さて、外では隙のないしっかり者を演じている人でも、自室に帰れば素の自分に戻り油断した姿を見せてしまいます。
よって、部屋はそこに住む者の心の中、パーソナルスペースであり、部屋に他人を入れるということは相手に心を開いているということです。
なので前田は脇がガラ空きのお人好しな訳ですが(笑)、チエちゃんも1話で1回だけ「その自室≒本心」をチラ見せしています。
自室で、前田に貰った引っ越し祝いを、高級食用油と勘違いしウキウキしながら開けると、その中身は入浴剤でした。
それを見たチエが、
「ウチのアパート風呂なしなんですけど・・・・」
と言っていたことより、前田の入浴剤は今もチエの部屋の押入れとかに入れられているはずです。
上記したように部屋はその住人の心の暗示であり、チエの部屋に前田の物があるということは、チエの心の一部を前田が占めているということです。
しかも、その思いはチエが勘違いしている、色気より食い気の子供の食用油ではなく、使えなくて持て余してしまうちょっと大人の入浴剤、
『思春期の恋に恋する淡い恋?悪戯?心』
・・・・みたいなものでした。
よって、2話、4話などでチエが前田の世話を焼いたのも、大きくなって恋をしたらこんな感じなのかな、なんて思いながら、ちょっとだけ気になる前田にちょっかいを出しているからです。
チエはそんな自分の本心をまだ自覚できていないのかもしれませんが・・・・鋼の理性を持つ
●タイトル回収w
まあ、最初はチエをもっと天然の子供と解釈していたのですが、それだと
『大家さん、全然思春期じゃなくね?w』
ってことになってしまったので、上記のような解釈になりました。
まあ、チエ自身もそんな自分の本心に気付いていないなら、その解釈の差はほとんど紙一重なんですけど、一応タイトルが「大家さんは思春期!」なのでそこは大事にしようかな、みたいなw
●キャラ弁を自分で作らなかった理由
なので今回も、チエが自分でキャラ弁を作れば一応の体面は保てていました。
でも、チエにもキャラ弁を作ってくれる人が、チエを大切に思ってくれる人がいる、そう思いたくて、誰かにキャラ弁を作って貰いたかった・・・・って思春期の思いがあったのかな、と思ってみたりw
といったところで、
大家さんは思春期! 第7話「」
に続きますw
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