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冒頭、「闇夜に不気味なほど明々と輝く猿楽製薬の本社ビルの上層=闇の奇獣ビジネスに歪(いびつ)な科学の明かりで挑んでいる猿楽製薬(≒本間)」が映されました。
これは6話にもあった演出で、今回は6話を受けその続きが描かれています。
よって、6話感想で書いた通り、6話のサブタイトル「失明」を受けていたのは本間でした。
「醜い・・・・私欲に溺れ目的を"見失う"とは、貴様の品位は奇獣にも劣る」
木村のこの台詞からも、そのことが窺えます。
だから今回、奇獣ビジネスに目が眩み、5話の甲斐博士や6話の秋良の恨みを買ったことに気づけない、周囲を見る目を失明していた本間は、奇獣になってしまいました。
●秋良、再びw
ただ、まさかの再登場を果たした秋良ですが(笑)、今後(奇獣化し逃げ延びた本間に)殺されるようなことになれば、娘の禍根に囚われた秋良にも6話サブタイトル「失明」がかかっていた、ということになるかもしれません。
●猿楽本社の明かり
そんなこんなで、本間をハメた木村と甲斐博士とあからさまに怪しい警備員(笑)は、ヘリコプターで「猿楽の支社(猿楽本社から距離を置いている、木村一派の暗示)」に向かいます。
この時、ヘリの背景に映される猿楽本社の明かりが半分くらい消えていました。本間が失脚し、奇獣ビジネスに目が眩んだ勢力の勢いが半減したこと、しかし、本間は奇獣となって逃げ延びてまだ力を残していることが演出されていました。
といった風に綺麗に繋がるので、6話の解釈も合ってたのかな〜と思ってみたりw
●木村が番場を匿った理由
その後、ヘリの中で木村が怪しい警備員に
「もう、大丈夫ですよ」
と声をかけると、その中身はやっぱり番場先生でしたw
「ひとまず支社に移動しましょう。そこから状況確認を」
「木村・・・・奴の居場所、心当たりがある」
更に木村と番場はこんな会話を交わし、8話の夢に見た井戸(?)行くのかな〜? と思ったり思わなかったり。
番場の方から(木村を信用して)影鰐のことを話しましたし、上記の台詞
「醜い・・・・私欲に溺れ目的を見失うとは、貴様の品位は奇獣にも劣る」
からも、木村が何かしらの信念で研究をしていることが窺えます。
だから、5話感想でも書きましたが、
『木村が番場を「先生」と呼び、結構拘っているのは、同じ科学者として通じるところがあったから』
で、今回番場を匿ったのもそんな思いからなのだと思います。
といったところで、
影鰐-KAGEWANI-承 10話「」
に続きますw
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