【マクロスΔ 3話】印象的な演出の数々を解説してみる!【感想・考察】


マクロスΔ 3話「旋風ドッグファイト」
アニメ公式サイト様

冒頭は前回の続き、ミラージュが「私の機体に触るな!」とハヤテに食ってかかります。

「ドンパチしたい訳じゃない。俺は空を飛びたいだけだ」

と答えるハヤテを複座式のバルキリーに乗せ、早速空のランデヴーに飛び立つミラージュw

まだ素人のハヤテはその過酷な操縦に、基地に戻るとオロロとなってしまいます。

ところがデルタ小隊長・アラドは、そんなミラージュを一方的にハヤテの訓練教官に任命すると、基地に戻って行きました。

「俺は・・・・絶対・・・・空を・・・・」

一方、呻くようにその決意を口にしながらミラージュに近づくハヤテ。そしてミラージュが逃げる間もなくまたオロロと戻し、基地にミラージュの悲鳴が響き渡るのでしたw

オロロとみっともない姿を見せるのは、ハヤテがいずれ(規律の中、部隊で上手く連携が取れず?)愚痴や弱音などをミラージュに漏らす暗示です。

なので、いきなり空のランデヴーを済ませるしミラージュが意外に積極的でした・・・・暗示的にはw

●夜の町でデートw

OP明けて、

「ひひ、うひひひ。落ちる落ちるバカにして、まだおるんならハヤテに見せつけてやるんにぃ」

と一人でニヤけるフレイアがデレデレ可愛いw

そんなところにハヤテやカナメ達もやってきて、みんなで晩御飯に行くことになります。

「はぁ〜、これからこの町で暮らしていくんよねぇ」
「まさかこんなことになるとはねぇ」

その途中、こんなことを言いながら、事実上、夜の町をデートするフレイアとハヤテw

●みんなの住居

そして一行は、デルタ小隊の男子寮を兼ねるラグニャンニャンという店にやって来ました。

しかし、ちょうど店の料理を奪って逃げる野良・半魚猫(?)に出くわし、ハヤテが尻餅をつくほど強烈な一撃を食らってしまいます。毒突くハヤテですが、猫はそのまま逃げてします。

また、店にはワルキューレのレイナとマキナも来ていて、一緒に晩御飯を食べると、二人で 同棲している 住んでいる家に帰って行きましたw

一方、フレイアはカナメに連れられ女子寮(?)にやって来ます。そこで、美雲はどこに住んでいるのかわからない、なんて話を聞いていると、ミラージュがお風呂から出てきたりw

●今はまだ・・・・

数日後、ミラージュは飛行実技以外をサボりまくっているハヤテを探し回ります。

するとハヤテは、基地の飛行甲板の上で(飛ぶことをイメージしながら?)踊っていました。しかし、その両手の平は閉じてしまっていて、ハヤテがまだ飛べてないことが暗示されています。
(OP冒頭のハヤテの手の平は、飛行機の翼のように親指と小指が大きく開いています)

なのでその後の飛行実技も上手くいかず、

「どう、これでわかった? このゲロ男」

と、ミラージュに罵られても反論できないハヤテ。

●行きたいところに!

なのに、ハヤテは相変わらず飛行実技以外の講習をサボり、あの半魚猫を追いかける生活を続けていました。

でも、チャックの兄弟と一緒に海の中まで追いかけてみても、やはり半魚猫を捕まえることはできません。

なのに、海の中のシーンの最後、ハヤテはとても楽しそうな顔をしています。何となくなのか、確信があったのか、とにかくハヤテはそこに答えがあるとわかっていたから。

「そりゃそうだよ。何処かじゃなくて、行きたいとこに行かんきゃね!」

それはきっと1話でフレイアが教えてくれたことだから・・・・。

●明と暗

一方その頃、ミラージュはハヤテを探し、エレベーターの中でイライラしていました。忙しなく変わるエレベーターの階数表示に、そんなミラージュの心が演出されています。

そして夕方、ミラージュがチャック・マスタングとハヤテが話す浜辺にやって来ます。早々に退散するチャックに「汚ねー」と愚痴るハヤテ。

ミラージュは、戦う覚悟ないなら隊を出て行けとハヤテに言います。

「あんた、それで飛んでて楽しいのか?」
「楽しい? 私は戦士。守るために飛ぶ、それだけです」
「ふーん、そっか。わかったよ」

そしてこんな会話が交わされますが、この時、逆光の影に沈む二人と、夕日に染まる二人が交互に映され、非常に対照的な演出になっています。

真っ暗なのは、義務で仕事をしている彩りのないミラージュの視点。輝いているのは上記のように「行きたいとこ」が見つかり、色づいた世界で飛ぼうとしているハヤテの視点。

だから、二人が逆光に沈んでいるカットでも、「ハヤテの奥=心の中」には夕日に煌く海面があって、まだ飛べなくてもハヤテの心が煌いている、ミラージュもそんなハヤテの眩しさに気づき始めていることが演出されていました。

