さて、ミトン達は以前どんな敵と戦っていたのか? その敵を倒したのにミトン達が魔法界(?)に戻らなかった理由は? などの謎は謎のまま一期が終わりそうな雰囲気です。
(某ソードマスター風に最終回で怒涛の解説が流れる可能性もなくはないですけどw)
ただ、そんな本来の魔法少女の設定は置いておいて、ゆずかがミトンと(真冬がポチと)出会ったのは、心に問題を抱えていたからです。
6話感想などで書いたように、ゆずかは両親に不満があってもそれを言い出せず問題を抱え込んでしまう性格でした。しかし魔法少女になったことで(ミトンに容赦なく本心をぶつけたりw)ゆずかの心にも変化が訪れ始めています。
なので、本来の魔法少女の在り方とそこら辺がどう絡んでいくのかはわかりませんが、ゆずかとミトンも出会うべくして出会った、のだと思います・・・・多分w
といったところで、今回の話を順に追っていきたいと思います。
●OPより
OPクレジットより、ゆずかの母親の名前が「みよこ」だとわかります。パパンは「ゆずか父」で扱いの差が歴然ですw
●似た者親子
OPが明けて、ゆずかと母親(みよこ)がソファに横並びに座って話しています。
互いに(相手の心に)正面から向き合えず、横目でチラチラ見るようにしか話せないでいる演出です。
(更にゆずかはクッションを抱き顔の下側まで隠していますし)
だから、みよこがベランダから入ってゆずかを驚かせようとしたのも、
『ゆずかと上手くコミュニケーションが取れていない自覚があったから』
です。みよこなりに、ゆずかとコミュニケーションを取ろうとしている表れでした。
みよこがミトンを視認できたことからも「魔法少女の素質がある=心に問題を抱えている」ことが窺えますし。
●正面から向き合えなくて
一方ミトンはそんな二人の正面にいて、二人の思いを正面から受け止めています。だから今回もゆずかに水責めされることになり、まさに淫獣の鑑と言える活躍でしたw
そんなこんなで、ゆずかとみよこにミトンも交え、魔法少女に関する話が進んでいきます。一通りの説明が終わり、みよこが
「お父さんはこの話知ってるの?」
と尋ねると、ミトンが魔法でゆずか父の記憶を操作していることを明かします。
(それを全く気にしないみよこが流石はゆずかの母親というか・・・・)
そこでみよこが「私はいいの?」と尋ねると、ゆずかは
「お父さんはお仕事で手一杯ですし、お母さんはその」
と、ここまではみよこの方を向いて話します。
しかし、そこからは顔を逸らして
「物事にいい加減だから大丈夫かな〜って」
と、こんな言葉を続けます。
ゆずかが横向きですらみよこに向き合えず、心を偽っていることが演出されていました。
(きっと)本当は魔法少女になってしまったゆずかのことを構って欲しいから、その記憶を消したくないと思っているのに。
だから、その後、みよこがゆずかの水着姿を見たいと二人でじゃれ合えたのも本当はゆずかの望んだことでした。それは
●もう一息?
更に、そんなところにゆずか父まで帰ってきて、五年ぶりに家族団欒ができると喜ぶ一同。
一見いい話風ですが、どう考えてもみよこが色んなことを気にしなさすぎです・・・・一応、ギャグとして今回は流しますけどw
あと、折角魔法の力があるのだからゆずか父の会社の社長をムショ送りにして、父を真っ当な会社に転職させるのがいいと思います、よw
なにせ10話感想で書いたように、カーテンはゆずかが本心を隠している暗示です。
だから今回の最後、カーテンにくるまっていたゆずかは、外から見ればまさに頭隠して尻隠さず、水着姿なのがバレバレな状況でしたw
母親がベランダに登ってきたり、社畜の父が普通に帰ってきたり、予想外のことが連発した今回。そのせいで、ゆずかの本心が覗きかけている、あと一息で両親と本心で向き合える、そんな状況が演出されていましたw
といったところで、
魔法少女なんてもういいですから。第12話「」
に続きますw
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