ったのが、デビルフィッシュからアルマジロまでの戦いはいっそカットしても良かったのでは? だったからですw

勿論、ギャグを取りにいくなら必要なシーンな訳ですが、相手が明らかに雑魚で、物語的な意味を考えると、かなりどうでも良いシーン・・・・と解釈したくなるんですよね。

でも、わざわざ入れているということは、あのシーンにもちゃんと何らかの意味があるはずです。そこで気になるのナンシーが繰り返し言っていた台詞、

「〜にして『殺した』わ。なんて苦しい戦いだったのかしら」

です。ナンシー=サンのサービスとギャグ要素がなければカットするべきでは? なんて言いたくなる、単調な虐殺・・・・強力なナラクに憑依されたフジキドにとってはそんな作業のような虐殺が、サブタイにある

「ザ・トレイル・オブ・ニンジャ=そのニンジャの通った道」

なんじゃないかな〜、と・・・・。

そしてフジキドがどうしてそんなことをしたのかと言えば、

『モービットの精神攻撃に惑わされないどころかそれを跳ね返すほど、ゲンドーソーを、フユコを、トチノキを、心の底から(敬)愛していたから(その裏返し)』

で、 ナンシー=サンの尻 シックスゲイツとの戦いとモービットの精神攻撃が、そんなニンジャスレイヤーの通った道の裏表を描きフジキドの心を浮かび上がらせていた・・・・のだと思います。

そんな訳で、フジキドが心の袋小路をぶち破り、いよいよ残すはラオモトのみ!? となったところで、24話レビューに続きますw


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2015年09月18日 03:15 by 元会長
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この記事へのコメント
シックスゲイツ六連戦はもちろん原作でもギャグなのですが、ニンジャスレイヤーがニンジャを殺し続けたことで敵が弱体化していた、これまでの戦いが無駄ではなかった、ということを示すシーンでもあるんですよね。
あと原作者からはシックスゲイツは六道輪廻がモチーフだと明かされているので、門の最後に「審判者」たるゲートキーパーがいるのは閻魔になぞらえたものなのかな、と妄想しています。
https://twitter.com/diehardtales/status/319846576333922305
Posted by イエローオスシ at 2015年09月18日 14:19
ドーモ、イエローオスシ=サン、コメントありがとうございます。

なるほど、もう弱いニンジャしか残っていないというのも、ニンジャスレイヤーが通った道、その戦いの成果と言えますねw

六道輪廻は「生前良くない行いをした者達が成仏できず輪廻転生する世界」なので、邪悪な心に侵食されたニンジャ達が、死後も別の者に憑依し六道を彷徨っている、そんな意味が籠められているのかな〜と思ってみたりw

こんな感じですが、宜しければまたお越し下さい。
Posted by 元会長 at 2015年09月18日 18:42



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