【有頂天家族13話】弁天「もうお家へ帰りましょう…」の本当の意味【感想】


有頂天家族 第13話「有頂天家族」

●弁天も有頂天家族の一員

 遂にやってきた最終回!今回一番株を上げたのは弁天ではないでしょうか?12話レビューでは人間の悪の部分の担い手として弁天がいると書きましたが、もっと重要な事を忘れていました。それは1話レビューで書いたように弁天も有頂天「家族」の一員だという事。

 冷酷で計算高く、独善的な価値観に含まれないものは容赦なく切り捨てる、そんな人間。
でも、そんな人間(=弁天)でも、いい加減が故に大らかな狸や、一方的に理不尽な故に寛大な天狗と家族になる事ができる、そんな生き方ができる。..

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2013年09月30日 20:37 by 元会長 | Comment(8) | TrackBack(0) |
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【有頂天家族12話】矢二郎と満月。矢三郎を羨む弁天【感想】


有頂天家族 第12話「偽叡山電車」

●矢四郎と矢二郎の溝。夜と雨と川と橋

 冒頭は雨で増水した夜の川からはじまる。そして雨の中独りで、そこに架かる橋を渡ろうとする矢四郎。矢三郎を助ける為に竹林亭に急いでいる。しかし、橋の中ほどで雷が鳴りその場に座り込んでしまう。

 夜の闇は、夷川のせいでお先真っ暗な状況の表れ。そして雨の雫が涙のように矢四郎から流れ落ち、我慢してはいるけど心の中では泣いている矢四郎の気持ちが良く表れている。そんな中、矢四郎が思い浮かべたのは、金閣・銀閣がバカにした矢二郎の事。

 川は渡りにくい隔たり、それが..

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2013年09月23日 14:54 by 元会長 | TrackBack(0) |
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【有頂天家族11話】弁天は天狗でなく人間。「そうさん」とは誰?【感想レビュー】


有頂天家族 第11話「捲土重来」

●橋は繋がり

 冒頭の矢三郎の独白の最初に、石橋に集まる狸・兄弟達が映る。総一郎を死なせてしまったと落ち込む矢二郎をみんなが心配し集まっている。橋は繋がり、絆の表れ。

「てんでバラバラの兄弟を繋ぎ止めているのは、海よりも深い母の愛と、偉大なる父とのさよならである。1つの大きなさよならが、残された者達を繋ぐ事もある」

8話の矢三郎の独白にあった通り、総一郎の死により繋がりを深めた兄弟達の演出。

●雨は涙

 前回に引き続き、夷川に囲まれていた矢三郎。しかし、そこに弁天が表れ矢三郎を連れ出してしまう..

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2013年09月16日 14:36 by 元会長 | Comment(2) | TrackBack(0) |
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【有頂天家族10話】弁天は悪?淀川と総一郎の野生の生死観【感想レビュー】


有頂天家族 第10話「夷川早雲の暗躍」

●弁天は悪?

 冒頭、塔の上で風に吹かれる弁天。人々の暮らす地上から離れた塔の上が示すのは孤独。風に揺られる髪は同様に揺れる心の演出・・・・迷いを振り切り完全な悪役になるにしても、迷いがあって善悪の中間になるにしても、ちょっともう萌えられないな・・・・と考えたところで、問題にぶつかってしまった。それは

弁天は悪だろうか?

 総一郎は狸。1般的に人間が狸を食べても悪人にはならない。牛でも鶏でも狸でも、人間が生きる為に食べるのは仕方ない・・・・でもそんな傲慢な基準の人間が善悪を語れるのか..

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2013年09月09日 22:43 by 元会長 | TrackBack(0) |
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【有頂天家族9話】海星は矢二郎が好き?【感想レビュー】


有頂天家族 第09話「夷川の娘・海星」

●矢二郎が蛙に化けた理由

「因みに、従兄妹の海星という、狸らしからぬ変てこな名前は父が考えたものだ」

 冒頭の矢三郎の独白の最後。海星の名前の意味・・・・下鴨家が下川とか川鴨だったら、夷川と繋がる海。その星なんだけど・・・・でも矢二郎が蛙になった(篭る場所を井戸にした)理由は思い付いた。

「何せ井の中の蛙ですから、大海を知らんのですから」
「蛙でなければ俺は何に化けていたろう?イモリ?サンショウウオ?いずれにしても井戸に篭ったろうなぁ」

 これは2話と7話の矢二郎の台詞。1般的な井戸の意..

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2013年09月02日 23:14 by 元会長 | Comment(2) | TrackBack(0) |
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