【アニメ公式サイト様/ニコニコチャンネル様】
さて、冒頭、太陽を背負い眩しくそびえるビルが映されました。そのビルを見上げる視点がどんどん下がり、薄暗い再開発エリアの路地裏が映されます。
そんな場所で、沙々宮 紗夜と刀藤 綺凛は、フローラを探し続けていました。
太陽(とそれへ続くようなビル)はカミラへの勝利(紗夜)、フェニクスの優勝(綺凛)といった二人の目指していた夢の暗示です。
でも準決勝で敗れてしまい、二人が薄暗い路地裏に落ちてしまったような心境になっていることが演出されています。
勿論、太陽(フローラの救出)を目指しているのに、薄暗い路地裏を彷徨っている(何の手がかりもない)という状況の演出でもありましたが・・・・。
ここで綺凛が準決勝で痛めた足の傷にふらつき、紗夜がその体を支えます。刑務所に囚われる父の救出が遠のき、深手を負った綺凛の心が演出されていました。
(紗夜の方は負けても父の苦境が続いたりはしないので、綺凛のダメージの方が大きかったのだと思います)
なので、ここの暗示通り、紗夜がそれを支えイチャイチャする展開が来ると信じてますw
●準決勝
OP明けて、綾斗達の準決勝が始まります。しかし、その相手がまさかの野郎二人組で、噛ませ確定の消化試合でしたw
ユリスだけはスカートの鉄壁具合を楽しむことができますが、それ以外は某ソードマスター的に一分くらいで流しても良かったのではないのでしょうか?w
まあ、そんなフラストレーションをよく思い出しておいて下さい、記事の最後の方ででこのことに触れるのでw
●寂れたビルの屋上で
試合後、紗夜と綺凛が寂れたビルの屋上で捜索状況をまとめていると、綾斗から通信が入ります。互いの状況を報告し、綾斗達の勝利に喜ぶ二人。
でも同時に、自分達が負けたのだという実感が込み上げて、通信を終えた紗夜は
「・・・・悔しいの・・・・」
と綺凛に漏らしてしまいます。その言葉に綺凛の目にも抑えていた思いが滲みます。
人の気配が全くない、寂れた街の寂れたビルの屋上が、二人の喪失感を演出していました。
「・・・・行こう。今の私達にできることはまだある」
「はい」
でも、紗夜は手で涙を拭い、綺凛と一緒に夕暮れの街へ駆け出します。心に絡みつく黄昏の闇を振り払うように。
●イレーネとデートw
Bパート、綾斗達の控室に夜吹 英士郎がやって来て、英士郎もフローラの捜索を手伝ってくれることになります。
「そうか・・・・。ユリス、俺もちょっと別のラインを当たってみたいんだけど」
「別のラインだと・・・・。構わんが、聞くだけ無駄だと思うぞ」
その流れで綾斗はまだ頼れる相手がいることに気づき、イレーネにも協力を頼みます。16話感想で書いたように、ユリスと紗夜が他人に頼ることを教えてくれたから。
まあ、当のユリスは、綾斗がイレーネと話そうとしているのを察しても、相変わらずイレーネを信用していませんでしたけどw
そんな訳で、綾斗は変装し、いかがわしい夜の街の怪しい喫茶店(バー?)で、イレーネと夜のデートを楽しみますw 流石、こんな時でもルート進行を怠らない主人公の鑑ですねw
そしてイレーネの話から、綾斗は再開発エリアではなくロートリヒト(商業エリア?)を捜索することにするのですが・・・・。
●新ヒロイン登場!
間にカミラとエルネスタ、アルディ、リムシィの話を挟んで、ロートリヒトで聞き込みをしまくった綾斗は、黒服のお兄さん達に追い回されますw
準決勝の野郎チームといい誰得の展開が続きフラストレーションが随分溜まったのではないでしょうかw
しかし! そんなところで、
「ねぇ君。・・・・もしかして追われてる? 困ってるなら助けてあげようか?」
と、街に滲むネオンすらスポットライトに変える、シルヴィア・リューネハイムが満を持して物語のステージに上がります!w
(EDクレジットより、多分そのはずw)
準決勝がむさい野郎チームだったのも、黒服のモブが追い打ちをかけたのも、全てはその先のご褒美、シルヴィアの登場を盛り上げる演出だったのです!w
(お腹が空いた時に食べるご飯はより美味しい!、みたいなw)
なので、こんな時にイレーネとの浮気だけでなく、新ヒロインにまで手を広げ(ることになっ)た綾斗が、主人公に相応しい運命力を見せつけていましたw
といったところで、
学戦都市アスタリスク 2nd SEASON 第19話「戦律」
に続きますw
スポンサード リンク
スポンサード リンク
【学戦都市アスタリスクの最新記事】