【ガンダム 鉄血のオルフェンズ 10話】クーデリアも「オルフェンズ=孤児」の一人?【感想・考察】


機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第10話「明日からの手紙」

さて、今回のサブタイトルは「明日からの手紙≒目指す未来(を見つけた)」といった感じなのだと思います。

●明確な明日

だから、一番わかり易いのは

ビスケット・グリフォン
タカキ・ウノ

の「学校に入れたいと思っている妹からのメール」がまさにサブタイそのものでした。

●不明確な明日

その他にも、

・ユージンとノルバの女
・オルガの鉄華団(家族)

が「明日」といえばそうなのかな〜といった感じです。

何故そんな煮え切らない書き方になるのかというと、ユージンとノルバはどう見ても素人DTで、彼女がいる訳ではありません。既に明確な妹がいるビスケット達と比べたら、そんな希望が生まれるかもしれないと甘い希望を抱いている段階です。

オルガの「家族」も名瀬の受け売りで、(今はまだ)鉄華団を家族のような繋がりにしたいという思いを押し付けているだけでしょう。鉄華団が全てなオルガと違って、ビスケットやタカキ(や昭弘)には鉄華団よりも大切な本当の「家族」がいることさえわかってないのだろうから。

●見失った明日

一方、三日月という明確な「明日」のために押しかけ女房になったアトラは、自分よりクーデリアの方が三日月とお似合いだったと落ち込んでいました。

そしてクーデリアも火星の独立なんて理想を掲げてはいますが、その理想のために自分が何をすればいいのかを見失っています。

クーデリアがアトラに

「あの、アトラさん。私もお仕事お手伝いしてもいいかしら?
(中略)
体を動かすっていいですね。嫌なこともわすれられる気がして」

こんなことを言っていたがその証拠です。

テイワズと手を結んだとはいえ他組織との衝突を避けるため、地球との交渉を成功させるため、どうすればいいのか、考えるべきこと、するべきこと、遣り甲斐を感じられるはずの仕事はいくらでもありました。

なのにクーデリアはそれらの仕事・・・・いえ、「作業」をしても、地に足がついていないから、机上の空論が現実に結びついていないから、それらに意義を感じられないのです。

自分が働いたことで食事ができる、食器が片付く。成果がすぐ目に見える類の仕事ではありますが、そんな思いつきでやった「仕事」の方が意義を感じられてしまうなんて・・・・。

●クーデリアもオルフェンズ?

まあ、火星独立を目指したせいで父親に殺されかけているので、それ関連のことをしていても気が晴れないって面もなくはないですが・・・・。

それを加味しても、火星独立へのビジョンがちゃんと見えているけど、父親との確執でつい気分転換をしたくなった・・・・ようには見えないんですよね。

火星独立へのビジョンも見えない、父親のことも頭から離れない、だから

『アトラに父親のことを愚痴りたかった』

・・・・ように見えます。なら、クーデリアの中では

『父親>>>火星独立』

で、結局父親に振り向いて欲しいだけとか、父親に反発しているだけ・・・・つまり、クーデリアもタイトルの「オルフェンズ=孤児」を受ける一人なんですよ・・・・多分。

だから、アトラに

「でもクーデリアさんは私達の仲間の・・・・家族の一人ですから」

こう言われて、クーデリアは「明日」を、「明日からの手紙」の気配を感じることができた・・・・のではないでしょうか。

●明日・・・・?

そして、そんな話をしていたアトラも、

「あれ、私とクーデリアさんが同じ家族ってことは・・・・・・・・そうだよ、タービンズさんところみたいに・・・・うん、うん、そう、そうしたみんな幸せだし!」

こんな明日というか、「明後日」な答えに辿り着いたのでしたw

●希望は人を・・・・

あと、ラフタ・フランクランドが昭弘に

「今日のあんた、いつもとちょっと違ってたよ。自分から命投げ出すみたいな無茶な戦い方しなくなった。しつこいのは相変わらずだけどさ」

こんなことを言っています・・・・なんか、どう見ても死亡フラグっぽい感じの口調でw

更にその後、昭弘が一緒に哨戒に出たタカキに生き別れの弟のことを話し、今まで忘れていた「明日」を思い出していたことを明かします。

昭弘はこれまで「今」を生きるのに精一杯で「明日」のことなんて忘れていたから、ラフタが言ったような戦い方ができていました。それが7話でアミダ・アルカ達を相手に昭弘が互角に戦えていた理由です。

でも、昭弘は「明日=生き別れの弟」のことを思い出してしまい、オルガみたいに鉄華団を「死に場所」にしてもいいような捨て身の戦いができなくなってしまいました・・・・弱くなっていたのです。

三日月が来てくれなければ落とされていたくらいに・・・・。

まあ、死を恐れないバーサーカーの方が異常で、昭弘が人間性を取り戻したってことなんですが・・・・次回予告を見る限り昭弘かタカキのどっちかに死亡フラグ(漂流フラグ)が立ちかけているような・・・・。

ヒューマンデブリって言葉を聞いて真っ先に思い浮かんだのが「スペースデブリ」だったりするので、昭弘に「漂流≒死亡フラグ」立っているような気がしてなりません・・・・。

●三日月は・・・・

あと、三日月が

「鉄華団を既に明確な明日と捉えている」

から(おそらく敢えて)今回出番がないように演出されていたのか、

「作中で一番明日が見えていない」

から出番がなかったのか、ちょっと気になるところです・・・・。

といったところで、次回昭弘(とタカキ)がどうなってしまうのかを気にしつつ、

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第11話「ヒューマン・デブリ」

に続きますw


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2015年12月06日 23:08 by 元会長
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