【くまみこ 2話】巫女装束の胸をはだけるまちが小悪魔可愛い!w【感想・考察】


くまみこ 第2話「険しき道」
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春。桜吹雪の中で土筆(つくし)取りをする幼い日のまち。土筆と背(せい)比べをするように、満開の笑顔を咲かせていました。

夏。小さな両手に麦茶ポットを抱え、ナツの前にやって来るまち。「ナツは暑いとすぐバテますね」なんておしゃまな笑顔が、ナツの渇きを癒してくれました。

秋。木枯らしに枯葉が舞う夜。寝つけなくて「ナツ、ご本を読んであげる」と布団を持ち上げナツに入るよう促すまち。ナツが入るとすぐに可愛い寝顔を見せて、秋の夜長が更けていきました。

冬。「ナツ、冬眠しちゃヤダー!」と大泣きして駄々をこねたまち。

そんな思い出に「小さい時はナツにべったりだったのに、どうして街の高校に行くなんて言うんだい?」という本心を滲ませるナツ。

「ふーん、あったっけ、そんなこと」

しかし、まちはそ知らぬ顔で返します。互いに読んでもいない本のページを、忙しなくめくりながらw

ナツは更にそんな話を続けようとしますが、まちは

「ナツ・・・・。私やっぱり都会の高校に行きたい」

と、率直な思いをぶつけるのでした。

●OPのまち

そしてOPが始まります。OPの

「お洒落には手を抜けないわ」

のところで、普通の服ではなく改造巫女服でお洒落しているまちが今回の話を大まかに表していましたw

あと、まちがほとんど巫女服と制服なのもw
(小さい時の私服は現在のお洒落とは関係ないので、当然ノーカンですw)

●テレビでさえ・・・・w

OP明けて、まちは街行きを認めないナツと、取っ組み合いの喧嘩を始めてしまいます。
(というか、まちがナツをポカポカ叩いてましたw)

「お願いよナツ。人見知りも世間知らずも、めんど臭がりも。私、頑張って直すから」

でも、涙ながらに訴えるまちの姿に、ナツも折れざるを得ませんでした。

「但し、今のまちでは心配すぎるから、色々勉強しなきゃいけないよ・・・・。社会性とか一般常識とか、地図の見方とか、時刻表の見方とか、電話のかけ方とか、テレビの電源の入れ方とか」
「うん! ナツ、だーい好き!」

と、満面の笑顔でナツに抱きつき頬ずりをするまち。もう海外留学でも許してしまいそうな可愛さですw

しかし、

「馬鹿にして〜、テレビくらい点けられるわよ!」

とならない辺り、やはりまちが都会に出るのは早すぎるのではないでしょうか・・・・w

●ナツの親心

話を戻して、ナツはまちに宿題を出すと言って、墨や硯などを持ってきます。

そしてわざわざ墨をすり、半紙に

「ユにワろ゛で ヒーとてっワ 買ってワる」
(ユニクロで ヒートテック 買ってくる)

としか読めない字を書いたナツ。

まちを応援する気持ち(まちと離れたくない気持ち? まちを心配する気持ち?)を上手く伝えられない、ナツの状況が演出されていました。

「字下手ね、ナツ」
(やっぱワードで打ってプリントアウトした方が良かったかな。でも、それじゃ上達しないし・・・・)

でも、続いてこんな様子が描かれ、まちのためにどうしてあげれば良いのか、自分も変わろうとしているナツの暗示になっていました。

字はダメでもパソコンは使えるのかw、って突っ込みたくなるギャグの裏でw

●年頃の女の子なのに・・・・w

ナツに期限は二日と言われ、慌てて物置で準備を始めるまち。

物置が真っ暗なのは、宿題の対処方法がわからない、ヒートテックが何だかわからない、五里霧中なまちの心の演出です。

((前略)以上を考慮し、運動し易く、かつある程度お洒落な服を選定したい。
・・・・無理。だって中学生になってから二年服を買ってない)

更に、こんなことを思いつつ、まちは体操着で煎餅を食べながら少女漫画を読む 可愛い だらけた自分の姿を思い返します。

(もうナツの馬鹿! 最初から難易度高すぎなのよ〜)

そして半泣きになりながら、こんな愚痴を零すまちw

●超理論w

しかし、その後ゆでたまごが出来そうな超理論を展開しw、

(つまり、ユニクロってホームセンター? ホームセンターならファッションに気兼ねしなくてもいいわ。制服で十分!)

