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さて、一期のまとめ記事で書いたように、有頂天家族は「タヌキ・天狗(・人間)」の生き方を描き、タヌキや天狗と比べて自分(読者)の生き方はどうだろう? と考えることができる物語だと僕は思っています。
ただ、タイトルの「有頂天家族」にもあるように、作中では主に(タヌキや天狗の)家族模様が描かれます。
なので、家族について色々と考える切っかけになるのですが、それを掘り下げるのは色んな意味で大変です。
(例えば、各家庭の状況は様々であり、作中の出来事をどう捉えるかも千差万別でしょう)
だから、一期のまとめ記事では、タヌキと人類の立場が逆だったら、某・進撃の巨人のように人類は血みどろの戦争をしかけるだろう、果たしてそれが戦いを避けるタヌキたちより幸せな生き方なのだろうか? なんてことが考えられると挙げていました。
勿論、そんなことも考えられる懐の深い作品だとは思いますが・・・・、まずはタヌキや天狗と比べて、自分と家族の状況を省みる、ってのが最初にあるんじゃないかな〜と思っています。
ただ、上記したようにそこら辺は色んな意味で書くのが大変なので、僕が具体例として挙げることはないと思いますけどw
矢三郎が二期1話のアバンで
「他にどういう生き方があったろう。阿呆の道より他に、我を活かす道なし」
と独白したように、一期ではそんなタヌキの阿呆の道が描かれていました。
よって、二期では二代目を通して、天狗が自分を活かすにはどんな生き方をすればいいのか? ってことが描かれるのかなと、今のところは思っています。
●二代目はツンデレ
すると二代目は、赤玉のボロアパートを訪ねた時、襖の端からはみ出した赤玉の服に気づいたはずです。
でも、敢えて気づかないフリをした、つまり赤玉と争うために帰ってきた訳ではない・・・・、はず、ですw
更に、自分は天狗ではないなんて言っているので、赤玉に認められるだけの力をつけそれを見せにきた訳でもない。
・・・・ただ、魔王杉の事件で赤玉が落ちぶれたことを聞き、心配で様子を見に帰ってきた、のかなと思ったり思わなかったり・・・・。
なのにあの態度なのだから、天狗はホントにツンデレですねw
●赤玉も当然ツンデレw
あと、赤玉も二百年前の回想(?)シーンで、二代目に勝ったのにとても苦々しい顔をしていました。
本当は息子と争いたくなかった、でも、天狗としては我を通すしかなく・・・・みたいな感じなのかな〜、と思ってますが・・・・。
だから、今回のラストで矢三郎が
「天地間で偉いのはただ一人我ばかり。それが天狗というものだ」
と独白していましたが、でも本当はツンデレなだけの(?)天狗親子が、どんな生き方を見い出していくのか? なんて思ったところで、
有頂天家族2 第2話「幻術師 天満屋」
に続きますw
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