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冒頭は前回の喫茶店オフ会の続き。
玉置 亜子は英騎の右腕を、新大陸に立てた旗のように満面の笑みで抱き締めています。英騎は腕を包む柔らかい温もりに目を泳がせるしかありませんw
しかし、ギルドマスターであり生徒会長の御聖院 杏が金持ちのお嬢様で、ネトゲの課金も自ら稼いでいることがわかると、亜子がまた妬みモードに入ってしまいます。
「厳しい家庭でな。友達付き合いも制限されていたのだが親を説得し、ネトゲで遊ぶことを認めさせたのだ。おかげで君達と知り合えたのだが、リアルの友達は」
更に、杏がこう話す時、豪華なケーキスタンドや杏の大きなメロンが映され、杏のお嬢様感が演出されるのですが、
「一人もいない」
光彩のない目で続けた最後の一言で、全てが台無しでしたw
息ぴったりにそっと目を逸らす英騎と茜w
しかし、亜子は杏の手を取って、
「マスター、一緒にリア充の奴らと戦っていきましょう!」
「亜子、私達は仲間だ!」
と「見てるだけで胸が痛い(茜談)」話で盛り上がるのでしたw
●OP考察
そしてOPが始まります。
OPの最初、亜子の鞄にタコのストラップがあり、OPの終盤で、亜子を捕らえたタコと英騎達が戦う(ネトゲに捕らえられている亜子を英騎達が現実に引き戻そうとする)ので「亜子=タコ」なのは間違いないはずです。
するとOPラストの四体のぬいぐるみは亜子達ということになって、「黄色い豚=茜」なのも間違いないと思いますw
なら、「青い熊=杏」「緑のひよこ=英騎」なのかな〜って感じですが、どちらにしても、もう「亜子の部屋=心の中」には四人が一緒に寄り添っていて、ハッピーエンドが約束されている・・・・といいなw
●結局・・・・w
OP明けて、喫茶店を彩る緑が春の陽射しに萌えています。
そんな喫茶店で、茜は武器の強化、英騎は防具の強化を優先した方が良いと言い争うというか、イチャついていましたw
課金で両方上げれば良いと言う杏に、
「重課金兵は黙ってて/ろ!」
と返すところなんて、まさに阿吽の呼吸ですw
「でもルシアンは私が回復する前に死んじゃいますし」
「言っとくけど、俺はメイン盾として遜色ないからな。ウチのヒーラーは超下手くそなんだから防具は重要だろう」
「それについては否定しないわ」
「うむ。議論の余地がないな」
「うう・・・・あーあー、聞こえなーい!」
更に、こんなことを言いつつも、結局みんなで笑い合って楽しい時間がすぎていきますw
春の陽射しに緑が萌える喫茶店の外観に始まって、同じ画(え)に戻る、ここはそんなシーンなのだからw
●夕暮れのバスターミナルで
そして街が琥珀色に輝く夕暮れ、バスターミナルでは既に茜と杏が乗る予定のバスが発車時刻を待っていました。
だから英騎は茜達との別れ際に、みんなをずっと男だと思っていたと謝ります。
「俺さあ、ゲームとリアルは別ものだと思ってて、でも実際会って本当に楽しかったんだ。あー、やっぱり俺の仲間はゲームでもリアルでも最高だったんだなぁって」
(中略)
「但し、学校でも馴れ馴れしくするようだったら容赦しないからね。オーケー?」
なのに茜はこんなツンデレ台詞を返してしまいます。でも、
「・・・・オーケー」
「よろしい」
と、笑った顔は夕日よりも眩しくて、世界が金色に溶けていくようでした。
そんな二人の雰囲気に、亜子が「むー」とその間に割って入ります。
「威嚇なんかしなくてもあんたの旦那を取ったりしないわよ。要らないし」
茜はこんなことを言いますが、顔を逸らしその表情は逆光の影に沈んでいました。修羅場ルートが垣間見えますが、是非ともハーレムルートをお願いしたいところですw
●ネトゲの嫁は腐ってなかったw
茜達と別れて、英騎と亜子は並んで緑の並木道を歩きます。亜子は英騎が亜子を女の子だと信じてなかったことに不満を漏らしますが、
