【ガンダム 鉄血のオルフェンズ 14話】大義のために少女をたらし込むのはアリなのか?w【感想・考察】


機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第14話「希望を運ぶ船」

さて・・・・、ちょっと今後の展開を予想すると、リーダーとして明らかに力不足のクーデリアとオルガが成長し、進むべき道を見つけていくのだと思います。何故なら、現状そのリーダー二人がまるで話になっていないので。

ただ、どう成長し、どうやってグッドルートに分岐していくのかがまだわからないため、素直に現状の詳細を書くと、なんか二人の悪いところを突き上げるだけみたいになってしまいます。

・・・・できれば二人の良いところを見つけてポジティブな記事を書きたいのですが、二人が成長できるまで、当分は駄目な二人を見続けることになりそうな雰囲気で・・・・。

むしろ逆に、二人揃って

「筋を通す」「鉄華団は家族」
「私の手は既に(鉄華団の)血に塗れています」

なんてことを言って、自分から無駄にハードルを上げているので、どうしようもないんですよね・・・・。

●筋を通す

まず、オルガの『筋を通す』ですが、全然話になってません。例えばCGSを乗っ取ったことに関しても、本当に堅気の世界で筋を通すと言うのは、憎いマルバ相手だろうが、相応の金を払って会社(CGS)を買い取ることです。

憎いマルバ相手に腹立たしくても、それでもちゃんとした手順を踏むから「筋を通す」と大義を謳えるんですよ。
(まあ汚い大人は、その上で支払いが「無利子百年ローン=実質踏み倒し」とかの非道を行う訳ですがw)

だから、オルガのような盗賊が、脳内法廷でマルバを悪と断定し私刑を実行するのは『無理を通す』のであって、筋なんて一本も通ってないんですよ、世の中的に。

そんな有様で「筋を通した」つもりがマフィアの末端になっているんだから、なんていうかもう、ね・・・・。

●鉄華団は家族

更に、オルガは「鉄華団は家族」なんて言ってますが、全然口先だけなんです。

13話で、シノが部下の死にあれだけ苦悩していた側で、自責の念を全く見せない、葬式に対してすら否定的なオルガを並べて描けばどうなるか・・・・・明らかですよね。

葬式の時、シノは勿論、名瀬ですらノーマルスーツを着て船外に出ていたのに、自分の命令で死んだ部下の葬式に、団長がのうのうとブリッジにいるのはどういう了見なんでしょう。
(まあ、9話で深刻そうに

「私の手は既に(鉄華団の)血に塗れています」

なんてことを言っていたはずのクーデリアものうのうとブリッジにいた訳ですが)

そんな風に、わざわざシノとオルガを並べて描いているので、オルガのアレさを意図的に演出しているのは明らかです。

なのに、「筋を通す」「鉄華団は家族」と無駄に自分でハードルを上げ、自分の駄目さを浮き上がらせているんだから、もうその駄目さを書くしかありません。

僕は別にオルガとクーデリアのアンチでも何でもないので、あんなに駄目だった二人がこんなに成長できました、と早く書きたいのは山々なんですが・・・・。

●もし学園ものだったら

もし、この作品が学園もののラブコメだったら、クーデリア・藍那・バーンスタインはまだ十六歳の少女です。いきなり同年代の男の子にキスされ舞い上がっていても微笑ましく観ることができたでしょう。

しかし、この作品はラブコメでも学園ものでもなく、戦争ものなんです。クーデリアが年相応の普通の女の子だったとしても、マフィアの庇護の下、火星独立を目指す活動家って肩書きがそんな振る舞いを許してはくれません。

9話ではクーデリアが

「私の手は既に(鉄華団の)血に塗れています」

こんなことを言ってしまっているのです。

なのにクーデリアは、イサリビに乗艦してから独立運動の今後について全く考える素振りがありません。むしろアトラとする給仕の仕事などに充実感を覚える始末で、遂にはクーデリアが巻き込み殺してしまった者達の葬儀直後に三日月にキスされ舞い上がってしまう有様です。

人の命なんて懸かっていない学園ものならそれでいいですけど、最悪世間知らずのお嬢様で自分が巻き込んだから鉄華団の者達が死んだのだと思い至れていないならフォローもできますけど、上記のように自分でハードル上げてからキスなんかで舞い上がられると、本当にフォローのしようがありません。

きっと二人はリーダーとして成長するはずだから、今はそんな成長を強調するために駄目な二人を描く時期なはず、と今後の展開にまで言及するしかないんですよねw

せめて三日月のように、二人が自分で無駄にハードルを上げてなければ、上記の諸々をスルーすることもできたのですが・・・・。

●大局を見てはいても・・・・

まあ、自分や周囲、世界の状況を正確に把握し、大局を見て目標に向かい動けたとしても、マクギリスのように権力目的で少女をたらし込んでしまうと、それはそれで十二分にアレな感じですけど・・・・w

そんな要素を考えれば、未熟な若者が(今回は無学な大人も扇動されてましたが)、明確な展望もないまま迷走し、老獪な大人の捨て駒にされる、なんて反面教師的なバッドエンドも覚悟しないといけないのかな〜なんてことを微妙に思わなくもなかったり・・・・。

●フミタンは・・・・

そんな中、やっぱりスパイだったフミタンが、微妙に鉄華団サイドに寝返りそうだったり、クーデリアを庇って死ぬフラグが立っていそうだったり、なんとも危うい感じです。

だから、フミタンが上手くクーデリアの味方になってくれて、それを機にクーデリアがグーンと成長できれば良いな〜なんて甘い展開を夢見たところで、

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第15話「足跡のゆくえ」

に続きますw


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2016年01月10日 22:57 by 元会長
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