また、凪いだ海のような心、といった言葉があるように、「海≒水」は心を強く連想させるものであり、煌く海面が効果的にその役目を果たしていました。

「あんた、それで飛んでて楽しいのか?」

因みに、これはハヤテの台詞で、ハヤテがこう言う時二人が逆光の影に沈んでいます。だから、ハヤテの見ている世界が真っ暗な演出に見えるかもしれません。

でも、話すハヤテと視聴者の間にちゃんとミラージュが入っています。

なので、このカットの主役は話すハヤテではなく、ハヤテの話を聞くミラージュであり、その他のカットも同様です。
(画(え)的にもミラージュ(の背後霊)視点ですしw)

この一連のシーンの最後で、逆光の影に沈み、輝く海面に背を向け一人「くっ」と呻くのはミラージュなので、こう解釈した方が自然だと思います。

●会うとすぐ・・・・w

そんなハヤテに苛立ったミラージュは、最終試験として自分がハヤテと戦いたいと隊長のアラドに申し出ます。

一方フレイアも練習だと上手く歌うことができません。

だからフレイアは、夕暮れの町で偶然ハヤテを見かけると、ヘコんでいるのを隠し嬉しそうに話しかけます。

「初めて空を飛んだ時、お前の歌が聞こえて、風が吹いて。・・・・すげー、気持ち良かった」

そこでハヤテにこう言われると、頬が茜に染まり、ついつい顔がニヤけてしまいます。そしてそんなフレイアの顔を見たハヤテは

「お前笑うと気持ち悪いよな」
「な!?(中略)あんたが試験に落ちるところを思い浮かべてたんよ」
「絶対落ちねぇ」

すーぐこんな風に二人でイチャつきますw

一方フレイアは憎まれ口を叩きながらも、防波堤の上で嬉しそうにくるっと回ります。1話では同じく夕方、路地上の梁で

「私は好きな歌を歌いたい。一分でも一秒でも長く。だから絶対、帰らない!」

と回ろうとして落ちてしまったけれど、今はその歌を届けたい相手が見つかったから・・・・。

●やっぱり二人でないと!w

そんなこんなで、最終試験が始まります。

でも、フレイアは相変わらず練習で上手く歌うことができません。そこで美雲はフレイアにハヤテの試験風景を見せました。

するとハヤテも無理な操縦で墜落しかけていて、フレイアはいよいよ心を乱してしまいます。

「彼は今自分の戦場で戦っている・・・・フレイア・ヴィオン。貴方の戦場は、どこなの?」
「えっ、私の戦場?・・・・そうか、ハヤテも今戦って・・・・」

しかし美雲の言葉に、ルンがフレイア達を導くように光り始め、フレイアはその灯火に歌を、思いをくべていきます。

「フレイア・・・・っ!」

その歌は、灯火が巻き上げた風は、ハヤテにまで届き、海面に激突する寸前、ハヤテは機体を立て直します。

それを見て「飛び交う無数の感覚の中で」と歌いながら右手の親指と小指を一杯に広げ、ハヤテと一緒に空を飛ぶフレイア。

そしてハヤテも、半魚猫の動きをヒントにしたウミネコターンでミラージュから一本奪うのでしたw

2話感想でも、

「(ハヤテとフレイア)二人とも素で、命懸けで飛べるだけの力を持っていました。だから、それを先達であるアラドや美雲に見い出して貰っただけ=恋愛要素が絡んでなくてちょっと寂しい感じですw」

と書いていましたが、やっぱりピンク色の脳細胞を持つ者としては、二人が一緒に飛んだ今回の方が断然良かったと思います!w

まあ、素質はあっても(その期待込みで入隊はできても)、今はまだ二人で力を合わせないと・・・・って感じですねw

・・・・あと、微妙に、フレイアが『戦場』という言葉に反応した、戦場でないと歌えない、まさにワルキューレ(戦乙女)な感じが、そこはかとなくしなくもないのですが、とりあえず今はスルーな感じでw

●ミラージュルートも進行中w

その後、基地の飛行甲板に着陸したバルキリーの中に引きこもるミラージュw

しかし、そのキャノピーをしつこく叩く者がいて、ミラージュは苛立たし気に叫んでしまいます。

「五月蠅い!」
「悪かったよ。あんたの言う通り飛べるだけじゃダメみたいだ。でもやっぱりドンパチは好きじゃないから、俺なりにやらせて貰う。明日からまたよろしくな、ミラージュ教官!」

透明でも確かに内外を区切る透明な壁≒心の壁の中に閉じこもっていたミラージュに、ペイント弾でそれを見え易くしてくれたハヤテが、ミラージュの心の扉をノックするようにキャノピーを叩きながら、こう話していきました。

フレイアとの進展具合には比べるべくもないですが、こっちルートも着実に進めるハヤテがΔを背負う主人公の仕事をしてましたw

といったところで、

マクロスΔ 4話「衝撃デビューステージ」

に続きますw
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2016年04月20日 23:05 by 元会長
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