【少女たちは荒野を目指す 6話】夕夏もうぐいすも文太郎が好き?恋愛がサークルを壊すのか?【しょこめざ 感想・考察】


少女たちは荒野を目指す 第6話「これがいわゆるサービス回というものね」

さて、たまには息抜きも必要だと海水浴&温泉旅行にやってきた文太郎達。夏空にそびえる積乱雲のように期待に胸を膨らませ、リア充のひしめく浜辺に身を投じていきました。

●うぐいすの荒野は?

そこで夕夏がうぐいすの上着を剥ぎ、水着姿になったうぐいすにときめく亜登夢の様子が映されます。

でも、テルハが文太郎に

「で、誰の水着が一番エロい?」

と質問した時の反応から、うぐいすも文太郎が気になっている様子です。なので、亜登夢が更なる暗黒面に堕ちるフラグが既に立っている気がしますw

なので、今までうぐいすの『(英語版のタイトル"youth KOYA"より)青春の荒野』が何かはっきりしなかったのですが、やはり『恋愛と無縁な灰色の青春』っぽくて、修羅場不可避な感じですw

あと、テルハの言葉に、砂雪もかなり反応していたのに夕夏だけが薄い反応で、まだ自分の恋心を自覚しきれていないことが演出されていました。

●海≒水の演出

OP明けて、うぐいすが夕夏とテルハに水をかけられまくります。

心にさざ波が立つ、凪いだ海のような心、などの言葉があるように「海≒水」は心を強く連想させます。

だから、うぐいすの荒涼と渇いていた心に潤いが戻っていることが演出されていました。

一方、砂雪だけはパンピーの青春に慣れてなくて、フード&ビーチパラソルで肌を焦がす陽射しを遮っていました。

でも、テルハや夕夏に海の中に放り込まれ、上記のうぐいすと同じく心に潤いを取り戻します。

だから、砂雪も陽の下に出て、フードを脱ぎ、次第にバカンスを楽しめるようになっていきました。

おかげで、みんなとビーチバレーをしたり、砂雪とうぐいすがきゃっきゃうふふしたりw

また、その後、水のかけ合いっこイベントの実演で、砂雪が女子達に水をかけられまくり。砂雪の心が潤っていく様子が重ねて描かれていました。

●幼馴染の特権?

そして、スイカ割り未遂(笑)イベントでは、夕夏が幼馴染の特権、過去の思い出イベントのフラグを立てたりもするのですが・・・・。

●お礼

夕方になり、旅館に入った砂雪達。

色々あって、砂雪が文太郎の部屋を訪れ、前回テルハを連れ戻してくれたお礼を述べます。5話感想でも少し書きましたが、本来は企画者の砂雪が全体を統括するべきで、砂雪もそれは自覚していたようです。

●潤わない夕夏の心

その後、サービス回らしく温泉に入る女子達が映され、胸の揉み合いイベントが発生しますw

でも、ここで、夕夏は一番最後に湯船に入り、砂雪の胸を弄ぶと、テルハと一緒に一番最初に湯船から出ていきました。
(そのせいで涙目になる砂雪が可愛かったですw)

うぐいすなんてのぼせるほど湯船に浸かりきっていたのに、

『夕夏だけ水もかけられていなければ、湯船にもほとんど浸かっておらず、心が一番渇いていることが演出されていました』
(テルハも水をかけられていませんが、前回文太郎と一緒に嵐の中でずぶ濡れになっています。また、それがなくても湯船に入っていた時間の差で、夕夏が一番渇いていることは確かです)

●夜の浜辺で

その後、浜辺で花火をする文太郎達。そこでテルハが砂雪に前回のことを謝り、砂雪もその思いに応え、暗い夜の浜辺に、ひっそりと小さな明かりが灯っていました。

●主人公スキルw

翌朝、文太郎が浜辺で海を見ていると、夕夏がやってきてスイカの思い出を話したり、海に足を浸したり、二人の時間を楽しみます。
(足を浸した水に少しだけ夕夏の心が潤いますが、文太郎も一緒に水をかけ合うなんてことにはならなくて・・・・)

でも、そこに砂雪がやってくると、文太郎は砂雪とゲームの話ばかりで夕夏は拗ねて走り去ってしまいます。

高いコミュ能を持っている反面、当然の権利のように鈍感スキルを持っている文太郎が主人公の役割を果たしてましたw

●座席に表れる人間関係

そして走り去る夕夏の視点が、トンネルを抜け出る電車の視点に移り変わっていきます。

「トンネル=恋愛と無縁な青春の荒野」から抜け出した、自身の恋心を自覚した夕夏の心が演出されていました。

それは電車に乗っていた他の面々も同様で、きっと今まで上手くチームでゲーム制作ができなかった砂雪とテルハもその荒野を抜け出し、仲良く車内で喧嘩していますw

だから二人は「ゲーム制作>恋愛」で、砂雪がきゃっきゃうふふする相手にうぐいすを選んでいたり、文太郎への思いを抑えています。もしくは、まだ淡い恋の始まりの段階か・・・・なので二人が文太郎から一番遠い窓際に座っていたのはその演出でした。

一方、うぐいすは夕夏の次に文太郎に近い位置に座っていて、うぐいすの前に座っている亜登夢を含め、その恋がどうなっていくのか気になります。

あと、夕夏は文太郎の隣、一番近くに座っていても、窓の外を向き複雑な心境が演出されていて・・・・そんな感じに、電車内の座席が、各々の人間関係を表していました。

なので、文太郎の言っていた「綻び」がどの程度でどう綻んでいくのかな〜? なんて思いつつ、

少女たちは荒野を目指す 第7話「いつもと同じ、違うキミ」

に続きますw


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2016年02月12日 20:17 by 元会長
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