「でも、だったら、どうして結婚を受けてくれたんですか?」
「男でも、いいかなって」
「ええーーっ!?」
今度は英騎のウホッ疑惑が浮上して、英騎は大慌てで弁解を始めるのでしたw
朗報! ネトゲの嫁は腐ってなかった!w
●ルシアンがルシアンだから
「えーっと、それは要するに、年も格好も性別も何も関係なく、ただ、私を、好きになってくれた、ってこと、ですか?」
「・・・・はい、そうです」
そして二人は『互いの顔を見ることができないまま』こんな会話を交わします。
でも、オフ会でリアルの暮らしぶりを明かしたと言えるのは杏くらいで、英騎も亜子もほとんどゲームの話しかしていません。
だから後に、英騎が亜子の意識改革をすると言い出して、リアルの亜子についてよくわかってなかったことが窺えます。
ただ、ゲームとリアルを混同した亜子を見捨てない人の好さが、姫プレイのアコを見捨てず面倒を見ていたルシアンの言動にも表れていて、英騎と亜子がある部分、お互いを理解し合っていたことも事実です。
「私もです! ルシアンがルシアンだから、一緒にいたいって思ったんです。ルシアンが同じ年の男の子じゃなくても、思ってた人と違っても、絶対に、絶対に。大好きでした。本当です!」
「お、おう、ありがとう、亜子。・・・・はっ!? 落ち着け、ゲームとリアルは別、ゲームとリアルは別」
まあ、「西村君が西村君だから」と言えてない時点で、嘘を吐いているつもりはないのでしょうが、現実の英騎を見られているとも言い難い訳ですが・・・・w
だから、このシーンが亜子の横顔になっていて、真正面から現実の英騎を見られていない演出になっていました。
あと、上記のようなことを繰り返し呟いていた英騎も、真横を向いた顔の正面が映され、結局正面(現実)を見られていないことがその言動に表れていました・・・・まあ亜子の可愛さなら、惑わされるのも仕方のないことでしょうw
だから英騎は、
「またあとで。ノシ〜」
と嬉しそうに手を振って横断歩道を渡っていく亜子を、微妙な笑顔で見送ることしかできませんでした。横断歩道が繋ぐあちら側、亜子の世界がゲームとリアルを混同したアレな世界だとまだ気づけなかったから。
でも、リアルでボッチだった亜子が確かにリアルの英騎と(横断歩道で)繋がった、そんなシーンでもありました。
西の空では、太陽が「また明日」と大声で思いを伝えるように輝いていたから・・・・。
●お風呂
その日の夜、英騎はいつものようにネトゲ(LA)で亜子達とレベル上げをするのですが、シュバインとアプリコットの姿に茜と杏の姿が重なって・・・・アプリコットの衣装がエロすぎでしたw
そんなこんなで、杏に続き亜子も
「じゃあ私も。お風呂に入って、寝ますね」
とログアウトを始めます。
それを聞いた英騎は・・・・、楚々と亜子の足がお湯につけられ、白いうなじに遊ぶ遅れ毛、肩まで浸かった湯船に漏れる蒸れたため息、なんて妄想を繰り広げますw
そしてそれを茜に
「何想像してんだよ」
と突っ込まれてしまったりw
●茜ルートも・・・・?w
更に亜子を見送りながら、茜と英騎はイチャイチャを続けますw
「おう、湯船でダシ取られてこい」
「出る訳ないだろう。豚のお前じゃねぇんだから、シュバインさんよぉ」
「俺様を豚と呼ぶんじゃねぇ! マジうざいわね、あんた!」
「だから混ざってるって」
「顔を見られたあとだとなんかやりにくいのよ!」
その側で、二人を照らすランプの炎が、赤面するように揺らいでいましたw
「いいな、学校で俺様に馴れ馴れしくしたら、マジでぶった斬るからな」
なのに、こんな台詞を繰り返す茜がマジでツンデレすぎでしょうw
しかも翌日、
「お、おはよう、西村・・・・」
「おう、おはよう」
「・・・・はぁ!?、な、何いきなり話しかけてきてる訳!」
と、茜の方が挙動不審になっておきながらブロント語で逆ギレする理不尽さw 視聴者にその
