【ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン1話】戦闘がフラッシュ演出な理由、ラオモトに金色の光沢がある理由【スペシャル・エディシヨン感想・考察・ネタバレ】


ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン(スペシャル・エディシヨン版) 1話
「ボーン・イン・レッド・ブラック」
「マシン・オブ・ヴェンジェンス」
アニメ公式サイト様ニコニコチャンネル様

スペシャル・エディシヨン版は、昨年ネット配信されていたものを編集して放映しているようです。よって、この記事はその時のまとめ直しであり、ネタバレ満載です、ご注意下さい。




●ピンク色の世界

冒頭、大きく崩れた壁から、毒々しいピンク色のネオンに煙るネオサイタマの夜が見えています。堕落と欲望が渦巻くマッポーの世界。

床に横たわる主人公のフジキド・ケンジは、今まさにサンズ・リバーを渡ろうとしていました。

そこにニンジャ、オフェンダー=サンが現れます。崩れた壁から見えるネオサイタマと同じ、毒々しいピンクの光沢に包まれて。

今後、大半の敵ニンジャはこの堕落と欲望に汚れたピンクの光沢を宿しています≒この光沢は悪しきニンジャ・ソウルに憑依され堕落と欲望に支配されたニンジャの演出です。その詳細は2話感想でw

●人として・・・・

また、この時、フジキドが脇腹から血を流してはいますが、血の海にその体を沈めていません。

だから、もし憎きニンジャ、オフェンダー=サンが現れなければ、フジキドは復讐の念に囚われることなく、そのまま人として死んでいたでしょう。

最初オフェンダー=サンの声がほとんど聞こえていなかったのがその演出です。しかし、憎きニンジャの姿にフジキドの意識は覚醒し・・・・。

まあ、これの詳細も2話感想でw

●怨念に包まれて

そんなところにニンジャ・スキャッター=サンも現れ、二人はフジキドを嬲り殺しにしようとします。

しかし、ニンジャとして覚醒したフジキドはオフェンダー=サンを床にめり込ませると、ニンジャ装束を身に纏い、自らをニンジャスレイヤーと名乗るのでした。

挨拶の時にニンジャスレイヤーの後ろで爆発が起こるのは、それくらい激しい殺気が溢れ出している演出です。

また、ニンジャスレイヤーに宿る緑の光沢は、フジキドが「緑=生い茂り絡み合う蔦≒過去のしがらみ、怨念」を宿してしまった演出です。

●フラッシュ演出の意味

そしてオフェンダー=サンとスキャッター=サンを次々に爆発四散させるフジキド。

しかし、肝心の戦闘シーンが一昔前のフラッシュアニメのような演出になっていますw

これは『邪悪なニンジャソウルに憑依され、精神的に未熟な戦いをしている演出』です。

例えば、ミュルミドン戦では途中が普通に動くのに、止めを刺す時フラッシュ演出に戻っています。また、クラウドバスター戦でも、ナラクに体を乗っ取られ圧倒的な力を見せるフジキドが、ずっとフラッシュ演出になっていました。

まあ、ギャグ演出ってことでも説明はつきますが、この後、酔っ払いをフクロにする警官達も心が荒んでいたと綺麗に解釈が繋がりますし、僕はこう思ってます。

何せここはマッポーのネオサイタマなのだから・・・・ナムアミダブツ。

●緑色の回想

フジキドは重金属酸性雨が降りしきるネオサイタマを彷徨いながら、殺された妻・フユコと息子・トチノキのことを思い浮かべます。

その回想シーンが緑がかっているのも、上記したように「絡まる蔦、囚われたしがらみ、怨念」の演出です。

●窓に映る虚像

疲労し、コケシマートのガラス張りの壁によりかかるフジキド。その時、ガラスに落ちたフジキドの影が異形の姿となり話かけてきます。自らをナラク・ニンジャと名乗るオバケ。

それは窓に映ったフジキドの、映し鏡の心。

「(前略)人を虫けらのように殺して省みず、自らを絶対強者と信じて疑わぬ者達を、逆に恐怖のどん底に叩き落して蹂躙する。なんと心地良い体験だったことだろう。フジキドはガラスに映るニンジャが自分自身の姿であると理解した」

ただ、窓に映るナラクが再びフジキドの姿となった時、普通とは真逆のあり得ない映り方をしていて・・・・窓の虚像はナラクが歪めた偽りの姿で、本当のフジキドにはまだ人の心が残っている演出になっていました。

しかし、ニンジャスレイヤーとなり心が混乱しているフジキドは「窓≒自分の心を客観的に映すもの」を叩き割ってしまいます=自分の心を深く探ることを中断してしまいます。

●毒々しいスシ

そして毒々しいスシを強奪し走り去るフジキド。毒々しいスシを食べ、街に満ちる毒々しい思いを取り込むかのように。

●血と屍の道

その後、ミュルミドン=サンも爆発四散させ、無駄に一礼して(笑)、高笑いと共に夜の街に消えるニンジャスレイヤー。

「斯くして三人のニンジャがニンジャスレイヤーの最初の餌食となった。この無慈悲な殺戮者がこの先切り拓く血と屍の道の規模からすれば、ごくごく些細な先触れにすぎなかったのである」

そこで流れるこのナレーションに、この作品のニュアンスが詰まっていました。餌食、無慈悲、殺戮、などの言葉より、復讐心に囚われたフジキドの誤った、ネガティブな物語であることが。

・・・・まあ最終的には、その怨念を祓い、殺戮の道から抜け出していくのかもしれませんけどw

●絶対強者

そして場面は、ラオモトとダークニンジャ=サンの会話に。

ラオモトは、ニンジャスレイヤーに関する報告を聞き、

「捨て置けい」

と吐き捨てます。

しかし、英語版ではこの台詞が「Kill him」になっていて、全然捨て置く気がありませんw

・・・・ではなくて、

「(改めて抹殺命令を出すまでもなく、ラオモト配下のソウカイヤなら普通に動いていれば次に上がるのはニンジャスレイヤーを始末したという報告だ)捨て置けい(と言えば十分だとわかっているな)」

という、上記のナレーションにもあった、絶対強者としての驕り、高ぶりが浮かび上がっていました。

なので、ラオモトに入る光沢が「黄色≒金色=古代エジプトやインカ帝国で王の証だった、人が本能的に富と権力を感じる色≒王の証」になっているのだと思います。

といったところで、

ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン(スペシャル・エディシヨン版) 2話「ラスト・ガール・スタンディング」

に続きますw


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2016年04月03日 22:45 by 元会長
カテゴリに移動する| ニンジャスレイヤー |
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