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さて、綾斗が自力で封印の第二段階を破りパワーアップを果たしました。その過程で"シキ"と呼ばれる境地に至り、双子の妹・黎沈華や設置呪符のステルスを見破れるようになった綾斗。
このタイミングでそんな技を覚えたのは、今まで恵まれた才能にかまけて周囲を見られていなかった綾斗が、周囲を見られるようになった暗示です。
ユリスは綾斗の力になりたいと、綾斗が頼ってくれるほどのパートナーになりたいと、ずっと鍛錬を続けてきました。
でも、当の綾斗が口ではパートナーだと言いながら、本当に何かを任せてくれることはありませんでした。ユリスに頼るより、封印のせいで戦闘不能になりかけてでも綾斗の力でなんとし続けてきました。
しかし、今回の冒頭、綾斗は
「少しだけ時間を稼いでくれないか」
と、戦いの全てをユリスに託しました。周囲に、ユリスに目を向けられるようになり、その思いを受け取ってくれた、ユリスを頼ってくれたのです。
ユリスが数舜、嬉しさと驚きに震える瞳で綾斗を見つめてしまっても、仕方のないことでしょうw
●遥の思い
また、遥が"シキ"について教えてくれたのも、かつて綾斗が紗夜を頼って二人で戦った時でした。
「人間、視野が狭くなると息詰まっちゃうから。色々なものを色々な面から見ることが大事なんだよ」
綾斗がいずれこの言葉を思い出した時、紗夜を頼った気持ちも一緒に思い出し、答えに辿り着いて欲しい、遥のそんな気持ちが窺えます。
●控室で
そんなこんなで、双子の兄が顔芸をやっている内に、綾斗達が勝利で試合を終わらせましたw
試合後、控室でフローラがユリスの胸に顔を埋め、その勝利を祝いますw
更に、クローディアも次回予告から飛び出して(笑)、準決勝に備え英気を養ってもらう(意味深)と、綾斗を自分の部屋に誘いますw
「勝手なことをするな。綾斗は私と明日の作戦会議をするのだ」
綾斗の手を掴み抗議するユリス。そんな風にイチャつく三人を、フローラが無邪気な瞳で見つめていましたw
●紗夜と綺凛
同じ頃、紗夜はかつて綾斗から貰った「ねがい事チケット」を見つめていました。
「今日の勝利をお願いしていたのですか?」
「違う。これはただのお守り。今日の勝利は、あくまで私達の力で掴むもの」
尋ねる綺凛に、紗夜はこう答えます。
紗夜の目的は勝利ではなく、父親の銃の有用性を証明することだから。
「綺凛・・・・ありがとう。ここまで来られたのは、綺凛の力があってこそ。感謝する」
「そ、そんな、止めて下さい。お礼を言いたいのは私の方です。もう少しで父を助けたいという、私の望みが叶うんですから」
そして机を挟んで直交する席に座りながら、二人はこんな会話を交わします。
二人は別々に自分の目的のことしか考えてなくて、互いにパートナーになって貰っている、そんな感じです。
綾斗はユリスの願いのために、ユリスも綾斗が願いをどうするか気にかけていて、「優勝する=願いを叶えるため」に二人で力を合わせいます。
前半の綾斗達の戦いを見た後なら余計に、紗夜と綺凛の遠慮、連携不足を感じずにはいられません。
別に百合的な意味でなくても、手を取り合ってとか、隣り合わせに座ってとか、もっと親密さが欲しいな〜みたいな・・・・勿論、百合的な意味でも構いませんけどw
だから、試合になっても、二人が連携することはなく、一対一の戦いが二組できるだけでした。まあ、それは相手も同様なのですが・・・・。
●銃・・・・?w
あと、紗夜がいよいよ本気の武装を見せますが「四十一式煌型粒子双砲ヴァルデンホルト」って、もう銃というよりパワードスーツでした・・・・w
まあ、紗夜が薄着になるのでむしろ素晴らしかったですけどw
そして最後に、
学戦都市アスタリスク 2nd SEASON 第17話「悪辣の繰り糸」
に続きますw
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