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さて・・・・
今回は安東テルハのお当番回だった訳ですが・・・・
普通、ヒロインのお当番回といえば、それまで気付かなかったヒロインの可愛い一面を描くなど、視聴者にヒロインの魅力を伝えるのが最大の目的であるはずです。
しかし、今回の話にそんな要素があったでしょうか? むしろ評価が下がることの方がメインで描かれていた印象です。別にそんなに大きなマイナス要素だとは思いませんが、それを埋め合わせるプラス要素がなかったので結果マイナスしかないというか・・・・。
まあ、テルハが最後にデレて文太郎の魚拓を撮っていたところは可愛かったですけどw
そんな訳で、今回の話で何を描こうとしていたのかを考えると、一つしか思い当たることがないんですよね。つまり、
『この作品は文太郎がそのコミュ能の高さで、問題児達の問題を無双していく物語』
なんじゃないかな〜、みたいな・・・・w
だから今回もテルハにスポットが当たっているというよりは、そんな問題児相手に、
『テルハが逃げ込んだ実家の漁船を割り出して、バイトとして会いに行く実行力。そしてテルハを説得して連れ戻すコミュ能を見て「さすほう(流石ね北条君)」とその無双ぶりを楽しめば良い』
のかな〜、なんて思ってみたりw
●さすほう?
なにせ、普通はテルハの当番回なら、テルハの活躍とか成長とかが描かれると思うでしょう。
でも、実際に活躍したのは文太郎でしたw
しかも、1話でそのコミュ能の高さが大々的に示されていたように、文太郎のコミュ能は上限を振り切っていて、もう成長しようがありませんw
砂雪も文太郎に諭され、そのコミュ能に影響され、テルハの責任を追及することなく再び迎え入れることができましたが、それすら砂雪の成長というよりは文太郎の成果に見えてしまいますw
(勿論テルハも、自分から謝って戻ってくるのでもなく、砂雪に有耶無耶にして貰うなど、プラス要素がほとんどないんですよね)
だから、みんな悪いところ、駄目なところがある中で、どうすれば一緒に進んでいけるのか、最初から考えられていた文太郎は、
周囲の状況を勘案できず、ただ自分の思いのままやりたいことをしてしまうテルハや、
悪いところ、駄目なところは良くしなければならない、それができない者は切り捨てよう、というコミュ障気味な砂雪とは別次元を歩いてます。
例えば、砂雪は4話の最初でも、文太郎に音楽と背景の発注を忘れていたことを陳謝していましたが、チームワークを第一にしてる対応じゃないんですよね。
(砂雪の信じる)正しさを最優先しているだけで、チームワーク、部員達との人間関係を二の次にしている、(仮に砂雪にそんな意図はなくても)暗に失敗は許されないぞと圧力をかけてしまっている訳です。
だから、砂雪に陳謝されると文太郎が(ここはそんな部活じゃないと)深刻になりすぎないようフォローを入れていました。
また、砂雪は2話でも、
「クリエイターは扱いが難しいものよ」
なんてわかった風なことを言っていましたが、テルハへの対応を見る限り知識としてそれを知っているだけで、だからどうすればいいのか、その先に全く繋がっていません。
今回も砂雪は『荒野では勝たなければ意味がない』と思っているなら、意地でも安東を引き止めるか、必死で新しいプログラマーを補充するか、どちらかに全力で取り組むべきだったはずです。
ホームページがなくて計画通り宣伝活動ができなくても勝てるくらい荒野が甘いところというなら別ですが・・・・。
なのでテルハがダメっていうより、この部活、文太郎が一人で回してるな〜って印象がとにかく強い感じですw
つまり、主人公の戦闘力ではなく、コミュ能で俺つえー系の無双をしていくのかな〜、みたいなw
●布石?
そんな訳で、今回、ヒロインのテルハを、
『情熱や実力はあるけど、独断専行でどんどん他人の部署に横槍を入れてしまう』
ように描き、それを砂雪に指摘させたのは、
『情熱(やライターの?実力?)がないのに、形式的に形を整えるだけの砂雪をテルハに指摘させ、その問題をまた文太郎が無双する布石』
なのかな〜と思ってみたり・・・・。
といったところで、次回のサブタイが作中で作っているゲームの話でなはなく実際に砂雪達のサービスがあるんですよね!? なんて念を押しをしつつ、
少女たちは荒野を目指す 第6話「これがいわゆるサービス回というものね」
に続きますw
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