【物語シリーズ 終物語11話】今回の神原駿河の活躍が、化物語1話で予言されていた!?【化物語/花物語 感想・考察】


終物語 第11話「しのぶメイル 其ノ伍」

そんな訳で、化物語1話のどこにそんな伏線があったのかというと・・・・

『戦場ヶ原ひたぎが「バナナの皮」で足を滑らせ階段から落ちてしまったこと』

です。

何故なら、「バナナの皮」と聞いて真っ先に連想する動物といえば「ゴリラ≒猿」ではないでしょうか。だから、バナナの皮は駿河の仕業である伏線・・・・だったのだと思います。

勿論、これだけでは根拠として弱くて、あれは駿河の仕業だったのでは? と思いながらもずっとスルーしてたのですが・・・・。

●臥煙伊豆湖の台詞

終物語9話、10話で臥煙伊豆湖が、駿河のことを

「そうだねぇ神原駿河さん。猿の手を動かせただけのことはある。卓抜してるよ」

「鋭いねぇ。ほんと野に放っておくには惜しい才能だ」

こんな風に評価します。

一方で、伊豆湖は猫物語(白)で、羽川翼もそう感じたように、翼を「見下す」ように喋っていました。

あからさまな身内贔屓・・・・をするようなキャラとも思えません。

だとしたら、伊豆湖の台詞は

「そうだねぇ神原駿河さん。猿の手を(意に沿う形で)動かせただけのことはある。卓抜してるよ」

ということになり、駿河は本当に専門家の卵だった・・・・のではないでしょうか。

●これまでを振り返って

つまり、阿良々木君とひたぎの出会いは、駿河がひたぎのために仕組んだものでした。

そして、恋に落ちたように見せかけてひたぎが阿良々木君を助けようとしたのが誤算だったのか、予定通りだったのかわかりませんが、とにかく駿河は次に阿良々木君を何とかしようと、猿の手が阿良々木君を襲うような望みを意図的に願ったのです。

駿河の小学生の頃の事件が嘘なのか、その事件でコントロールの術を学んで今度こそ正しく使おうとしたのかはわかりませんが、忍野メメもきっとそれらを察したから、駿河と共に

『理由を捏造しては思いを切り捨てる阿良々木君の姿を駿河に映し、阿良々木君を更生させようとした』

んじゃないかな〜、みたいなw

その他にも駿河は、花物語で貝木泥舟のサポートがあったとはいえ、ほぼ一人で沼地ろう花の事件を解決していましたし。

終物語7話(しのぶメイル1話)でも、ひと目で

「羽川先輩・・・・」
「!?」

と阿良々木君もすぐには察せなかった・・・・かどうかは微妙ですが、とにかく苛虎の正体を一瞬で見抜いていましたし。
(因みに、そのシーンで声を奪われたっていうのも、毎度お馴染み、都合が悪いことは悉く理由を捏造し隠蔽する、阿良々木君お得意の狂言だと思います。その後すぐ駿河と普通に話しているので。だから、阿良々木君はその声を聞いた瞬間に、考えるまでもなく、初代怪異殺しが自分と同じ声である理由、他人には絶対に明かしたくないその訳に辿り着いていました。おそらく十五年前に起こった何かに・・・・だから終物語8話で、阿良々木君はカタツムリの力に逃げてしまったのです。初代怪異殺しが

「お主も寄り道せず、まっすぐお家に帰るがよかろう」

と見透かしていたように)

また、11話感想では、

「そもそも、他人を拒絶し「助けて」とすら絶対に言わない阿良々木君、他人に対する一切の感情を捨て去っていたひたぎ、生き返りたいと欠片も思わない=ニンゲンの世界には何の未練もない真宵、「野生として落第」と言われるほど(翼から見れば塵芥に等しい)他人など全く眼中にない翼、とアレなアレは孤独なんて感じないからアレな訳で・・・・」

こんなことを書いてましたが、ここに駿河のことを併記できなかったんですよね。無理矢理解釈すれば何とでもこじつけられますが、他のアレな連中のように(僕の中では)しっくりくる解釈が見つけられなかったので。

あと、阿良々木君と翼は(両)親を殺していて、ひたぎは母親を壊していて、真宵は意図しなくても両親を離婚させる魔性で、だから自殺を望んでしまった・・・・。

なら、駿河はどうなんだって話になるのですが・・・・

花物語の泉で母親と話す夢(?)が、両親殺しの罪悪感から逃れるための妄想とすると、阿良々木君に迫るおぞましさになってしまって、伊豆湖の台詞やろう花を助けられたこととあまりに釣り合いが取れなくなってしまいます・・・・。

なので、上記の全部を総合して、

『駿河は新米専門家』

である可能性が結構高い・・・・のではないでしょうか。

だから、化物語1話からその伏線が張られていた・・・・みたいなw

まあ、まだ11話をネットの感想サイト様とかでしか見られてないのですが、その概要を見ると、今回も駿河が大活躍のようですしw

といったところで、

終物語 第12話「しのぶメイル 其ノ陸」

に続きますw


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2015年12月13日 13:54 by 元会長
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