と自己解決したなつ・・・・確かになつは制服でも体操着でも巫女服でも、何を着ても可愛いですけどw

あと、ヒートテックは小型の電気あんからしいですw

●険しき道

翌日、曇り空の下、まちは無理にテンションを上げ、暗い山道を下りて行きます。しかし、途中の橋が流されていて、明日出直すように言われてしまいます。

ユニクロ(街)に向かうこの道中は、まちが街に出るまでにクリアすべき課題の暗示であり、その困難さがよく表れていましたw

勿論、それが今回のサブタイトル「険しき道」にも繋がっていますw

●良夫の家

そして翌日。まちは山を少し降りたところにある良夫の(両親の)家に置いている自転車を探します。でも、まちの自転車は良夫の父が畑に乗って行ったらしく、まちは良夫の自転車で山を降りることになります。

1話ではここがまちの家だと思っていたのですが、まちの家はより山奥の神社だったようで・・・・ 若者 まちの浮世離れが深刻ですw

●ナツは親バカw

話を戻して、山を降りる途中、まちはブレーキを壊し自転車を大破させてしまいます。そしてまちは

「ナツ・・・・。助けて、ナツ・・・・」

と、自転車の残骸の側で泣き崩れてしまいます。

それをナツが察するようなシーンが入りますが、本当にナツはまちのピンチを察していたのだと思います。何せ、実際にあとをつけこの現場を見ていたのだから(そう言える理由は後述します)。

そう考えると、まちの自転車を横の森から見ていた視点や、このあと森を突っ切るまちを後ろから見る視点などはナツ視点となり、ナツの親バカっぷりがわかりますw

●ナツがまちを見守っていたと言える理由

でも、ナツは心を鬼にして助けに行くのを我慢します。だから、まちは山を無理に突っ切ろうとして、良夫に会い、良夫の車でユニクロに送って貰うことになりました。

そしてヒートテックを買い、セクハラ酔っ払いにご褒美を与えたりを成敗したり、そのついでに良夫に八つ当たりしたりで、まちは家に帰ってきました。

でも、宿題を終わらせたのに、ナツと向かい合うまちの顔は晴れません。理由を尋ねるナツ。

「私・・・・一人じゃ何もできないんだなって」
「そうだよ」

当然のように言うナツに、まちは更に落ち込みますw

でも、ナツが宿題は初めから良夫達の手助けありの前提だったと話すと・・・・

「なんだ〜、それなら最初から言ってくれれば良かったのに。でなきゃ、こんな切り傷だらけにならなくても」
「まち。目的に行く以前に、山で遭難しかけるってどういうこと。(後略)」

気を緩めるまちとは逆に、ナツがお説教を始めます。でも、話の流れから、ナツはまちが遭難しかけたことをまだ聞いていないはずです。なのにナツはそのことを知っていました・・・・ずっと隠れながらまちを見守っていたから。
(まあ、まちが良夫と出会ったあとも、ユニクロまでついていったかどうかは微妙ですけどw)

でも、まちは

「もう! いいでしょ、目的のものは買って来れたんだし、合格! 合格でしょ!」

と開き直り、ナツは不承不承合格を認めるのでした。

・・・・ただ、熊が喋る世界なので、まちとナツがある程度テレパシー的なサムシングで繋がっているとすると、実際に尾行していたかどうかは怪しくなりますがw

1話冒頭の光の粒や、今回ナツがまちのことを察した時の光の粒の演出をどう捉えるか悩ましいところです。

個人的には、テレパシー的なものが僅かにあって、まちはナツが尾行していることにも気づいていました。でも、まちが泣いてもナツは助けてくれず、スネたまちは山を突っ切ってしまいます。まちが開き直ったのも、ナツが助けてくれなかったことへの八つ当たり的な何か・・・・だと、全てが丸く収まるんだけどな〜と思ってみたりw

●小悪魔可愛い!

話を戻して、開き直るまちをナツは渋い顔で促します。

「で、買ってきた物、僕見てないんだけど。見せて、一応」

すると、まちはおもむろに胸をはだいて、ドヤ顔で下に着込んだヒートテックを見せびらかします。思わず赤面するナツ。そんなまちも小悪魔可愛い!w

また、巫女装束の下に現代のヒートテックを着たことで、まちが少しだけ現代人の暮らしに近づいた暗示にもなっていました・・・・多分w

といったところで、

くまみこ 第3話「伝統を守る者」

に続きますw


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2016年04月12日 17:58 by 元会長
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