さて、サブタイトルから、フィルフィは人体実験によって幻神獣(読みがわかりませんw)にされており、それに体を乗っ取られそうになっているみたいです。
よって、2話でフィルフィが、元旧帝国近衛騎士団長ラグリードの吹く笛の音を、遠く離れた学園で聞き取っていたのもこの伏線だったのだと思います。
(今回もヘイズの笛でフィルフィの幻神獣が目覚めたっぽい演出になっていますし)
フィルフィの機竜って索敵特化タイプなのかな〜? と思いつつ、でも索敵役にはずっとノクトが就いていて、キャラ被り?(笑)が気になってはいたのですが・・・・。
といったところで、本編を順に追っていきたいと思います。
●昔のまま・・・・
冒頭、九年前、クソ皇子達に冤罪をなすりつけられそうになったフィルフィをルクスが助けた、二人の出会いが描かれました。
・・・・しかし、このタイミングでこのエピソードが語られた本当の理由は、
『二人(特に異性を異性と意識しないフィルフィ)の精神が子供の時のまま今もほとんど変わっていない』
ことを演出するため、だったのだと思います。
おそらくフィルフィは人体実験で幻神獣にされ精神の成長が止まってしまったから、ルクスは何らかの理由で記憶の一部を失っているから・・・・。
回想の最後、すぐ側には光溢れる中庭が広がっていたのに、テラスの影の中で友達になった二人が、早く光の中に踏み出せることを祈るばかりです。
●絶対に・・・・w
OP明けて、ルクスは部屋で休んでいたフィルフィを見舞います。
しばらく話していると、リーシャが現れ、ルクスを機竜の工房(?)に連れて行きます。そこでリーシャは、ドラグナイトのリミッターを外すオーバー・リミットの説明をし、
「絶対にまだ試すな。最悪死ぬぞ」
「じゃあ何で僕に!?」
「今後ラグナレクが現れた時のために。(中略)ま、明日調査する遺跡のラグナレクはもう倒してしまったから大丈夫だけどな」
と、こんなフラグを立てていくのでしたw
ただ、4話感想でも書きましたが、今回を含めこれまで機竜工房が必ず真っ暗に描かれていて、何か良くない暗示がされている気がしてなりません。
7話感想で書いたように、レリィがルクスに遺跡調査を依頼する時いつも夜だったのも「新王国が相手でもフィルフィのために独自に遺跡を調査する」というレリィの秘めた思いの演出でしたし・・・・。
●生体だから・・・・
そしていよいよ、ルクス、リーシャ、フィルフィ、クルルシファー、セリス、アイリ、ティルファー、ノクト、シャリス、レリィというハーレムパーティで島の近くに浮かび上がった鯨型の遺跡探索が始まりますw
しかし、遺跡に入り、まず索敵を始めたノクトが
「アビスの生体反応を確認しますので少々お待ち下さい」
と言い、さらっと『アビスが生体である≒フィルフィが幻神獣にされている伏線』が張られるのでした。
まあ、生体ならファンタジー的にはハーフエルフになるみたいなもので全然OKだと信じてますよ・・・・ええ。
●イチャイチャしすぎw
その後、チームに分かれて探索をすることになり、ここでもボッチになって落ち込むセリスがソロ可愛いかったですw
また、そこですかさず
「あの、良かったらセリス先輩も途中から僕のチームに来てくれませんか?」
と口説くルクスが流石の主人公でしたw
あと、セリスをソロチームにしたり、ちゃっかり自分はルクスチームに入っていたり、チーム毎に分かれると、
「兄さん、他に人がいないからって私のルームメイトにまで手を出さないで下さいね」
とジト目でルクスをなじるアイリが、いい感じにブラコンでしたw
更にノクトが、それは杞憂でルクスはノクトを女の子として見ていないからヘコみます、と誘導尋問を張り、
「そ、そんなことないよ、ノクトも結構可愛いと思うし。(中略)えっと、その、あの、鎖骨から胸のラインが、凄く・・・・」
「・・・・なるほど。普段からそんなところを見ていたんですね」
とルクスの自供を引き出しますw
そしてノクトと共にアイリの冷たい視線がルクスに突き刺さるのでしたw
●遺跡の統括者
そんな折、ノクトが近くに人のような反応を見つけます。ルクスが反応のあった場所を調べると、緑髪の少女が倒れていました。
そこで遺跡に詳しいクルルシファーが呼ばれ、その少女のを調べようと軽く頬に触れると、少女が目を覚まします。
そして少女がラ・クルシェという名前で遺跡の統括者であることや、かなりのポンコツ系であることがわかるのでしたw
あとクルルシファーがクルシェより上位の管理者という存在であることや、その更に上に創造者という存在がいることも。
そんなこんなで、チーム毎の探索が終わり全員が集まったところで、次の第七階層に進むことになります。
しかし、フィルフィの体調が悪化しており、ルクスは引き返すことを勧めます。でも、フィルフィは大丈夫だと言い、ルクスが一緒のチームで付き添うことになるのでした。
●ガバガバw
その頃王城では、女王や四大貴族が、脱走した元旧帝国近衛騎士団長・ラグリードへの対策を話し合っていました。ラグリードは2話でルクスに成敗されたと思っていたのですが、ちゃっかり生きていたようですw
あと、(クルルシファーにちょっかいを出した)バルゼリッドは獄中で暗殺されるし、流石王城、安心と信頼のガバガバ警備でしたw
・・・・こいつらの名前を出すと肩書きや説明で長くなるのが面倒臭いんですが、名前だけでも誰だかわかるでしょうか?w
●幻神獣の種?
一方、ルクス達が遺跡を探索していると、遺跡内にヘイズの吹く笛の音が響きます。ヘイズは
「さぁ、今こそ植えつけた種の芽吹く時だ」
なんてことを言うのですが、これがフィルフィのことなら(意味深)をつけずにはいられないというか何というか・・・・w
●ディアボロスを追って
更に、笛の音に合わせるようにディアボロスがルクス達を襲います。ルクスが何とか一体をやりすごしますが、クルシェは他にも二体のディアボロスがいると話します。
しかも、一体は遺跡の外に出て周囲の人間を襲おうとしていると言い、ルクスは急いで遺跡の外に出ようとします。
しかし、レリィはもう間に合わないと、遺跡の最深部に向かうことを優先しようとするのでした。きっと、最深部にはフィルフィを治せる何かがあると信じて・・・・。
でも、そんなレリィを見て、フィルフィが遺跡の外に向かい、ルクスもバハムートに乗り換えその後を追いかけます。
そして二人は外に出て、ルクスがディアボロスを倒すのですが・・・・。
その途中で、ディアボロスに突き飛ばされたフィルフィが突っ込んだのは、旧帝国の人体実験施設でした。
●やっぱりデカい!w
しかも、そこで倒れていたフィルフィをルクスが起き上がらせようとすると、
「駄目だよ。アビスが近くに・・・・」
「大丈夫、アビスなら僕が倒したから。だから安心して」
「・・・・いるよ・・・・ふふ」
と、フィルフィがルクスの首を締め上げてきます。
呻くルクスを黒く濁った金色の瞳に捉えながら、その唇を禍々しく曲げながら、
といったところで、
最弱無敗の神装機竜《バハムート》第9話「」
に続きますw
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