【<物語>シリーズ セカンドシーズン19話 鬼物語3話】余接は「暗闇」の事を知ってて暦を誘導してる?【感想】


鬼物語 第忍話『しのぶタイム其の參』

●(器が)ちっちゃくないよ!

 冒頭、暦と忍が話すシーンでまず気になるのは、奥に光る紫の光。光源から横に伸び画面を横切るその光の意味・・・・やっぱりこれは誰かの心・状態を表す演出・・・・に見える。

 よってこの紫の光は、廊下の余接を警戒している忍の演出。そう言えるのは

「暗闇の正体は最終的にわからずじまいという事なんだな?」

暦がこう言う時に暦の奥の廊下側に焦点(光源)があったり、

「ふん、ワシを後期高齢者と面と向かってまだ呼ぶ度胸が残っておったとは意外じゃったぞ、憑藻神娘」

喧嘩を売ってき..

<続きを見る・・・・>
2013年11月15日 23:54 by 元会長 | TrackBack(0) |
カテゴリに移動する| 物語シリーズ |

【<物語>シリーズ セカンドシーズン18話 鬼物語2話】暗闇の話?残念!忍の元彼の話でした!(笑)【感想】


鬼物語 第忍話『しのぶタイム其の貳』

●昔の事だと実感できる演出

 今回は半分くらいのシーンが、昔の絵巻物を見ていく感じで進んでいく。何枚もの絵を捲っていく紙芝居ではなく、長い絵巻を右から左にどんどん広げていく感じ。それに合わせて、ツヤを抑えた色彩と、少しザラつく和紙風の質感になっていて、絵巻っぽい絵柄になっている。これらにより"絵巻物=昔のもの"が連想され、忍の話が遥か昔の事なのだと画面から感じる事ができる。

 また動くアニメでなく、スクロールする絵巻は、実際には知らない、体験を伴わない知識だけの情報を聞いている暦の状..

<続きを見る・・・・>
2013年11月08日 22:35 by 元会長 | TrackBack(0) |
カテゴリに移動する| 物語シリーズ |

【<物語>シリーズ セカンドシーズン17話 鬼物語1話】信じて!忍が出て来易い様に、カサカサと真宵に迫った暦【感想】


鬼物語 第忍話『しのぶタイム其の壹』

●案外扇は良い子だったり?

「胸にすとんと落ちるものである」

 冒頭は暦の独白。この台詞に合わせて忍の断崖胸を映すとか悪意があり過ぎる(笑)。

 そして薄暗い黄昏の学校を、ふわふわと半ば幽霊のように走っていく扇。

「でもだからこそ、そんな事を言い出すべきなのですよ、誰かが。例えば私が言い出すべきなのです。世の中というのはどんな危険な場所なのか」

明らかに怪しいんだけど・・・・扇を見ると、この7話(傾物語1話)の扇の台詞が浮かんでくる。

 敢えて汚れ役を被ってでも、致命的な破滅が起きる前に"危..

<続きを見る・・・・>
2013年11月01日 23:24 by 元会長 | TrackBack(1) |
カテゴリに移動する| 物語シリーズ |

【<物語>シリーズ セカンドシーズン16話 総集編V】今までの時系列のまとめと、カットシーンの補足【感想】


<物語>シリーズ セカンドシーズン『総集編V』

●時系列のまとめ

 セカンドシーズンから見てる方は、時系列が飛んでわかりにくい気がしたのでまとめておきます。暦、高校3年の

・GW
猫物語(黒)。翼が障り猫に取り憑かれる。メメと暦と忍により猫は一旦消える。
・5月8日
化物語(以下、6月14日までずっと)。暦とひたぎが出会う。同日の夕方、2人はメメのところを訪れ、そこでメメがハートアンダーブレードを忍野忍と名付けた事を告げる。同日夜、メメが蟹を呼び出し、ひたぎに体重が戻る。
・5月14日
母の日に暦と真宵が出会う。そして暦とひたぎで..

<続きを見る・・・・>
2013年10月25日 22:32 by 元会長 | TrackBack(0) |
カテゴリに移動する| 物語シリーズ |

【<物語>シリーズ セカンドシーズン15話 囮物語4話】考察!撫子はどれだけ駄目な子なのか【感想】


囮物語 第乱話『なでこメドゥーサ其ノ肆』

●現実世界でなく妄想世界に生きる撫子

 今回まず気になるのは、撫子の二人称。暦だけ"暦お兄ちゃん"で、他はみんな"さん"付け。

「なんで?なんで"忍さん"は助けるの、暦お兄ちゃん?・・・・撫子の事は助けてくれなかったのに!」
「もしも・・・・もしも違う形で出会っていれば、撫子と"戦場ヶ原さん"は友達になれたかもしれないね」

 片思いの相手・暦と一心同体で常にその隣にいる忍や、その恋人・ひたぎ。暦との恋を阻む憎い相手、殺そうとまでしている相手に"さん"付けは異様。12話レビューで書いた..

<続きを見る・・・・>
2013年10月18日 21:41 by 元会長 | TrackBack(2) |
カテゴリに移動する| 物語シリーズ |
スポンサード リンク