さて、今回はイレーネとプリシラ、ウルサイス姉妹の部屋にお呼ばれする、ドキドキのお部屋訪問イベントでしたw
なので、その意味を考えてみようと思うのですが、その前にイレーネ達がどんな状況になっていたのかを見ていきたいと思います。
●屋上の意味
まず、OP明けに、綾斗が迷子になった紗夜を探していると、
綾斗はプリシラとビルの屋上に隠れゴロツキ達をやりすごしますが、今度はそこに駆けつけたイレーネに絡まれてしまうのでした。
そこで注目するのが、三人が集まった場所、
『(ビルの)屋上』
です。
ひとまずゴロツキをやりすごすだけなら、例えば、乱雑に荷物が積み上がった路地裏の陰とか、川原(橋の陰)とかどこでも良いのに、敢えて屋上なんですよね。
各々のシーンを想像して頂ければ、路地裏の陰だと堅気から外れた裏社会、川原なら普通に健全な世界、
『屋上なら、大半の人間が暮らす地表から離れた孤独な世界』
そんな印象を与える演出だということがおわかり頂けるのではないでしょうか。
ディルクへの借金のせいなのか、おそらくそんな借金をする原因となった(プリシラの?)ジェネステラの力のせいなのか、とにかく、
『ウルサイス姉妹(と綾斗)が孤独な存在であることが演出されていました』
●学生とは・・・・
因みに、プリシラを追っていた連中がどう見ても学生に見えないんですが(笑)、後にイレーネがディルクに抗議していたことからも、レヴォルフの学生なのは間違いないようです。
・・・・ニコニコ動画様にあった10話のあらすじを見てそんな驚愕の事実はわかっていたのですが・・・・10話でイレーネを襲っていた、どう見ても世紀末で「ヒャッハー」と叫んでそうな連中も実はレヴォルフの学生だったらしいのでw
●部屋にお呼ばれする意味
話を戻して、イレーネは屋上でプリシラと二人きりだった綾斗を誤解し因縁をつけてしまいます。しかし、プリシラの口添えもあって誤解が解けると、そのお詫びに綾斗を自宅の夕食に招くのでした。
レヴォルフのページワンだけあって、二人は家賃がかなり高そうな高級マンション(?)に住んでいたのですが・・・・あまり親しくない人をご飯に誘う場合、普通はレストランとかで自宅に誘うことは少ないはずです。
何故なら、
「自宅を片付けなければいけない=自宅の様子が住む者の評価に繋がる=自宅の様子が住む者の心を表している=自宅を見せるのは自分の心を相手に見せるに等しいこと」
だからです。よって、
『自宅≒自室は住む者の心の暗示で、自宅に招き入れるということは心の内を見せる、心を開いていることの演出』
でした。イレーネとプリシラが、綾斗達にかなり詳しい事情を打ち明けているので、二人が心を開いていたのは明らかです。
・・・・といった感じに、いかがわしいことなんて欠片もない記事なのでピーTAとかに通報するのは勘弁して下さいw
●合言葉は・・・・
なのに! 二人とも本来はそんな風に社交的な女の子のはずなのに、ディルクのせいで(決め付け)屋上が暗示していた孤独な生活を強いられているのです!
だから、
『とりあえずディルクが悪い!』
を合言葉に、綾斗はさっさとグラヴィシーズを破壊してウルサイス姉妹をハーレムに加えれば良いんじゃないでしょうか!w
なら、イレーネ達の家から帰る途中に、(イレーネ達を助けたいと思う)綾斗と(イレーネ達を敵として倒そうとする)ユリスが正反対に歩いていってしまう演出が入っているのも
「イレーネ達をぶつけたディルクが悪い」
し、紗夜が方向音痴なのも、綺凛の父親が捕まったのも、(恐らく)母親の心を取り戻すために戦っているクローディアがパンドラに苦しめられているのも、全部
『とりあえずディルクが悪い!』
のです!・・・・多分w
そんな訳で、事実関係がすっきりし、晴れやかな気持ちになったところで(笑)、
学戦都市アスタリスク 第12話「グラヴィシーズ」
に続きますw
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