【影鰐-KAGEWANI- 8話】人に擬態してたのは番場の左目だった!?【感想・考察】


影鰐-KAGEWANI- Episode8:擬態

さて、5話感想で書いたように、奇獣(UMA)達は人のカルマの投影です。なので、邪な思いを抱く者はいずれその思いが故に(奇獣を呼び寄せ)身を滅ぼすという教訓めいた話になっています。

しかし、1〜4話話感想で書いたように、

『新感覚パニックサスペンス』

である影鰐は、そんなに重苦しい話でもありません。

「狼少年」の物語のように、確かに嘘を吐くのは良くないですが、それが死ぬほどの罪だと思う人はいないでしょう・・・・そうでないと世界中が(死刑までいかなくても)咎人だらけになってしまいますw

よって、これらの話は、人間の罪と罰とかではなく、単に悪い思いを抱かないようにしましょうという教訓話って感じです。

ただ、一方で、今回の岩亀(?)のような強大な奇獣になると、人間のカルマの投影だけでなく、地震の擬人化(擬獣化)、自然(災害)の投影といった意味合いが生まれ始めます。
(川の氾濫を擬獣化したと言われる「八岐大蛇」のように)

だから、奇獣(自然災害)の理不尽さに抗おうとするのではなく、ただ謙虚に自然との共存の道を探していくべき・・・・って教訓になっているのかな〜と思ったり、思わなかったりw

そんな訳で、これらを踏まえて今回の話を観ていくと・・・・

●トンネルの意味

まず、番場宗介達が入って行った闇に沈むトンネルは、先の見えない『奇獣の謎』の暗示です。

しかも番場は、元カノのサオリが

「おかしいわね・・・・このトンネル、こんなに長かったかしら?」

と不審に思うところまで来ても、平然と車を走らせていました。

番場が「トンネルの先≒地震のあった(7話の舞台だった)小学校≒奇獣の謎」に囚われるあまり、気付かないうちにそんな闇深いところにまで踏み込んでしまっている暗示です。

なので、その後、奇獣に襲われた番場がサオリを探して車外に出た時、辺りに充満していた「甘い匂い」は、蝶が花の蜜に誘われるように、番場が奇獣の謎に惹き寄せられている暗示になっていました。

しかし、番場はそれに惑わされ完全に自分を見失っている訳ではなく、そんな中でもサオリを探し、サオリを見つけると、二人でトンネルの外に出て行けました。

だから、奇獣の謎(トンネルの闇の先)はまだまだ深く暗い闇に閉ざされていて・・・・人が関わるべきでないのか、それでも共存の道を探していくのか、どうなっていくのか非常に気になるところです。

●幻覚?それとも・・・・

そんな訳で、トンネルは途中から奇獣が食道などを擬態させたものになっていたはずです。また、番場がサオリを探す時、車外に出て、トンネルの奥を探しに行ったような描かれ方をしています。サオリを見つけたら方向転換して外を目指しているように見えますし。

なら、トンネルに入る前に、番場の車の前後に他の車が全く映ってなかったことからも、トンネル(奇獣の食道)の奥に他の者達が居たとは考えにくいです。

よって、ダニ(?)の奇獣に襲われた女性などは「甘い匂い」が見せた幻覚、だったのではないでしょうか。

まあ、たまたま悪い思いを抱いていた人達が集まっていた、とか、今回の奇獣は自然災害の暗示だから悪い思いは関係ないと解釈してもいいのですが・・・・番場がダニに襲われた女性の死や、切断されたサオリの手を見てもあまりに動揺しなさすぎなので、幻覚だったと解釈するのが一番じゃないかな〜、と思っています。
(甘い匂いに朦朧としていて感情が鈍っていた、みたいな)

サオリだけは、今は別のパートナーがいるのに番場への思いが再燃して、みたいな感じだったのかもしれませんが・・・・。

ただ、トンネルから出て、戦闘機がトンネルを空爆し、崩れた土砂を押し退けて岩亀(?)の奇獣が姿を見せた時、何かが蠢くSEと共に番場が左目を押さえる演出が入っています。

だから、番場の左目の斜め上にある黒いアザのようなものって実は奇獣が同化した何かだったり? みたいに思えてきて・・・・つまり、今回のサブタイトル「擬態」が指していたのは番場の左目のことだった?・・・・みたいなw

だとすると、サオリは全くのとばっちりで番場に巻き込まれただけって可能性も浮かんできて・・・・。

といったところで、これらの思わせぶりな演出を気にしつつ、それらがどう転んでいくのかを楽しみに、9話感想に続きますw


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2015年11月21日 03:01 by 元会長
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