【影鰐-KAGEWANI- 10話】メタ視点から見た影鰐を倒す意味!【感想・考察】


影鰐-KAGEWANI- Episode10:影鰐

さて、今回はいよいよタイトルにある『影鰐』が登場し、作品の主題に触れる重要な回になっていますw

●奇獣が意味するもの

何故なら、まず、大陸から影鰐を追ってきた謎の少女が

「奴(影鰐)を生み出したのは我々だからだ」

と言っていて、5話感想で書いていた

『奇獣は人のカルマの投影である(=悪人ほどその悪行に応じた報いを奇獣から受けることになる)』

ことが作中でも明言されました。

だから、影鰐を生み出すほどの業を(代々)背負っていた謎の少女が影鰐に左腕を食べられたのも、何の罪もない漁師親子が助かったのも、全ては必然だったのです。

●海と心

すると、影鰐が最初、広大な海を漂っていたのが非常に重要な意味を持つようになります。

穏やかに凪いだり、大しけで荒れ狂ったり、川のように流れたり、湖のように停滞したり、移ろい易い瑞々しい水は、移ろう瑞々しい心の象徴です。

よって、

『広大な海を漂う影鰐は、自分でも把握しきれない人の心に漂う悪しき思いの暗示』

でした。

●映して燃やす

だから「そんな思い=自分の心の暗黒面=影鰐」を打ち破るには、それがどんなものなのかはっきり認識しなくてはなりません。その上でそれを打ち破る、つまり、謎の少女が言ったように、

「何かに映して燃やす」

必要があったのです。

作中では影鰐を船の帆に映していましたが、例えば

『物語として電子画面に映し出し、そんな思いを抱いてはいけないと燃やす(のを見せる)必要があるのです』

1話ではヤラセ動画を撮ろうとした者を、2話では重病の仲間を顧みず自分の目的に走ろうとした者を、物語に描いたように。

「我が心に翳(かげ)る影鰐を、現(うつつ)に顕(あらわ)し焼き捨てる!」

みたいな・・・・なんか別の病気が悪化した気がしますけどw

●差し込む光

さておき、そんな話を老婆から聞き、番場宗介は奇獣に対抗する光明を見つけることができました。

ラストで、番場の背負う玄関が少し開いていて、眩しい太陽が差し込むような演出になっていたのはそのためです。

だから、物語もいよいよ佳境に突入か!? と盛り上がったところで、11話感想に続きますw


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2015年12月05日 01:53 by 元会長
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