●亜子は・・・・
しかし、そんなところに亜子もやって来て、英騎のことをルシアンと連呼し、
「だ、だって、昨日の夜は遅くまで一緒にいられなかったから」
「「「えっ!?」」」
「ルシアンは、私の大事な旦那様です」
「「「・・・・」」」
こんな台詞を連発し、周囲を絶句させていきましたw
茜が助け舟を出そうとするも、亜子のKYは際限がなく、英騎と一緒に大火傷してしまい・・・・w
そんなこんなで、茜(と英騎)は何とか亜子を階段を下りた踊り場にまで連れ出します。薄暗く、階段を下りた(同級生達より低い)踊り場は、ネトゲとリアルを混同してしまっているアレな亜子の演出です。
だから、リアルではネトゲの名前で呼ばないで欲しいと言う英騎と茜に、
「ゲームとリアルは別だろ」
「えっ!? どうしてですか?」
「「えっ?」」
亜子は終始こんな調子で・・・・。
何とかその場は亜子に話を合わせた英騎達ですが、
「西村、私思ったんだけどさ」
「ああ、俺も何となくわかった。亜子の奴、ゲームと現実の区別がついていないんだ」
と、やっと亜子の現状を理解するのでした。
●これもいわゆる一つの修羅場?w
昼休み、亜子のことを相談しようと、英騎達は杏のいる生徒会室に集まります。
でも、英騎がゲームのルシアンとリアルの英騎は違うと言っても、亜子はそれを認めません。
「ルシアン以外の人とも時々ゲームしましたけど、みんなすぐいなくなっちゃって。でも、ルシアンはずっと一緒にいてくれたんです。私が何度失敗しても、何度忘れても、何度も何度も。だから・・・・大好きなんです」
「あーはいはい、お幸せにー。私帰るから」
一方、そんなイチャイチャに耐えられなくなった茜は、こう言って英騎を見捨てようとしますw 更に、引き留めようとする英騎に
「話しかけないでよ、この直結厨」
と言って、痴話喧嘩を始める始末ですw
「ちょ、ちょちょ、直結厨、だと!?」
(中略)
「わかった! やってやる、やってやるぞ亜子・・・・お前の意識改革だ!」
それが引き金となり、英騎は亜子の意識改革、亜子にゲームとリアルは違うと理解させることを決意するのでしたw
●サブタイ回収!w
それを聞いた杏は、放課後までに
現代通信電脳遊戯部
(通称ネトゲ部)
の申請を通し、部室と四人分のパソコンを用意してしまいます。
「いやいや、おかしいでしょ」
「昼に決めてもうパソコンがあるとか、俺たちの入部が決まってるとか、突っ込みどころしかない。なあ亜子」
「はい? 見事な仕事だと関心はしますがどこもおかしくはないでしょう」
しかし、茜や英騎の突っ込みが亜子や杏に届く訳もなく・・・・w
茜は、学校では普通の女子高生としてすごしたいと入部を拒みますが、
「そんな人間がログイン時間が減るから彼氏は要らないなどとは言わないはずだが」
「プレイ時間が二時間延びると一日にどれだけ多く稼げるだろうなぁ」
「そう言えばシュバイン。君のPCはかなり厳しいスペックだったなぁ・・・・これを好きに使って構わないんだぞ、シュバイン」
「汚い流石マスターきたない」
亜子がこう言ってしまうのも当然でしょうw
「(ネトゲ部で一緒にプレイして)ゲームのキャラクターと中の人が同時に存在しているのが、亜子にゲームとリアルの違いを感じさせるには最高の状況だろう」
「んー、何も変わらないと思いますよ」
「いーや! 俺は情けない奴だ。お前の夢見がちな幻想を粉々にぶち壊す!」
「その台詞だけで冷めそうなもんだけど」
そしてこんなことを言いつつ、騒がしくも楽しいネトゲ部の活動が始まるのでしたw
といったところで、
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? 第3話 「ネトゲとリアルは違うと思った?」
に続きますw
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