【少女たちは荒野を目指す 4話】黒田砂雪は元ライター?【しょこめざ 感想・考察】


少女たちは荒野を目指す 第4話「わがままと引き算のメロディ」

さて、クーデレでなかなか本心を明かしてくれない砂雪ですが、今回、ちょっとだけその心の内が垣間見えていました。

なので、そこら辺を中心に本編を追っていきたいと思いますw

●夕夏と二人

冒頭、自室でプロットに行き詰る文太郎に小早川夕夏が声援交じりの茶々を飛ばしていました。

3話感想で書いたように、夕夏は文太郎への恋心を自覚し(かけ)ていて、内心では文太郎と砂雪の関係にヤキモキしています。

だから、夕夏が平机に突っ伏していたのも、その後頬杖をつくのも、夕夏が(精神的に)座ることすら苦しくなっている演出でした。

「最近、(夕夏が文太郎を気にして、照れ隠しに茶々に見せかけた声援を送っているのに)人をねぎる気持ちが足りなくないかい?」

なので夕夏の台詞はこんな意味だったのだと思いますw

●砂雪は名編集?それとも・・・・

OP明けて、プロットが五行しか進んでないことを

「ああ〜、でも、構想はもうできてるんだよ。主人公一家の風呂がワームホールで繋がっているのが判明する辺りまではもう頭の中にあってさ」

と弁解する文太郎を、砂雪は一瞬で

「そういう無駄な設定をゴテゴテ積み上げた挙句、収集がつかなくなっている訳ね」

と切り捨てました。更に、

「ゲームは大量のデータを活かして、日常を伸び伸びと描けるのが強みよ。だから展開と舞台設定はシンプルな方が良いの。壮大な物語でなく、一話完結形式で書いてみたらどう?」

とアドバイスを与え、文太郎をプロット完成まで導きます。

まあ、小説の編集者みたいにプロデューサーもそこら辺の知識を持っている場合もあるのでしょうけど・・・・。

●主観と客観

因みに、砂雪のアドバイスで筆がのってプロットを書き上げる文太郎ですが、その背景が不穏な嵐の夜になっているのは、文太郎の主観と異なり、客観的にはそんな感じに見えていた演出ですw

そんな文太郎を生暖かい表情で見守る砂雪。それは自分もそんな状態を経験したことがあるから・・・・?

因みに、上記の砂雪の台詞から、日常系を目指している感じでしたが、敵がいたり、敵を前に主人公が偶然落とした小銭に敵が気を取られたり、その隙にヒロインBが必殺技をかましていたり、主人公が戦闘中(?)なのに敵に背を向け小銭を拾っていたり、文太郎のプロットがなかなか 普通に 面白そうでしたw

●普通に・・・・

しかし、文太郎が自信満々に書き上げたプロットを砂雪達に見せると「普通に面白い」となんとも微妙な評価です。

でも、それでいいと言われ文太郎も一度は納得しかけるのですが・・・・結城うぐいすの絵を見て凄いと騒ぎ出す部員達の反応に、自分のプロットはやっぱり「普通に」面白いだけなんだと落胆してしまいます。

だから文太郎はラーメン屋のバイトなどを断り、シナリオライターに専念することを決心するのでした。

そんな訳で、サブタイトルの「引き算」の一つが文太郎のこの決断なのかな〜? と思わなくもなかったり。

●砂雪は元ライター?

しかし、より良いプロットを書こうとしても上手くいかず、文太郎は煮詰まってしまいます。そこで、砂雪が文太郎を喫茶店に連れて行き、現役ライターの「ぶるぅたす(本名:細川)」に引き会わせるのでした

でも細川は「(極意は)納期の提案には決してうんと言わない」、「納期が遅れた時も絶対に許される謝罪術」など、敢えて話をはぐらかします。

だから、そんな熱くて苦くて黒い思いをはぐらかした細川は、ずっとコーヒーに手をつけず、甘いパフェを食べるとそのまま帰ってしまうのでした。

「(シナリオを書くコツなんて)そんなのただ書くだけっしょ」

唯一こう言った時だけ、苦い本気の話をした時だけは細川の手元のコーヒーがアップで映され、細川が熱く苦く黒い思いに触れていることが演出されていましたが。

でも、そうすると、喫茶店のシーンで、砂雪はずっとコーヒーを飲み続けている、熱く苦く黒い思いに耐え続けているんですよね。

更に、細川を見て打開策が見え「なんかいけそうな気がする」と部に戻ろうとする文太郎に、

「え、えっ? ま、待って。これ飲んじゃうから」

と砂雪はすぐ立ち上がることができませんでした。自分の熱く苦く黒い思いをすぐには飲み込むことができなかったから・・・・。

なので、これらより、今回の話を観ていると、砂雪が元ライター(志望?)に見えてしまうのですが・・・・さて・・・・。

●わがまま

その後、文太郎のシナリオは順調に進むのですが、今度は結城うぐいすが無理のしすぎで体調を崩してしまいます。

そんなうぐいすを見て、文太郎が

「俺、知識もないしド素人だけど、ちゃんと作りたいと思う。自分なりにできること全部やって、ちゃんと納得のいくもん完成させたいって思うからさ。だから焦るんだ。結城だってきっと同じ気持ちなんだ」

と言ったり、うぐいすが倒れていても原画枚数を減らしたくないと言ったり、そんな気持ちがサブタイトルの「わがまま」の一つなのかな〜? って感じです。

●サブタイトルの意味

まあ、サブタイトル「わがままと引き算のメロディ」が、ラストの砂雪の鼻歌にかかっているのは確実でしょう。

でも、じゃあ「わがまま」と「引き算」が何なのかと言われると良くわからないんですよね・・・・。

砂雪を元ライターとすると、ライターとしてはゲーム作りに挫折してしまったけど、それでもゲームが作りたいという「わがまま」に文太郎達を巻き込んでいる。

自分が果たせなかった夢を文太郎に託しているので、それが軌道に乗っても自分で夢を叶えたかったという思いがどうしても生まれてしまいそれが「引き算」・・・・なのかな〜? って感じですが、よくわかりませんw

また、文太郎達がうずいすの快復祝いの食べ物を買いにいく時、砂雪だけが部室に残りました。だから、みんなが「荷物=良いゲームを作りたい、楽しい部活動を送りたい」、などの心の荷物を抱えている中、砂雪だけが手ぶらで、

『何の夢も抱いていない』

のです。

でも、砂雪自身もまだ自覚できていませんが、何かが鼻歌となって砂雪の中から溢れようとしていることだけは間違いない・・・・はず?w

まあ、まだ4話なのでわからなくても仕方ないですね、なんて言い訳をしたところで、

少女たちは荒野を目指す 第5話「嵐の中で見えるのは」

に続きますw


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2016年01月29日 22:26 by 元会長
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少女たちは荒野を目指す TokyoMX(1/28)#04
Excerpt: 第4話 わがままと引き算のメロディ プロットが書けない文太。黒田は音楽と背景の発注を忘れていたと大騒ぎ。プロットに背景シーンの描写を書き入れて欲しい。今なら5行しか書けていないから大丈夫。相談しようか..
Weblog: ぬる〜くまったりと
Tracked: 2016-01-30 10:50