さて、ひとまず大団円の最終回を迎えた訳ですが、今回注目するのは綾斗の台詞の
「力と大切なものを混同しちゃ駄目だ！ イレーネ、本当に大切なものなら両手で掴め。今君が望むのはどちらの手だ！？」
です。何故なら・・・・
●塞がれた手
冒頭のイレーネの回想で、イレーネとプリシラがディルクに出会った時、イレーネ達は『両手』で抱き合えていました。
でも、イレーネがディルクに渡されたグラヴィシーズを手にした時から、その片手はグラヴィシーズに塞がれてしまいます。
今回、綾斗達との試合前に、イレーネが控え室でプリシラの血を吸いますが、その片手はずっと忌まわしい鎌に塞がれていました。血を吸われた後、プリシラは『両手』でイレーネに抱きついたのに・・・・。
●イレーネの左手が掴むのは？
でも、試合が始まり、暴走するイレーネを前に、綾斗がセルべレスタの力(もしくは自分の力？)を本気で解放した時、イレーネの左手が綾斗を求めるように伸ばされました。
今のところは、単にグラヴィシーズの支配からの救いを求めただけな気がしますが・・・・(力を求める)右手ではなく(大切なものを掴む)左手を綾斗に伸ばしたのならハーレム加入フラグもワンチャンあるのかな〜と思ってみたり？ｗ
何故なら、試合の後、イレーネはプリシラの病室で、共に戦いたいと告げるプリシラの左手をイレーネの右手で握るだけなんですよね。
イレーネのために共に戦いたいと言ったプリシラの左手(愛情の暗示)を、イレーネの右手(力を求める、グラヴィシーズを握っていた手)で握る＝戦友として認めるだけで、イレーネの左手が空いているのです。
だから、イレーネのハーレム入りフラグが立ちそうだったり、プリシラにガチ百合疑惑が生まれたり、色々妄想が止まりませんｗ
●綾斗はシスコン？
だとすると、綾斗が4話でユリスと一緒に戦った時も、7話で泳げない綺凛を掴んでいた時も、ずっと綾斗の片手にはセルベレスタがありました。
ヒロイン達の頭を撫でる時も片手だし、釣った魚に餌をやらない的な姿勢は流石主人公といったところなのかもしれませんが・・・・。
そんな綾斗が唯一両手で掴んでいるものがセルベレスタなんですよね。今回もグラヴィシーズを破壊する時に、わざわざ両手持ちになる演出が入っていましたし・・・・。
普通に考えると、
『セルベレスタ＝姉・遥の使っていた剣≒姉の暗示』
であり、もし本当にそうなら、どう見ても綾斗はシスコンということになって・・・・。
3〜4話で、綾斗がユリスをパートナーに選んだのも、綾斗を庇って戦おうとしてくれたユリスに、綾斗のために戦ってくれた姉の姿を重ねているだけ・・・・な可能性が出てきます。
3話のラスト付近でクローディアに
「(前略)あの子は自分の手の中のものを守るのに精一杯なのだと。きっと貴方もその中に入ってしまったのでしょうね」
と言われた綾斗が思い浮かべたのも
「私が為すべきことはね、貴方を守ることよ、綾斗」
と言っていた姉・遥の姿でしたし・・・・なんだかユリスのメインヒロイン的な立場が心配になってしまいますｗ。
●ハーレムエンド！ｗ
一方、ユリスは試合後の控え室で、『両手』で綾斗の顔を包みながら、
「綾斗、一人で戦おうとするな。我々はパートナーだ。お前が私の力になるというなら、私も、お前の力になろう」
なんてことを言って、キスまでしようとしてくれます。
更には、そんなところにやってきた、紗夜や綺凛やクローディアが、代わる代わる『両手』で綾斗の頭を胸に抱く大団円のハーレムエンドになっていましたｗ
あと、Cパートでマディアス・メサが何か言ってた気がしますが、野郎のモブはハゲかヒゲかマッチョにしてくれないと中の人でしか認識できませんｗ だから、あんなに顔を隠さなくても視聴者は誰かわからないです・・・・よね？ｗ
といったところで、綾斗は本当にシスコンなのか？ マディアスと遥の関係は？ など様々な謎を残しつつ、それならそれで二期は紗夜と綺凛の百合ルートでいいじゃない！ なんて言いながら、ひとまず学戦都市アスタリスクの感想を終わりたいと思いますｗ
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